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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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カテゴリ:自律神経( 36 )



先日のFacebookへの投稿上2017年11月28日分かかとにできる骨棘の原因を、体の「ねじれ」から探りました。一部引用します。

「足裏からさらに視野を広げて全身を眺めてみると、『骨棘ができるほどの刺激』の大きな原因のひとつに、左右どちらかへのねじれ姿勢が浮かび上がります。

取り組んでいるスポーツや仕事等、様々な背景から体をねじった姿勢を取り続けていると、ねじった体の体重を足裏全体に分散することができなくなります。

たとえば親指のつけ根やかかとなど、足裏のどこか一部を使って、ピンポイントで支えることに。その箇所に強い刺激が、長年に渡り加わってしまうのです。」

では「ねじれ」の原因はいったいなんでしょう? その例を今回はいくつかご紹介します。

腰痛でご来院の40代女性Aさん。施術ベッドの端に座っていただき、上半身を左右に捻ってみると、右にねじりにくくなっていました。

同じく腰痛でご来院の40代女性BさんもAさんと同じ状態。しかしよく見ると、お二人のねじりにくくなっている箇所が違っています。

Aさんは右にねじっていくと、腰椎や骨盤はねじりに合わせて動くのですが、肩甲骨周りが硬いために、右にねじれなくなっていました。

BさんはAさんとは逆に、肩甲骨周りは動きますが、腰から骨盤周りにかけてガッチリ固まったまま動きません。

脊柱や骨盤の前側には、自律神経が張りめぐらされています。たとえば下図の赤丸内は「大内臓神経」、その下の図で首のつけ根の青色で示されているのが「星状神経節(図では向かって右側のみ示していますが、実際には左右にあります)」。


Aさんの肩甲骨周りの硬さは、主にこれらの自律神経(交感神経)の緊張により、体の内側から始まっていました。

さらに左右にある自律神経の緊張感に差ができると、体のねじれや傾きにつながります。

Bさんも同じく内側からの硬さが原因していましたが、いちばん上の図で尾骨付近まで伸びている、骨盤内の自律神経の緊張からでした。

よって、お二人の腰の調整は、いかに交感神経のがんばりすぎを鎮めていくかがポイントとなります。

ちなみに、肩甲骨周りが硬いタイプのねじれはめまいや貧血などに、骨盤周りが硬いタイプは生理痛や生理不順などにつながりやすいです。

別のねじれ例として、同じく腰痛でご来院の50代男性Cさん。見かけはBさんと同じく骨盤周りがガチガチ状態でした。

ただ、Bさんが自律神経から来た骨盤周りの硬さであるのに対して、Cさんは姿勢が原因する、体の外側からの硬さです。

仕事柄、月に何度か車で長距離を運転しなければならず、たまたま愛車を修理に出していて、代車で出張してきたところ、その後調子が悪くなったとのこと。

普段とは違うシートの状態などが影響したのでしょう。

このような場合は、自律神経系よりも、筋肉・骨格系を中心に整えていきます。

打撲が原因するねじれもあります。

50代女性Dさん。テーブルの脚に、うっかりご自身の左足薬指をぶつけてしまったとのこと。

上記の3名の方々と同じく、座った姿勢で右にねじりにくくなっていました。どの箇所でねじりにくいというより、全体的に硬い感じです。

座ったまま、頭のてっぺんの少し後ろ「絡却(ラッキャク)」というツボ付近に出ている反応を消していきます。右側の絡却を使います。


体を左右同じようにねじれるようになりました

快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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均整法学園ブログの私担当の授業では、「二日酔い」の操法として紹介しています。


これからの忘年会シーズンにかかせない操法ですね。

絡却は静脈の流れをよくすると言われており、他にはむくみ解消など、様々に応用範囲が広がります。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。


快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「回旋型(捻れ型)」「左右型」「前後型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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)東京校の来年度受講生募集説明会が始まっています。次回は12月9日(土)開催。その後も月に1回開催しています。私も担当の一人として毎回参加しています。説明会後は授業見学も可能です。下記リンク先より日程をご確認の上、ぜひいらして下さいね(土日コース、平日夜間コースともに、受講希望願書が届き始めました。4月にお会いできることを楽しみにしています)。

