快風院『均整日記』 kaihuu.exblog.jp

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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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Body+(ボディプラス)


e0073240_8595661.jpg6月号(4月23日発売)に「肝臓トレーニング」を掲載していただきました。

誌面には書ききれなかったことも多くありますので、ここで補足説明をしたいと思います。

【134ページ「歪」写真】いろいろなパターンがあるので、誌面では詳しく述べられませんでしたが、中でも多いのは、左足首の動きが悪くて左のふくらはぎが硬くなり、連動して左腸腰筋も硬くなって左の骨盤を内側に閉じさせ、上半身が骨盤の傾きとのバランスをとるため、逆の右肩が下がり、肋骨も右側が狭くなって、その中にある肝臓をきゅうくつにさせる、というパターンです。

また、暴飲暴食、運動不足、睡眠不足などで肝臓が慢性的に疲れて、体内から右の肋骨をひっぱり、右肩を下げ、そのことで骨盤も歪むということもあり、この両方が影響し合って歪みを作っていきます。

【134ページ下のOK写真】足首の前側(脛から足の甲につながる部分)に、腱が浮き出ているのが見えるでしょうか。これが前脛骨筋の腱(前脛骨筋腱)です。

135ページのストレッチ(1)(2)を行う際に、この腱が浮き出てくるかどうかが、前脛骨筋を正しく使えているかどうかの目安になります。

特にNG写真の2枚目のように、指先に力を入れて反らせてしまうと、前脛骨筋よりも外側にある長指伸筋や長母指伸筋、長・短腓骨筋などを使ってしまうので、足首の動きが少なくなり、歩きの中で、ふくらはぎがきちんと伸び縮みしなくなります。

【134ページ下のNG写真】
かかとからではなく、つま先から突っ込むようにして着地してしまう方もいます(特にハイヒールを履いたときなど)。

またOK写真も、実は着地の最初はかかと一点です。ただしOK写真のように前脛骨筋が使えると、もも裏のハムストリングスや、股関節の腸腰筋も連動するので着地がソフトで、さらに足全体をバネのように活かせます。

NG写真は2枚ともにハムストリングス、腸腰筋を活かせず、その代償で、上の写真では必要以上に指先で地面をひっかけるように進みます。下の写真では必要以上に親指の付け根で地面を押すことになり、外反母趾のベースとなっていきます。

【135ページ「ストレッチ1」】正確に行うと10回くらいで脛がパンパンになります。文中3)に「両親指をつけ」とありますが、がんばってつける必要はありません。自然についてしまう方はそれでよいです。

このエクササイズの目的は、回数を徐々に増やして前脛骨筋の筋力をアップするということではなく、歩きなどの日常動作の中で、今まで正確に動かすための命令が伝わりにくかった、脳と前脛骨筋をつなぐ神経の流れを整備することなので、おおざっぱに回数を多くやるよりも、10回でよいので、正確な動作を意識して下さい。

そうすれば、歩きの中で自動的に前脛骨筋が使われるようになり、常にふくらはぎが快適に伸び縮みするようになりますから、日常動作すべてが肝臓トレーニングにつながる身体に変わっていきます。

左がやりにくい方、曲げにくい方が多いと思います。両足同時に10回行ったら、やりにくい方の足だけ、さらに5回くらい追加して、左右の足首が同じように動かせるようにしていきましょう。それができたら、左右ともに、さらに角度を深く曲げられるようにしていきます。

慣れてきたら通勤電車の座席や職場の椅子に座ったまま、膝を伸ばさないで行ってもOKです。

【135ページ「ストレッチ3」】均整法でL2自動法と呼ばれる、腰椎2番(L2)を整えるための体操です。

文中3)に「さらに上体を起こし」とありますが、写真3番目では上体を前に倒しています。写真の方が正解なので、「上体を無理せず倒せる範囲で前に倒し」として下さい。どちらでも効果はありますが、上体を倒した方がより効果的です。

