立った姿勢で、上体を後ろに反らすと辛い状態です。
「前に曲げると」「左に捻ると」など、一方向だけ辛いのであれば、身体バランスの乱れであることが多いです。
今回の女性は、前やその他は楽でしたので、均整法12種体型「前屈型」調整。
腰ではなく背中の上の方、胸椎5番を中心に、前には‘いい意味で’もう少し曲がらないようにし、その分を後ろに反る動作に振り分けました。
40代男性。目の疲れ。
私です。昨夜(2016年1月22日)の勉強会で、ペアを組んだ先生に「前頭骨」と「上顎骨」(下図参照)を整えていただいたら、とても楽になりました。
このふたつの骨は眼球を上下から挟んで支える構造のため、目の疲れによって歪み→歪むと余計に目が疲れる→より歪む→……と、悪循環におちいるのです。
(※上顎骨は、左右の1対ずつをひとつに組み合わせた図)
さらに、頭を後ろに倒す動作(天井を見上げる動作)で辛かった、首の上のほうもスッキリし、楽に天井を見ることができるようになりました。
『身体均整法学園 Facebookページ』
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この首の辛さは、先の女性と同じく「前屈型」調整でも整います。
頭を後ろに倒しにくければ、腰も後ろに反りにくいなど、同じ方向への動きは離れた場所同士、連動するからです。
先の女性は年末年始の忙しさから、頭の疲れが腰に及んでいた様子でした。
「前屈型」と「後屈型」を合わせて「前後型」と呼びます。
別名は「頭脳型」。胸椎5番からの頭脳型調整が、女性にとっての脳疲労解消調整となり、腰の前後のバランスが回復したのです。
前頭骨の奥には前頭葉が収まっています。前頭骨からの脳疲労解消調整でも、女性の腰の動きは改善したでしょう。
昨夜の私は、前頭骨からの眼精疲労調整によって、目の疲れが腰に及ぶ可能性を、事前に予防していただいたわけです(感謝)。
その場の状況に応じて、どこからでも調整できるのも、均整法の特徴のひとつです。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
※均整法では「前屈型」「後屈型」「左回旋型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪み(外界からの歪み)か、内臓疲労から来た歪み(内界からの歪み)かを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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