「身体均整法学園」東京校説明会日程


昨年度説明会に参加して下さった方々のご感想はこちらです。




2)1月22日開催:均整センター「施術モデル」募集



3)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から2ヶ月、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。


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by naotknet | 2017-12-02 08:14 | 自律神経

先週(2017年7月29日)の記事「足首の調子が悪い人は腕もしびれやすい?」では、体の一部に不調が起きる際、全体の姿勢からどのように一部に負担が集中し、不調につながるかの例を見てきました。


全体の姿勢には、自律神経のバランスの乱れも現れます。


ストレスその他により交感神経ががんばりすぎているとき、その姿の現れやすい箇所が体中にいくつもあり、全体の姿勢にも影響を与えます。


たとえば「おへそ周り」「首のつけ根」「尾骨」など。今日はそのうちのひとつ、「肩甲骨」の位置です。


40代女性Tさん。月に1度ご来院されますので、姿勢の変化があれば、すぐに分かります。


その日はいつもより肩幅があるように見えました。肩甲骨の位置を詳しく観てみると、背中の中心(脊柱)から外側に向かって離れすぎています。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

正しい肩甲骨の位置は、その人の指幅で脊柱から3本といわれています。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』
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Tさんは4本ありました。なぜこのように離れるのでしょう?

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』
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肩甲骨の間にある椎骨、胸椎5〜9番の前側には交感神経のひとつ「大内臓神経」があります(下図の赤丸内)。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


交感神経のがんばっている姿が大内臓神経を通して姿勢に現れると、胸椎5〜9番あたりの背中が後ろに盛り上がってきます。


それに押されるかたちで、肩甲骨は外側に移動します。そのために脊柱からの指幅距離が変わるのです。結果、ねこ背に見える人もいます。


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逆に指幅2本など、肩甲骨が寄ってしまう人もいます。


交感神経は副交感神経とシーソーのようになっていますから、もともと体質的に副交感神経が優位すぎる人や、交感神経が長年がんばりすぎて疲れ果ててしまい、以前は盛り上がっていた大内臓神経部分の背中が、逆にへこんでしまった人に見られます。


ではどうすればいいのでしょうか。均整施術では、肩甲骨の位置を整えることで、肩甲骨を通じて交感神経や副交感神経のバランスをとることができます。


もちろんおへそ周りや尾骨を通じることもできます。


日常生活の中でも、肩甲骨をよく動かしている人は、自律神経のバランスがよいといえます。


「じゃ、腕をよく回したり、背伸びしたりすればいいのでしょうか」とのご質問をいただきます。このようなエクササイズも大切です。


でも、それを日に何度かするだけで、肩甲骨をゆるめて正しい位置に保つことは、なかなか難しいです。


それよりも日常動作の中で、肩甲骨が自然に動くようにするほうが効率的。それには、肩甲骨を使える歩き方を身につけるのが一番です。


手前味噌ですが、昨日発売の拙著『内臓ウォーキング』は、このような意味で、自律神経ウォーキングでもあるのです。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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歩きを通じて、肩甲骨をはじめ、体じゅうのあらゆる箇所から自律神経のバランスを整えることができます。


あなたのこれからの健康の、お役に立てば幸いです。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)



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1)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。8月6日が入学説明会の最終日です。詳しくは下記をご覧下さい。
http://ameblo.jp/kinseihou/entry-12073795518.html


2)9月には旭川校も開講します。こちらもまだ間に合いますので、下記をご参考に、お早めにお申込み下さいね。
http://ameblo.jp/kinseihou/entry-12279117857.html



3)8月28日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集



4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から1ヶ月半、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。

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5)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です

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―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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by naotknet | 2017-08-05 07:46 | 自律神経

「1年を大きく二つに分けたとき、寒い時期から暑い時期に変わる現在、交感神経から副交感神経への切り替わりがうまくいかずに、体調をくずす人が多いです」と、胃痛とギックリ腰を例に、先週のブログでお話ししました。