足首(足関節)の動きはL2と関係が深く、例えば腰痛の方でL2に歪みがあれば、足首を整えただけでL2も整ってしまうことがあります。

よって腰の調子が今ひとつの方は135ページの1〜3の順で行うとよいですし、腰が快調な方は、先に3を行うことで、1、2の準備運動にもなります。

ちなみにストレッチ1、2は、135ページでご紹介させていただきました志水博彦先生(NSCA認定パーソナルトレーナー)が主宰する「動きの達人スクール」で、歩き方を学ぶ際にいちばん基本となる前脛骨筋のエクササイズです(私の施術に取り入れさせていただくようになったきっかけは、こちら2007年6月2日分を御覧下さい)。

これができたあとに、腸腰筋、ハムストリングス、腹横筋、腹斜筋、肩甲骨周りの筋肉etc.へとカリキュラムは進んでいきます。

年配の方が多く参加されており、その中に私もおじゃましています(志水先生、来週、今回の掲載誌お持ちしますのでお待ち下さいね)。

例えば腹横筋のエクササイズで、私が腹横筋だけを使おうと思っても、長年鍛えた腹直筋が先にもりっと盛り上がってしまいます。

先述の脳と筋肉をつなぐ神経が、私の場合はまだ腹横筋よりも腹直筋の方に強くつながっているわけです。私よりずっと年上で運動経験の少ない方のほうが、逆に素直に腹横筋への命令を送れるようになることもよくあります。

これら本来使われるべき筋肉と脳とをうまくつなげられた方々は、ご高齢であっても、今まで膝が痛くてできなかった正座ができるようになったり、杖なしで歩けるようになったりしています。

繰り返しになりますが、歪みは暴飲暴食、運動不足などによる慢性的な内臓疲れからくるものと、子どもの頃に野山や空き地で伸び伸びと駆け回ったりして遊ぶことが少なく、身体本来の使い方を身につける機会を逃し、不自然な動きを長年続けてきた結果、筋肉・骨格に歪みが積み重なってきたものとに大きく分けられます。

身体が本来の快適な動き、例えば日常生活の中でふくらはぎを常に最大限に伸び縮みさせて使えていれば、本誌記事のようなふくらはぎと肝臓とのつながりにより、肝臓に常によい刺激を与えることができ、多少の不規則、不摂生な生活があったとしても、それを問題なく乗り越えることができます。

今回はテーマが肝臓でしたが、他の臓器と筋肉もそれぞれ連動しています。例えばお腹の奥にある腸腰筋を使って歩くことができれば、その周囲に内臓脂肪がつきにくく、今流行りのメタボ予防になります。全身の筋肉を正しく使える=すべての内臓も正しく使えるということなのです。

とりたてて運動もせず、食事に気をつかっているようにもみえないし、酒も飲めばタバコも吸うのに、妙に健康的な人がいます。そういう方は、運よく小さい頃に正しい身体の使い方を身につけて、日常動作の多くがそのまま運動効果を持つようになっている可能性が大きいのです。

まずは前脛骨筋を自由自在にして、小さい頃に学び損なった正しい身体の使い方を学び直しましょう。とはいえ、不摂生に耐え得る身体作りをお勧めするわけではありませんので、念のため。生活習慣を整えることと併用していきましょうね。

施術で肝臓をはじめとして内臓を整えた後、それを維持、向上させるために取り入れているエクササイズを今回はご紹介しました。

その後のエクササイズにも興味を持たれた方はこちら「動きの達人スクール」がある「スポーツ会館」までお問い合わせ下さい。現在、週に一回のペースで開催されています。

まずはトップページに紹介されている「無料セミナー」で、志水先生担当の回に出席してみることをお勧めします。

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by naotknet | 2008-04-24 09:00 | 肝臓

頭重といっても、その方ご自身が感じる不快感ではなく、施術中、仰向けのお客様の頭を持たせていただいたときに、私の腕に感じる重たさです。

仕事、勉強などでの頭の使い過ぎ、寝不足
の方によく見られます。こういうときには、足の長さも左右で極端に違っていることが多いです。

例えば腰痛で来院された50代男性。左腰が硬く、左足が短くなっていました。こういうとき、すぐにでも骨盤や背骨を整えていきたくなりますが、あせらずに全体を観察します。

その流れの中で、頭を持たせていただいたときにずっしり重たい場合には、まず頭の調整、例えば頭と首の連結部分(頚椎の1番や2番)を整えるとスッと軽くなり、ついでに足の長さもそろってしまうことがよくあります。

