仕事、勉強などでの頭の使い過ぎ、寝不足の方によく見られます。こういうときには、足の長さも左右で極端に違っていることが多いです。
例えば腰痛で来院された50代男性。左腰が硬く、左足が短くなっていました。こういうとき、すぐにでも骨盤や背骨を整えていきたくなりますが、あせらずに全体を観察します。
その流れの中で、頭を持たせていただいたときにずっしり重たい場合には、まず頭の調整、例えば頭と首の連結部分(頚椎の1番や2番)を整えるとスッと軽くなり、ついでに足の長さもそろってしまうことがよくあります。
どういうことかというと、頭に血が集まりすぎた状態なのです。よく使うところには、血液が集まります。それが滞ってしまっていますから、頚椎を整えることで、頭と心臓をつなぐ首の渋滞を解消するのです。
「今日の私の身体はどうでしたか?歪んでいましたか?」とよく訊かれます。
歪みというと、背骨や骨盤の歪みをイメージしがちですが、このように、酷使している場所が重たかったり、逆に軽すぎるように感じる状態も‘歪み’のひとつとして、施術の際にはご説明させていただいています。
※こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』