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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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40代男性。今月初め、歩いている途中に急に首の左側が痛くなり、それから現在まで約3週間、左に振り向くときには体ごとでないと、痛くて振り向けない。

観させていただくと、頚椎2番(C2)が右側に大きく捻れています。そのために、逆の左に向こうとしても向けない様子。

部分を調整するためには、全体の動きがどうなっているかが大切。痛い箇所の動きだけではなく、体幹の動きを観察します。

仰向けて両膝を立て、左右に倒してみると、右には倒れやすく、左には倒れにくい状態になっています。

次に、その倒れにくさは、どこが原因しているかをよく観察。例えば腰で引っかかるのか、股関節で引っかかるのか。

今回の男性の場合は、左に倒そうとすると、右胸付近が硬くて、大きく持ち上がってしまいます。その位置にある、肝臓の疲労を表しています。

分かりやすく言えば、肝臓のコリによって、左に倒れにくくなっていました。

C2は迷走神経(下図参照)という神経を経由して、内臓と関わりが深い椎骨。特に左迷走神経は肝臓の疲れに反応しやすいのです。

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(神経ネットワーク図by「肝臓と整体の情報館」)



肝臓疲労が浅い場合は、C2付近のコリとして現れますが、今回はC2左側は逆にフニャフニャしてやわらかく、それでも触ると痛みがあるそうです。肝臓疲労がより深い状態。

お話を伺うと、夏からずっと、あるプロジェクトにかかりきり、いつもとは違う状況の忙しさが、まだ年末まで続くとのこと。

その対処にがんばり続けていた肝臓が疲れのピークを迎え、首の痛みを通じてメッセージを発していたとも考えられます。

肝臓調整をメインにしながら体幹の捻れを取り、仰向けで、立てた両膝が左右どちらにも倒れやすくなったところで施術は完了。

体幹の動きが整えば、頚椎から腰椎まで、脊柱もすべて連動して整います。

年末はさらに忘年会なども集中し、多くの人が肝臓疲労からの寝違えを起こしやすい季節。

どうぞ均整法をお役立て下さい。

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※均整法では頭脳型、消化器型、生殖器型(骨盤型)など、体質によって疲れの集中しやすい箇所を12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→

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by naotknet | 2012-10-27 07:54 | 首の痛み

今週の月曜日と火曜日に、第120回全国講習会が開催されました。

講師4人のうちの1人として、「内庭(ナイテイ)の整圧」をテキストに、講義の1コマを担当させていただきました。

今回のブログでは、講義のときに説明しきれなかった部分を補足します。

~操作法~
●内庭は「胃経」の経穴(下図参照)。頬骨も通る胃経のラインを用いた、圧迫刺激による反射操法といえる。
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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂



●内庭操作の前に、骨盤型の椎骨(胸椎4番、腰椎4番)を整えておくと、胸椎12番の「胃兪」を整えることができ、変化がより速やか。

~臨床上のコツ~
【寝違え応用】
●原因となる頚椎の変位を見つけることができたら、そこに向けて腕で角度を取るとよい。右はC2へ、左はC6へ等。

●お客様の中には、腕で角度を取ったポーズを「そのままにしておいて下さい」とお願いしても、しばらくすると無意識に身振り手振りを入れたお話しが始まってしまう方もいます。それも12種体型のひとつの表れとして、そのまま調整を続けるとよい変化を出すことができます。

【五十肩応用】
●痛くない側の腕は遊ばせておかずに、肩の動きの支柱となる胸椎3番付近の異常がある位置に角度を取ることも効果大。

●「イロサシ(D1、6、3、4)」や「上がり下がりの法則」も応用できます。

【坐骨神経痛応用】
●イメージとしては、からだ全体がタオルをかたくしぼったような状態になっており、そのしぼりの頂点で坐骨神経をはさみこんでしまっています。内庭操作により、まず全体のかたしぼりタオルをほどきます。