どういうことかというと、頭に血が集まりすぎた状態なのです。よく使うところには、血液が集まります。それが滞ってしまっていますから、頚椎を整えることで、頭と心臓をつなぐ首の渋滞を解消するのです。

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「今日の私の身体はどうでしたか?歪んでいましたか?」とよく訊かれます。

歪みというと、背骨や骨盤の歪みをイメージしがちですが、このように、酷使している場所が重たかったり、逆に軽すぎるように感じる状態も‘歪み’のひとつとして、施術の際にはご説明させていただいています。


※こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2008-04-17 07:36 | 疲れ

坐骨神経というのは腰椎の下部、骨盤から始まり、お尻(臀部〜でんぶ〜)の筋肉の間を通り、ももの裏を走る太い神経です。

お尻は、ひとつの大きな筋肉で作られているわけではなく、いちばん表面の大臀筋(だいでんきん)の下には、細かな筋肉(中臀筋、小臀筋、梨状筋、上双子筋〜じょうそうしきん〜、下双子筋〜かそうしきん〜など)がたくさん集まって作られています。

坐骨神経は、その細かな筋肉と筋肉の隙間(梨状筋と上、下双子筋の隙間)から顔を出してももの方へ伸びていくため、特に梨状筋を長年にわたって無理に使い過ぎ、凝りが慢性化してしまったときに、隙間を狭めて坐骨神経を圧迫してしまうことがあり、いろいろある坐骨神経痛の原因の中でも、多く見られるパターンです。

この場合、お尻を力ませて歩く方がなりやすく、お尻の筋肉全体が凝り、梨状筋も凝り固まり、坐骨神経が出てくる隙間を狭くします。

お尻の筋肉全体が常にギュッと締まったままでいますから、骨盤の後ろ側が引っ張られて閉まることになり、前は開きます。今回観させていただいた50代女性もそうでした。

逆に骨盤の前、筋肉で言うとももの前側の筋肉などに必要以上に力を入れて歩く方は、骨盤の前側が引っ張られて閉じることになります。すると、後ろ側は開き、梨状筋はピーンと伸び過ぎた状態になり、そのテンションにより、坐骨神経が出てくる隙間を狭くします。

前者の場合は、梨状筋自体が凝って縮んでいるわけですから、梨状筋をゆるめてやわらかくする施術を用いてもよいかもしれませんが、後者の場合は、いくら梨状筋だけを施術で弛めようとしても弛みません。

ではどうすればよいかというと、骨盤の前側をほどよく開くことで、ピーンと張り過ぎている梨状筋のテンションを弛め、坐骨神経の通る隙間を拡げていくのです。

この場合、ももの筋肉だけではなく、骨盤の前側かつ内側についている筋肉「腸腰筋(ちょうようきん)」が凝って縮こまっていることが多いです。

今回の50代女性はこの逆に、腸腰筋がダランと弛みすぎてしまい、梨状筋は凝り固まっている状態。先ほど、梨状筋が凝り固まっているならば梨状筋自体を弛めてもよいと言いましたが、この方の場合は凝り過ぎていて、直接弛めようとしても無理でした。

そのようなときには、腸腰筋と梨状筋が位置的に骨盤の前後でシーソーのようにバランスを取り合っていることをふまえて、例えば均整法では「前後型(頭脳型)」などの調整により、そのバランスを回復させていきます。

今回の方の場合は、骨盤の前をほどよく閉めて、ダランと弛みすぎてしまった腸腰筋にほどよい弾力を取り戻すことでシーソーバランスが取れ、凝り固まった梨状筋もようやく弛んでくるのです。

『各地の身体均整院』

その後に大切なのは、日常生活で腸腰筋と梨状筋、どちらにも偏り過ぎない歩き方や動作ができるようになることです。

それができないと、均整院を一歩出たとたんに、また梨状筋全開の歩き方になり、もとに戻ってしまいますから。

そのための、日常生活の中で行える手軽なトレーニング(足首や股関節など、その方に応じた)をお勧めして、お帰りになっていただくようにしています。


※フォーム(体型)についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2008-04-01 00:10 | 足の痛み