土曜日のこの日は、なぜか左に捻じりやすくなっていました。何か変わったことがありませんでしたか? と伺うと、「実は昨日の夜から、今朝方まで飲んでいて……」とのこと。
左背中の、胃の裏あたり、脊柱でいうと胸椎5、6、7番の位置(下図参照)が、いつもと違ってパンパンに張っており、ここに引っ張られて、左に捻じりやすくなっている様子。
胃の調整を視野に入れた12種体型「回旋型(内界)」調整により、左右への捻る動きが同じになりました。
均整法では歪みの原因を「体の外から(外界から)」と「体の内から(内界から)」とに分けて調整します。
例えば「スマホ姿勢」「バッグをいつも同じ側の肩にかける」などの習慣は外界からの原因。タバコの吸い過ぎからの肺疲労、食べ過ぎ飲み過ぎによる胃腸や肝臓疲労などは内界からの原因です。
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快風院『均整日記』、おかげさまで今年の4月で10年目に入りました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
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土曜日は、金曜の夜に飲み過ぎたことによる、お酒がらみの施術が多いです。「実は二日酔いで……」と、別の50代男性。
このような場合に、肝臓疲労の反応がよく現れるポイントのひとつ、「太衝(タイショウ)」。足の親指から伸びる肝経ライン上、足の甲にあります(下図参照)。
右の太衝に凝りがあり、軽く押すと「痛いですっ」と。
太衝は肝臓の調子を整えるツボでもあり、これを左と右、同じ状態にすれば、肝臓疲労も解消に向かいます。
ちなみに、肝臓疲労が浅いうちは左の太衝に凝りや圧痛が現れ、慢性化するにつれ、右に移ります。
このようなことを施術中にお話ししつつ、「左右型」内界調整。右太衝を左と同じ手触りにさせていただきました。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
◆◆◆11月24日開催「モデル施術」担当のお知らせ◆◆◆◆
「均整法研修センター」研修の一環として、お客様をお招きし、モデル施術を担当しています。◯料金はセンター規定の3000円。2~3名の研修員がベッドの周りで見学しますが、それが気にならない方であれば、私の院に来院されるよりもお得です。
◯毎月第4月曜日、午前10時30分~午後4時30分(施術終了)。
10月は身体均整師会全国講習会のため研修センターは臨時休業、モデル施術は11月24日に開催致します。
◯私の施術を初めて受ける方を対象とします。
◯2回目以降もセンターでの施術をご希望の場合は、私の指導のもと、研修員が施術を担当します。
現在、均整法学園に通っている学生さん達や、卒業生のみなさんも歓迎します☆
(一人が施術を受け、他の方が見学もOK)
詳しくはセンターではなく、私(快風身体均整院)まで直接、メールかお電話(03-6904-3020)下さいね。
※12種体型についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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