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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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30代男性。左手を外側へ捻る動作をすると手首が痛む。

お子さんの運動会のお手伝いで、重い物を持ち上げたことがきっかけだったそうです。

ギターのコードを押さえるポーズでも痛み、趣味のギターを弾けない状態がしばらく続いているとのこと。

手首を反らしたり、曲げたり、捻ったり。それぞれの動作により、主に使われる関節が違います。

反らす(‘背屈’といいます。手の甲側に反らせる動き)ときには、手のひらの中の細かな骨でできた関節が、曲げる(底屈。手のひら側に曲げる動き)ときには、その細かな骨と撓骨との間の関節が主に働きます(下図参照)。
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(骨格図by「アイリス・アイリスの作業現場」)



捻るときはというと、撓骨(図では白色)と尺骨(図ではピンク色)が手首側で接している部分の関節(遠位撓尺関節〜えんいとうしゃくかんせつ〜)が中心となります。

痛めた直後で腫れたりしているときには受診も大切。その後、何ヶ月も経つのに調子が悪い場合は、これらの関節が微妙にずれたままになっている可能性もあるのです。

今回の男性も、右と左で比べてみると、左の撓尺関節がわずかに詰まり、動きが悪くなっていました。

直接なんとかしようとしても、硬すぎて無理そうです。そんなときには肘に注目。

撓骨と尺骨は、手首側と肘側、両方で接していますので、肘側の動きが悪くなれば手首側も悪くなったり、また、その逆もよくあります。

肘を観させていただくと、やはりこちらも動きが硬いのですが、手首よりも整えやすそうな硬さ。

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次に、肘と連動しそうなところは、と視点を広げながら、施術の中では全身のつながりに沿って探っていきます。

肘はかたちや動きが似ている膝や、立った姿勢で肘とほぼ水平の高さで隣り合わせる胃や肝臓と連動しやすい性質を持っています(2013年1月12日の記事内「水平相関」をご参照下さい)。

今回の場合は、荷物を持ち上げたときに痛めたこともあり、肘を動かす神経の出発点である下頚椎と直接連動していました。

主に頚椎6番の歪みが、不調を長期化させていたようです。

頚椎6番(C6)を含む均整法12種体型「回旋型」調整により、その場でギターを弾くポーズを見せていただくことができました。


※均整法では回旋型、側屈型、前屈型、後屈型など、その方のどこに歪みが生じやすいかを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2013-02-23 06:58 |

50代男性。全身の疲労感。膝から下がダルかったり、首が辛かったり、腰が重かったり。

慢性化しており、少しでも解消をと長年、強めの施術をしてくれるお店に通っていたそうです。

当院の施術はごくごく軽い刺激の技がほとんどなため、気に入って下さるかどうか分かりませんでしたが、2回目の施術予約を取ってお帰り下さり、うれしかったです。

その2回目。「この前のアレ、とっても気持ちよかったです」とのご感想をいただきました。

とても無口な方でしたので、初回はほとんどお話せずの施術。それなのに、あえて伝えて下さるとは、よほどのことかと。

強い刺激が好みの方に気に入っていただけた、ごく軽い刺激の施術は「硬膜の調整」。

頭蓋骨の中にある脳と、背骨の中を通る脊髄は、硬膜という強い膜に覆われており、その中を脳脊髄液が循環しています(ウィキペディア「硬膜」をご参照下さい)。

背骨の歪みにつられるように、硬膜も途中で捻れることがあります。

硬膜が整うと脳脊髄液の循環がよくなり、筋肉を揉みほぐす施術とはまた違った、全身を体内からゆるませる心地よさが得られ、スッキリするのです。

例えていうなら、ずり落ちてきたソックスをしっかり引き上げ直したときや、ズボンの中でくしゃくしゃになってしまったYシャツの裾をきちんと入れ直したときのような、リセット感でしょうか。

具体的には、硬膜と背骨とが比較的強く結びついている、頚椎上部や仙骨上部を中心に整えていきます。

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体の様々な部位の不調を感じるときには、頭の疲れが進んでいるととらえたほうがよいことも多いです。

今回の男性には、均整法12種体型のうち「頭脳型」調整の流れの中で、頭蓋骨と頚椎の間にふんわりと手を当てておくくらいの、硬膜の調整を意識した施術をさせていただきました。

また、硬膜を意識した施術は、先ほどお話した硬膜の付着部の位置的に見て、頚椎上部側では原因がよく分からない頭痛や自律神経の不調などに、仙骨上部側では、こちらも原因がはっきりしない腰痛などに対して意義があります。

(今週水曜日の均整勉強会に参加された方。頭頚関節のところをこちらの母指球に乗せて安定させる、あの方法です。硬膜の捻れは、頚椎上部側を整えて仙骨上部側も整うなど、相関関係を考える際の参考にもなると思います。)


※均整法では頭脳型、消化器型、泌尿器型など、その方のどこに歪みが生じやすいかを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2013-02-16 08:02 | 施術は痛いですか?

