首のつけ根、下頚椎の動きが硬いと、咳が出やすくなります。
均整法では頚椎4番が吸気の中枢、6番が呼気の中枢と考えます。特に頚椎6番の歪みは、風邪でもないのにやたらと咳が出る方にも多い状況。
原因としてはタイトルにも掲げました、スマホ姿勢など、姿勢の悪さ。うつむき加減の頭を支える首は大変なのです。
スマホも含め、パソコン作業などによる指の使いすぎも、下頚椎をこわばらせます。指を担当する神経が下頚椎付近から伸びているからです。
さらに、内臓疲労も影響します。内臓疲労は経絡を通じて、指の動きに影響を与えます。
これらの原因を複合させると、解決が早まります。
今回の男性は下頚椎がガチガチ、指は右手の小指が一番硬く、肝臓と胆のうにコリが見られました。
手の小指には心経、小腸経ラインが通ります。足の親指には肝経、薬指には胆経ラインが。
漢方には「陰陽」という言葉があるように、陽に属する胆経と陰に属する心経をシーソーのような関係と考えます。同じく肝経と小腸経も。
よって、「肝臓・胆のうが整う→心臓・小腸とのシーソー関係が釣り合う→小指の動きが柔らかくなる→小指を通じて下頚椎が整う」と、調整の流れを組み立てることができます。
胆経、肝経を用いて、足の親指と薬指から手の小指に向けて、肝臓、胆のう、そして下頚椎がフワフワになるまで刺激を送り、均整法12種体型「消化器型」調整。
『身体均整法学園 Facebookページ』
快風院『均整日記』、おかげさまで今年の4月で10年目に入りました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
『各地の身体均整院』
『取材・広報』
スマホ姿勢を止(や)めるのは、今の時代、現実的ではないかもしれません。
ただ、頭のすみには置いておき、スマホ姿勢くらいで固まったりしない、しなやかな体づくりを普段から心がけましょう。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。「12種体型」が指標となります(下記「お知らせコーナー」内をご参照下さい)。
病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
【お知らせコーナー】
※「身体均整法学園」来年度入学説明会1月、2月、3月開催のお知らせ1月は本日(24日)開催です。朝10時〜ですので、お近くの方、ぜひ。午後から授業見学もできます。
※2月23日開催、均整法研修センター「施術モデル」募集
※12種体型についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→