せっかくの機会なので、他にも例を挙げてみます。


例1)20代女性Cさんと50代男性Dさんは「ギックリ背中」でした。


上半身を左にはほぼ問題なく捻れますが、右に捻ろうとすると、正面をピタッと向いたまま、右にはほとんど動かせません。


右半身に現れた、副交感神経の緊張による硬さにつっかえてしまうのです。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

Cさんは肩甲骨の辺り、Dさんは背中の真ん中辺りで主につっかえてしまいます。


それを確認した上で、やるべきことは、先週もお話ししたとおり、全体の副交感神経の行き過ぎを鎮める調整です。


Cさんは40分ほど、Dさんはご来院からお帰りまで15分で、右にも捻れるようになりました。


当院の施術時間は、ホームページには30分〜40分と記載してあります。


ただし、急場をしのぐ必要がある場合には、余計な手を加えると過剰刺激になることもありますので、今回のDさんのように短時間で終わることもあります。


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例2)副交感神経は腸のアクセルとして働く関係上、この時期、アクセルを踏み込みすぎて、下痢に悩む方も多いです(下図の2参照)。


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「肝臓と整体の情報館」


下痢が1週間ほど続いた50代女性のEさんとFさん。


いつもは左肩上がり姿勢なのに、今回は右肩上がりでした。最初にも登場した下図の、右半身の緊張を表す姿勢のひとつです。


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(c)フリーメディカルイラスト図鑑


調整はCさんDさんと同じく副交感神経の行きすぎを鎮め、右肩が下がってくればよいのです。


例3)交感神経から副交感神経への切り替わりがうまくいかず、副交感神経が行きすぎる場合が多いこの時期、とお話ししてきました。


逆に、切り替わりの不具合から交感神経が行きすぎて、左半身が硬くなる方も中にはいらっしゃいます。


50代女性Gさんがそうでした。左半身の硬さに引っ張られ、寝違えのように、顔を右に向けることが全然できません。なんとか向くには、体ごと右に捻らなければならない状態です。


仰向けの姿勢で、交感神経の反応が現れやすいおへその左側などを押さえつつ、右に顔を向けられるようになるポイントを探しながら施術を進めました。


例4)「いつもは左半身のどこかに不調が出やすいのに、今回は右手首なのです」とご来院の50代男性Hさん。


以前はマラソンに本格的に打ち込んでいらしたのですが、ここ数ヶ月忙しいこともあり、練習量がかなり減ったとのこと。


交感神経ががんばる機会が減り、その分、副交感神経が優位になりすぎている状態に加えて、この時期の影響が上乗せされたようです。


このように、1年を2シーズンに分けての自律神経視点や、他には4シーズンに分けての漢方視点(春は肝、夏は心など)に、最近の日常生活状況を考え合わせると、すべての不調を均整法視点として、かたちや動きに置き換えることができるのです。


医学的視点も合わせて、ぜひ均整法視点をご活用下さいね。

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「『自律神経のバランスを整える』って、具体的にどういうこと?」シリーズ1〜10はこちらからご覧下さい。

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by naotknet | 2017-06-17 07:42 | 自律神経

50代女性Aさん。胃が痛いと思って病院に行ったが、胃には特に異常はないと言われたとのこと。


みぞおちのあたりを触らせていただくと、「ハの字」の左側に凝りがありました。


上体を左に(そして少し前に)捻ってみると分かりますが、ハの字の左が硬くなります。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

胃を圧迫する姿勢なのです。ちなみに右にある肝臓が収まるスペースは、この姿勢により広がります。


余談ではありますが、お酒を飲むときにこの左捻れ姿勢をとっておくと、肝臓がよく働くことができ、悪酔いしません。


逆に右捻れ姿勢をとったまま飲み続けると、肝臓を圧迫して働きを抑えこみ、二日酔いの恐れがあります。


このようなお話をさせていただくと、「そういえばここしばらく、右手を少し前に出した姿勢で、根を詰めるデスクワークを続けていました」とのこと。


同じ姿勢を取り続けることにより、いちばん負担のかかる場所にある内臓に不調が起こりやすいです。


Aさんの場合なら、胃自体が悪いのではなく、偏った姿勢からくる胃疲労といえるでしょう。


こういうこともあると知っておくと、安心できると同時に、普段からよい姿勢を心がけるモチベーションになります。


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偏った姿勢から体の中に行く不調もあれば、体の中から外に現れる不調もあります。


