40代男性Aさん。施術途中に「あれ? 鼻水が止まった」とのこと。
毎年、秋の花粉に悩まされるそうで、うつ伏せの施術の際、ご持参したハンカチをたたみ、鼻の下に敷かれていました。
何度か施術を受けて下さっている方はお分かりかもしれませんが、うつ伏せでの背中施術を受けた感じ、日によって違うことがあると思います。
たとえば背中の筋肉を頭や足の方向にスーッと引き伸ばされているようなときもあれば、どこかをピンポイントでポンッ、ポンッとはじかれているようなときもあります。
大きく分けると、スーッと引き伸ばす刺激は頭の疲れた方に、ポンッとはじく刺激は内臓疲労の方に用いている場合が多いです。
はじく刺激をうまく用いると、疲れた交感神経を元気づけることができます。
冒頭の「鼻水」は、副交感神経が働きすぎるとよく出ます。交感神経が元気になるとシーソーのように副交感神経がしずまるのです。
快風院『均整日記』、おかげさまで12年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが2年前に立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
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ちなみにAさんは胆のうを中心とした内臓疲労でした。
そのAさんと同じく胆のう疲労からの肩こり、30代女性Bさん。以前いらしたときはそんなご様子はありませんでした。
近況を伺うと、海外赴任中とのこと。休暇で帰国されているときにご来院下さったのでした。
日本にいるときと食事の内容がずいぶんと変わったそうです。全般に油っこい料理が多いとのこと。それで合点がいきました。
前回いらしたときの「スーッ」刺激よりも、「ポンッ」刺激が多めの施術となりました。
全ての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。
※均整法では「頭脳型」「消化器型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、脳疲労や内臓疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。
快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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