姿勢と動きがF6(フォーム6。左回旋型)という、全体的に左に捻れたかたちになっていました。
立った姿勢で右に捻ろうとしても、左への2分の1くらいしか捻ることができません。
F6に対しての施術を進めるにつれて、もうひとつ目立つことが見つかりました。
背中、足、首、腕など、どこを触らせていただいても、皮膚がゆるいような、皮膚と筋肉の間に水がたまっているような感じを受けるのです。
F6はもともと汗や尿、月経その他、体から排出されるべきものが「出にくい」タイプの方に多い体型。逆にF5は「出やすい」タイプに分類されます。
「ここ最近、水分を意識して多くとっていませんか?」と伺うと、花粉症対策のため、甜茶(てんちゃ)を毎日たくさん飲んでいるとのこと。
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甜茶自体がいけないわけではありません。とり方が問題で、この女性にとっては、甜茶を含め、水分をとり過ぎることが、体の捻れを強めてしまうのです。
具体的には腎臓が疲れ、腎臓が位置するおへそ位の高さから上半身と下半身が逆に捻れてしまっていました。
さらに上半身は首から上と下とで捻れ、そこから腕に影響が出てきたものと考えられます。
漢方では、水のとり過ぎは「水毒(すいどく)」と言われます。水分を多くとってもよいのは、水を体内でしっかり巡らし、きちんと排出できる人なのです。
特にまだ寒いこの時期、運動をする機会のあまりない人は、汗として排出される水分が少ないことも考え、水やお茶の飲み方を意識してみて下さい。
今回の女性のようなお悩みや、その他原因がよく分からない、特に体から「出る」「出ない」に関連した体調不良解消のきっかけになるかもしれません。
※「F5」「F6」など12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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