50代女性Bさんは「ギックリ腰をやってしまったようです」とご来院。


立った姿勢からの前屈は大丈夫でも、後ろには全然反れません、とのこと。


どのあたりで反れなくなっているか見させていただいたところ、仙骨の上部付近でした(下図の上の赤丸)。コチコチに硬くなっています。

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「iris-irisのフリーウェア」

Aさんのように、デスクワークで前のめり姿勢を長く続けていると、こうなることがあります。ただし、Bさんの場合は違いました。


過去の記事でも書かせていただいたように、このゾーンは副交感神経の反応がよく出ます(2009年8月15日「冷たい物の食べ飲みすぎによる、仙骨ロックのギックリ腰」をご参照下さい)。


ちなみに下部は交感神経の反応ゾーンです。


1年を大きく二つに分けたとき、寒い時期から暑い時期に変わる現在、交感神経から副交感神経への切り替わりがうまくいかずに、体調をくずす人が多いです。


その際に、副交感神経反応ゾーンが原因となる不調が起こりやすいのです。


Bさんの場合は、仙骨上部がコチコチになり、後ろに反れなくなってしまいました。


施術としては、Aさんには、偏った姿勢をほどくための筋肉・骨格系の調整。


対してBさんには、副交感神経の行きすぎを鎮める、自律神経系への調整が必要になります。


副交感神経の反応が現れやすいのは、仙骨上部以外には、先週お話しした右半身全体も。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

右半身のどこかに寝違えや背中痛、腰痛他で現れます。


そうかと思えばBさんのように、仙骨上部に、ギックリ腰のようなかたちで現れる人もいるのです。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


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「『自律神経のバランスを整える』って、具体的にどういうこと?」シリーズ1〜9はこちらからご覧下さい。

※均整法では「左捻れ型(左回旋型)」「右捻れ型(右回旋型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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6月8日より好評発売中です。

『輪ゴムを巻くだけでリンパと血流がよくなって高血圧も肩こりも治る 』
(田川直樹著・主婦の友社刊)

上記記事内にある「偏った姿勢」は、言い換えれば、偏った「重心」を支えている姿勢。

重心の偏りは、症状別に様々なタイプがあります。

それぞれのタイプに応じて手や足に輪ゴムを巻くことで重心の偏りを整える、輪ゴム均整の本です。


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6月12日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集



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by naotknet | 2017-06-10 07:41 | 自律神経

30代男性Bさん。「前は左半身にばかり不調が出ていたのに、ここ最近、右に移ってしまいました。なぜでしょう?」とのご質問をいただきました。


何年か前、ときどき施術させていただいたことがあり、久しぶりのご来院。


初めていらした頃は確かに左半身が凝って硬くなり、左の腰痛や背中痛にお困りでした。今度はそれが右に出るとのこと。


何度かこれまでにお話ししているとおり、左半身には交感神経の反応が出やすいです。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