●膝を直接モニターすれば膝痛調整に、足首をモニターすれば捻挫調整などにも応用可能。

【内臓調整応用】
●特定の臓器や募穴を狙わずに、季肋部と腸骨のハの字を揃えて操作すると、腹部臓器全体を一度に調整できます。

【自律神経調整応用】
●例えば寝違えの多くは消化器系の疲れによるため、基本通りに内庭を操作して、下肢の屈筋側を伸ばす操作が適しています。この操作で変化が出ない場合、頭の疲れ(脳疲労)が関わっているとして、伸筋側を伸ばす内庭操作で変わります。

●例えば大腿部など、伸筋側と屈筋側の張りの状態を観察して、背屈・底屈を決めるのもよいでしょう。

●内庭の虚の側を操作したい場合には、呼気で操作を開始し、吸気に終えます。

【肋骨・骨盤調整応用】
●講座集復刻版2集(P.263〜)、肋骨・骨盤のかたちの作り方を参照すると、よりバリエーションが広がります。


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※均整法では姿勢や動きを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2012-10-20 08:33 | 整体って?

30代女性。左足を曲げると痛い。

膝が痛むわけではなく、ももの前側が突っ張って痛いそうです。

うつ伏せの状態で観させていただくと、左足の曲がる範囲が、右よりもかなり小さくなっていました。ももの前側も左が張っています。

ただ、そこだけではなく、左の背中全体も、右に比べて凝った感じで突っ張っているのです。

左半身の凝りは、交感神経の亢進状態を表すことが多く、施術中にお話を伺うと、原因に結びつきそうな事柄として「寝不足」が気になりました。

私は飼っていないのでよく知りませんでしたが、この季節、ネコたちの発情期とのこと。

お家で飼っているネコが落ち着かずに、夜中に鳴いたり動き回ったりしていたため、よく寝られない日が続いていたそうです。

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施術は、左のもも前ではなく、左背中の調整。

筋肉を「伸筋(関節を伸ばす働きをする筋肉)」「屈筋(関節を曲げる働きをする筋肉」とに大きく分けたとき、背中と足の前側は、同じ伸筋グループに入ります。

また、伸筋同士、屈筋同士は連動しやすい性質を持っていますから、痛い左足には触らずに左の背中をF4調整。左足の前側も整えることができました。


※均整法では消化器型(F3、F4)、骨盤型(F9、F10)、肋骨型(F7、F8)、頭脳型(F1、F2)など、姿勢を12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2012-10-13 08:40 | 足の痛み

施術には足から始めて腕にいって…など、一定の手順はありません。お悩みを伺い、その箇所にいちばん遠いところから、その日の状態に沿って整えていきます。

例えば腰痛であれば、腰から遠い肩や首、腕から整えていって、最終的に腰に触らなくても、腰椎や骨盤が上半身の各部位と連動して整ってしまう流れが理想です。

もちろん最初に、腰椎や骨盤のかたちや動きだけは調べておきます。

遠いところから整えていくうちに、様々なことが分かります。

30代女性。腰痛調整のため、左の前腕を整えていると、「先生、触られて分かりましたが、相当痛いですね。右は全然だったのに」と。

別の日に、40代の女性も同じことをおっしゃっていました。

前腕の手のひら側は、ストレスの反応が現れやすい「心包経(しんぽうけい)」という経絡ラインが通っています(下図参照)。

その心包経に沿って筋肉がパンパンに張っていました。心臓に近いことから、左前腕が右よりも張りやすいとされています。
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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂



結果的には心包経ラインの前腕調整にもなりましたが、最初からそれを狙っていたわけではありませんでした。

前腕に2本ある骨「尺骨」「橈骨」の間がつまり、動きが悪くなっていた手首を整えたかったのです。

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(骨格図by「アイリス・アイリスの作業現場」)



手首の動きが悪くなると骨盤の開閉がうまくいかず、腰痛にもつながります。

その流れの中で心包経の張りを見つけ、最近のお仕事などの状況などを伺うと、相当忙しかったご様子。

そこでストレス調整を視野に入れ、「心包兪(しんぽうゆ)は胸椎4番だし、胸椎4番は骨盤型の椎骨でもあるから、その方向へ調整を進めていこう」と。

施術の流れは、こうして組み立てられていくのです。

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by naotknet | 2012-10-06 07:35 | 施術はどんなことするの?