痛い箇所を詳しく見せていただくと、5つある腰の骨(腰椎)のうち、上から2番目の腰椎2番が右に捻れていました。
そのかたちからすると、腰椎2番が捻れている方向に沿って体を右に捻ったときには痛くなく、逆の左に捻ると痛くて、動きも制限されることが多いのですが、この方の場合はどちらに捻っても痛いということで、体の中(内臓)からの歪みに、ゴルフでの捻れの刺激が強く作用してしまった、ということが考えられます。
腰椎2番付近からは胃や肝臓他に神経が伸びているので、それら消化器系の内臓疲れがとても影響しやすい箇所なのです。
この方の場合もやはり非常に強い肝臓の疲れが観られ、そのことをお話しすると、週末のゴルフの2,3日前から飲み会が続き、確かに肝臓は疲れていたはず、とのこと。
今日の施術では肝臓調整のみを行うと、立った姿勢で右方向へはスムーズに捻れるようになりました。
左への動きを出す為には腰椎2番も調整したいところですが、2番自体は痛みが激しいので今日は直接触らずに、日を変えて調整させていただくと、左右共に動きのバランスが回復しました。
※内臓と背骨の関係については、こちらも参考になさって下さいね。快風院 症状別体型紹介ページ『骨格矯正』