人は、昼間仕事などに集中しているときには左重心に、夜リラックスすれば右重心にと、振り子のように自由に重心を切り替えられると調子がよいです。


現代人は交感神経ががんばる時間が長かったり場面が多かったりで、だんだんと左重心を翌日、また翌日と積み残し、左半身を固めてしまうのです。


逆に、右半身には副交感神経の反応が出やすいです(上図参照)。


あまりストレスを感じていなかったり、全体的におっとりタイプの人は右重心になりやすいです。


また、胃腸や肝臓といった、消化器系の内臓は副交感神経がアクセルとなるため(下図の2を参照)、日常的に食べすぎ飲みすぎ傾向にある人も、右重心になりがち。


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「肝臓と整体の情報館」


よって、男性によく見られる、結婚を機に食生活が充実して食べすぎてしまう「幸せ太り」も、重心から見ると右重心になる傾向があります。


Bさんの質問への答えは、どうやらこちらでした。


お伝えすると「そうですか(笑)」とうれしそうなご様子(ごちそうさまでした)。


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他にも例をあげてみると。


昼間、緊張の続く仕事を終え、帰宅後、あるいはどこかに立ち寄ってちょっと一杯は、ホッとする時間ですよね。


体のしくみから見ると、交感神経ががんばりすぎている状態から、胃腸が動いて副交感神経が働き始めた状態です。


たまになら、あるいは適量ならいいですが、毎日毎日、目一杯食べ飲みしていては、いずれ交感神経も副交感神経も、両方とも疲れて大変です。


その疲労度の目安に役立つのは、「姿勢」と「動き」が一致するかどうかのチェック。


自律神経の疲労が浅いうちは下図の(2)「かたち(姿勢)と動きが一致している状態」です。


右重心の人が上体を右に傾けやすいなら、まだ浅いといえます。

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快風身体均整院


深まるにつれ(3)「かたち(姿勢)と動きが逆転している状態」に。右重心なのに、上体は左に傾けやすくなってきます。


もっとも深いのは(4)「バランスが崩れたままで安定している状態」。


一見すると歪みはなさそうですが、どこか不自然な釣り合い方をしています。


ここまでくると不調を感じる力がダウンしていることが多く、どこも辛くないとおっしゃる方もいます。


(4)の方は、施術の回数が進むにしたがって(3)→(2)→(1)と戻っていきますから、途中、歪んでいなかったのに歪みが出てきたようにみえることもあります。


ここから戻すのは時間も手間もかかります。できれば(2)を感じたあたりでご来院されるのが、ほどよいペースです。


具体的には月に1回がお薦めです。


ひとまず月1回で受けてみて、足りない人は少し短めの2〜3週間、大丈夫そうなら1ヶ月半〜2ヶ月に1回と、ご自身のいちばん快調なペースに調節していけばよいのです。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「右回旋型」「左回旋型」「前屈型」「後屈型」「右屈型」「左屈型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2017-04-29 07:21 | 自律神経

30代女性のお客様Aさん。施術中、こんなご相談をいただきました。


息子さん(3歳)が保育園から帰宅したときなど、ホッとするとおしっこを少し漏らしてしまうことがよくあり、なんとかならないでしょうか、とのこと。


そこで、お母さんがお子さんにしてあげられる、均整操法をお伝えしました。


おねしょやおもらしの場合、子どもはもともと「副交感神経が優位」と考えると、対策が見つかります。


膀胱は副交感神経で収縮し、おしっこが出ます。


ホッとしたときは、副交感神経が優位になるとき。


子どもはもともと副交感神経が優位ですので、ホッとしたことで副交感神経を刺激し、その影響が膀胱に及んでしまうことがあります。


そこで、お子さんのおもらしには仙腸関節を整え、膀胱に直接関わる副交感神経のスペースを整備するとよいですよと、お話しさせていただきました。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


具体的には、お尻のかたちの左右差を整えます(ここでは手順の説明が難しいので、お悩みのお母様がいらっしゃいましたら、ご来院の際に遠慮なくご相談下さいね)。


操法をお伝えさせていただいた2週間後、「あれほど頻繁だったのが、うそのように止まりました!」とうれしいご報告をいただきました。


快風院『均整日記』、おかげさまで12年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが2年前に立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆





大人は仕事その他、長年がんばりすぎて交感神経優位な生活が続き、そのためにおねしょやおもらしをするほど副交感神経優位な状態にはなりにくいです。


ただ、ホッとする瞬間、例えば会社の定時や週末をきっかけに、交感神経→副交感神経がうまく切り替わらず、蕁麻疹や頭痛につながる方もいます。


また、がんばりすぎた交感神経によって、肩や腰を痛める方も。


たまたま同じ日にいらした3名様。Bさん(50代女性)は腰痛、Cさん(50代女性)は腰よりさらに上の背中痛、Dさん(40代女性)は右肩痛。


それぞれ不調の箇所は違いましたが、させていただいた施術のポイントは共通しています。


それは過敏になりすぎた交感神経に鎮まってもらうこと。


具体的には下図の交感神経幹という、背骨の前側に左右1本ずつ走っている交感神経のメインルートを整えていきます。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


