腫れているわけではなく、すねの骨(脛骨〜けいこつ〜)の外側で隣り合っている腓骨(ひこつ)が、脛骨の後ろに回り込んでいくような位置にずれて、ふたつの骨の間が広くなっている様子。(脛骨と腓骨の位置はこちらの骨格図をご参照下さい。)
立った姿勢で、体を左右に捻ってみると右へ捻りやすくなっています。右の腓骨が回り込もうとしている方向と同じですから、まずこの全身の右捻れを整えると、右の腓骨もある程度、もとの位置に収まってきました。
その後で腓骨を微調整すると、足首は左右とも同じ幅に。
『各地の身体均整院』
『身体均整法学園』
大阪校(今秋~2008.10~開講)
東京校(来春~2009.4~開講)
施術中にお話を伺っていると、もともと外反母趾の傾向があるので、靴はなるべく幅の広いものを履くようにしていたけれど、最近買った靴の幅がせまく、特に右の外反母趾の位置に当たって痛いとのこと。
どうやら、それを当たらないように逃がそうとするかたち(ちょっと試していただくと解りますが、足首が外に張り出すようなかたちになってしまいます)が、腓骨をずらしてしまった様子。
せっかく買った靴はもったいないですが、まずはもともとの靴でお過ごしになって、それでも痛みが出るかどうか試してみて下さいとお伝えしました。