不調の現れる箇所が三者三様であっても、どれも交感神経幹に沿っていることを頭に置いておくと、落ち着いて施術に向かうことができます。

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かわいいフリー素材集 いらすとや

また、これらが日替わりや週替り、あるいは不定期で移動する方にとっては、「交感神経幹」というキーワードをお伝えすることで、不調のしくみが分かり、安心することができます。

全ての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

※「自律神経のバランスを整える」って、具体的にどういうこと?
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※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(泌尿器型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2017-03-25 07:29 | 自律神経

20代女性。子育て中の疲れからか、最近夕方になると、下を向いたときに頭がフワフワする感じがして辛い。

「フワフワする」「フラフラする」「グルグル回る」などを感じる不調は、耳や脳に関わる場合もありますから、病院での受診は大切。

その上で、現在の姿勢や動きに、普段と違ったどのような不自然さがあるかを見つけます。

この日はお子さんを預けての、午前中のご来院でした。

そっと下を向いていただくと、とても向きにくそうです。アゴが胸につきません。

逆に、上を向くのは真上の天井を通りすぎるほど、どこまでも行きそうです。

均整法では、このような「前後の動き」に特徴がある体型を「前後型」として調整します。

前後型は別名「頭脳型」。頭の疲れ(脳疲労)は、前後の動きのアンバランスとして現れやすいのです。

丸一日、気を張って育児に追われ、夕方になる頃、脳疲労が増すと、さらに下を向きにくくなると考えられました。

前後の動きを支えている椎骨の中から、胸椎1番、9番、腰椎5番(下図参照)を整えると、「えっ? アゴって胸につくんですね!」とのこと。

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「iris-irisのフリーウェア」

中でも胸椎1番は脳に血液を送る「椎骨動脈(下図参照)」との関係が深く、動きが硬くなると脳への血流にも影響します。

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3D4Medical『Essential Anatomy 5』

ちなみに胸椎9番は肝臓と、腰椎5番は股関節と関係が深いです。

このように椎骨は1つひとつにも役割があり、またいくつかが連動して前後左右などの動きを担当する役割もあるのです。


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例えば、冒頭の女性とは逆に、上を向くと首が辛くてご来院の40代女性。甲状腺の手術経験がありました。

甲状腺(下図の赤褐色の臓器)と関係が深いのは頸椎5番や6番。甲状腺の不調により、この2つの椎骨の動きも硬くなっていたようです。

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特に頸椎6番でつかえて、上に向きにくいご様子。真上の天井を見ることができません。

このようなとき、頸椎6番は直接触らずに、6番と連動する役割を持つ椎骨は、胸椎3番、7番、11番……と順に整えていくとよいのです。

お帰りの際には、真上の天井を見ることができました。

全ての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。


※均整法では「前後型」「回旋型」「左右型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、脳疲労や内臓疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2016-10-15 08:51 | 自律神経

30代女性。ここ最近、生理周期が不規則。今月は3回あった。

施術後「(私の体)どんな状態ですか?」とご質問いただきました。

「いちばん目立っていたのは、上半身がガチガチで、下半身がフニャフニャなところです」とお答えしました。

多くの部下を抱え、毎日とても忙しくされている方。仕事に向けて頭をフル回転させる割合が多すぎていたようです。

体は様々なバランスの取り方をしています。

皆様もよくご存知の自律神経「交感神経」と「副交感神経」のバランス。

全身の筋肉を「伸筋」と「屈筋」に分けた場合のバランス。

心臓と胆のう、肝臓と小腸など、内臓同士のバランス。

そして今回のような「上半身」と「下半身」のバランス。他にもたくさんあります。

デスクワークで体をあまり動かさないまま、頭脳労働で頭ばかり使い続けていると、今回のように上半身が「実(じつ)」で、下半身が「虚(きょ)」の状態が生まれます。

「頭」と「体」のバランスが乱れた状態とも言い換えられます。

脳は、仕事のことだけを「頭」で考えていればよいわけではありません。生命を維持するために「体(内臓)」にも指令を出し続けています。

ところが、頭ばかり使って体を使わないと、使わない部分のコントロールがだんだんと効かなくなってきます。

分かりやすく極端な例を挙げると、2年前の大河ドラマ『軍師官兵衛』での、官兵衛少年時代。

何にでも興味を持つ官兵衛が、大人から武勇伝など面白い話を聞いているうちに、興奮してお漏らしをしてしまうクセのエピソードが描かれていました。

脳がひとつのことに集中して興奮の度が過ぎてしまい、下半身のコントロールが効かなくなった例です。

官兵衛少年はきっと野山を駆け回っていたことでしょうから、体を使っていなかったわけではないと思います。

その官兵衛少年でさえそうなってしまうのですから、現代人はなおさらです。

施術により上半身と下半身のバランスを取りながら、日々、体を使い、特によく歩くなど足腰を動かして、下半身コントロールを取り戻す必要があるのです。

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逆に生理がずっと止まってしまう方もいます。

過去のブログ(2009年8月15日)でお話ししましたが、仙骨の上は副交感神経、下は交感神経のゾーンです。

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このふたつの自律神経の切り替わりにより、正しい生理周期が保たれます。

周りに気を遣いすぎるなど、常に交感神経ががんばるタイプの女性は、仙骨の下を中心にお尻の下側が固まり、切り替わりがうまくいかなくなります。

上半身と下半身だけではなく、お尻(骨盤)の上下でもこのようなバランスの取り方を体はしています。

よって、フニャフニャになった下半身の中にも、妙に硬い部分、逆にさらに柔らかい部分ができたりします。

この組み合わせの状況により、生理が止まったり止められなかったりが起こるのです。

下半身全体に張りを取り戻すためには上半身と下半身のバランス施術。その上で、骨盤上下のバランス施術。

そして歩きを中心とした日常の習慣改善により、正しい周期を取り戻すことができます。生理周期にお悩みの方、ぜひご相談下さい。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。


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(5月の第4月曜日は身体均整師会全国講習会のため、センター営業をお休みします。)

5月~6月毎週月曜日開催:「輪ゴム1本で歪みを整える」セミナー(熊本地震復興支援)

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by naotknet | 2016-05-28 08:16 | 自律神経

40代男性。左のお尻からももにかけて、痛みが半年ほど続いている。病院も受診しているが、あまりよくならない。

ご自身でもいろいろ調べた結果、坐骨神経と梨状筋が関係あるのかもと、お尻にある梨状筋をゆるめてみたりもしたそうです。
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立った姿勢をまず見せていただくと、とても左重心が強くなっていました。

もうひとつ目立っていたのは、梨状筋も含め、お尻の筋肉がへナッとやわらかいこと。逆に上半身、特に肩周りはがっしり硬いのです。

別の50代女性。やはり左の同じところに痛みを訴えていました。

お尻は、上記の男性とは逆にパンパンに張っています。施術が終わると張りが引き、小さくなりました。

先々週にお話しした、「男は頭から、女は骨盤から」を覚えていますでしょうか。まさにそれに当てはまる例です。

転職して夜勤のある仕事となった今回の男性。

夜勤ということは、無理をして夜に起きていることになります。

夜は本来であれば副交感神経がメインとなっている時間帯。そこで起きているためには、交感神経が残業をしなければなりません。

均整法視点から観ると、交感神経ががんばっているときには、体は左重心になります。

また上半身と下半身で分けたときに、頭に近い、やはり交感神経に分類される「星状神経節(下図の上段)」「大内臓神経(下図の下段)」を中心に肩や背中が力み、上半身がガチガチ、パンパンになりやすいのです。
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この状態が長引くと、上半身が硬くなった分だけ、下半身はヘナヘナと力が抜けたように、上下のバランスを崩します。

体は左半身と右半身だけでなく、上半身と下半身でもバランスを取り合っているのです。

今回の男性は、左重心となった上半身を支えようとしても、下半身がヘナヘナしてうまく支えられず、そこから左の坐骨神経に負担がかかっている様子でした。

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今回の女性はといえば、仕事が忙しくなりすぎたときに痛み出すとのこと。

先ほどの男性と同じく自律神経から眺めてみると、がんばりすぎた交感神経に子宮や卵巣が反応してしまい、そこからの左腰痛の様子。

下図をご参照下さい。男性と違って、女性は交感神経の亢進により、婦人科系臓器がつられてがんばりすぎ、腰痛をはじめとした不調につながりやすいのです。
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このような場合に、男性は均整法12種体型「頭脳型」、女性は「骨盤型」として調整すると、同じ交感神経でも、性別を考慮した、よりピンポイントな施術が可能となります。

下半身が自律神経の影響でヘナヘナッとしたり、逆にパンパンになったり。2009年3月14日のブログ「自律神経と腰痛」でも詳しく解説していますので、ご参照下さい。

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by naotknet | 2016-04-09 07:32 | 自律神経

20代女性(大学生)。勉強のため長時間机に向かう生活を続けているうちに、肩甲骨の間が辛くて仕方がなくなった。

胸椎6~8番がガチガチで、左に捻れていました。
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「iris-irisのフリーウェア」


右利きのため、ペンでノートしたり、あるいはパソコンの入力のときにも、わずかに上半身を左に捻ってしまうからです。
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上記を含め、胸椎5~9番の前側には「大内臓神経」という交感神経が位置しています(6〜9番、5〜10番、など個人差があります)。
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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


大内臓神経は胃や肝臓、膵臓、小腸などに伸び、消化活動のコントロールを受け持っています。

勉強や仕事に集中すれば交感神経ががんばります。胸椎5~9番には大内臓神経の作用により、交感神経の反応が現れやすいのです。

加えてデスクワーク姿勢の、体を捻る支点が同じ付近に重なれば、Wパンチになってしまいます。

Wのうちのどちらかを取り去れば、パンチ力は半減され、楽になると観ました。

均整法12種体型「回旋型(捻れ型)」は、ちょうど胸椎7番を含みますので、7番を主にした回旋型調整をセレクト。

結果として大内臓神経調整となり、自律神経バランスを整えることになります。

日常のアドバイスとしては、地道ですが、例えば勉強の一環として組み込むくらいの意識で、ウォーキングやラジオ体操を通じて、体を動かすことをお勧めしました。

そうすれば、大内臓神経と関わりの深い胸椎5~9番もよく動かされ、結果的にラジオ体操が、自律神経のための体操になるのです。

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ところで、「ガチガチ」も解消すべき状態ですが、「フニャフニャ」すぎてもいけません。

「目が充血しがち」「冬になると肌が荒れる」「お風呂で頭を洗うとき、髪がたくさん抜けているようで心配」「目の下のクマが気になる」など、美容相談を受けることがあります。

漢方では「肝」は「目」、「肺」は「皮膚」、「腎」は「髪」や目の下の「クマ」など、内臓の状態が体表に現れるとされています。

ときどき当ブログでお話しする「秋は肺の季節」など、季節ごとにリーダーとなる臓器の視点で観れば、「春は肝」「冬は腎」を意識した調整が必要。

さらに、全体として観ると、「内臓の弱り」としてくくることもできます。

内臓全体の弱りを表すサインが、先ほどの「フニャフニャ」。

腕や脚、体を曲げたり伸ばしたりしたときに、柔軟体操の必要がないくらい、フニャッとしすぎた柔らかさを感じる人の多くは、内臓の働きが体質的に弱いです。

よって上記のような、内臓が原因する美容のお悩み解消のためには、体を‘いい意味で’、もう少し硬くしなければなりません。

適度に体を動かし、弾力のあるしなやかな体を作ることが、内臓全体を疲れにくく丈夫にし、肝は目など、個別に考えなくても美容面のお悩みを一掃、また、健康増進にもつながるのです。

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※過去記事「自律神経のバランスを整える」って、具体的にどういうこと?(その1〜4)はこちらからご覧下さい。

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by naotknet | 2015-11-14 07:52 | 自律神経