40代男性。頭を後ろに倒すと(天井を見上げようとすると)、右の肩先に痛みが走る。

四十肩かと思い、整形外科を受診するとそうではなく、年相応に頚椎の間が狭くなっていて、そこで神経を圧迫しているからとのこと。

頭を後ろに倒す動作により、その部分から肩へ伸びる神経の圧迫が、よりきつくなってしまう様子。

痛みが出るところまで、ゆっくり頭を後ろに倒していただくと、やはり真上の天井は見えず、目線は壁と天井の境い目くらいの位置でした。

頚椎は、7つあるうちの4番目と5番目の間が、確かに他よりもせまくなっています。

ただ、それほど以前からのような手触りではありません。それよりも目立つのは、右の胸鎖乳突筋の凝りでした。

右胸鎖乳突筋が凝って縮こまり、頚椎の右側全体のすきまを詰め、中でも4,5番の間がせまくなってしまったようです。

胸鎖乳突筋は首の前の両側にあり、胃腸の疲れと関係の深い筋肉。顔を横に向けると浮き出てきます(ウィキペディア「胸鎖乳突筋」ご参照下さい)。

胃腸に伸びる迷走神経(下図参照)と、胸鎖乳突筋を動かす神経(副神経)の出発点が近いため、相互に影響を受けやすいのです。
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(神経ネットワーク図by「肝臓と整体の情報館」)



上図赤色の右迷走神経上に何かないかと探っていくと、右下腹部の辺りに強い凝りがありました。小腸と大腸のつなぎ目(回盲部)。

他にも胃と十二指腸、十二指腸と小腸など、それぞれのつなぎ目が凝りやすいのです(下図参照)。肩こりならぬ、腸こりですね。
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(内臓図by「アイリス・アイリスの作業現場」)


均整法12種体型の消化器型調整を中心に、回盲部の腸こりをほどいていくうちに、右胸鎖乳突筋の凝りもなくなり、「あ、天井が見えますねっ」とのこと。

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「年相応」「加齢により」で、あきらめないで下さいね。

年相応に、加齢の年数分、きちんと自分の体を手入れし続けておけば、より快調になれるのです。

逆に、楽して背中を丸める習慣を年相応に、加齢の年数分続けていると、背骨の正常な弯曲(生理的弯曲)が乱れます。

生理的弯曲中の、頚椎のカーブがきつくなりすぎれば、今回のように肩から腕にいく神経を圧迫しやすく、腰椎であれば、例えば坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛のベースとなってしまうのです。


※均整法では消化器型、泌尿器型、頭脳型など、その方のどこに歪みが生じやすいかを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2013-02-09 07:53 | 肩の痛み

都内在住の70代男性。左腰がギックリ腰の手前のような不安定感。

関東近郊にレジャー用のマンションをお持ちで、ときおり滞在してゴルフを楽しむとのこと。

先週末もその予定を立て、夜に到着したそうですが、ふだん住んでいないためか、暖房を全開にしても部屋の暖まり方が遅く、ホッと一息つける頃には、ずいぶん体が冷えたなと感じたそうです。

その後、帰郷してからの体調が上記の通り。

お体を観させていただくと、左腰だけではなく、左背中全体が凝ったように硬くなり、右背中との硬さの差が大きくなっています。

体を冷やしたことばかりが原因とは言えませんが、左半身のこのような凝りは、寒さをはじめとしたストレスによる、交感神経の緊張状態を表すことが多いのです。ちなみに右は副交感神経の状態を観るときに役立ちます。

立った姿勢で体を左右に捻っていただくと、左半身の硬さに引っ張られて左には捻りやすく、逆に右には捻りにくくなっています。

ところで、施術により自律神経のバランスを調整する場合、このような交感神経、副交感神経の反応が出やすい箇所の硬さや動きの差を指標に、左右の差ができるだけ同じになるように整えることもひとつの方法です。

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また、自律神経の状態は、左半身、右半身の他、頭蓋骨の動き、骨盤の開き、胸椎と腰椎(下図参照)の状態など、骨格を指標としても知ることができます。
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(脊柱図by「アイリス・アイリスの作業現場」)



胸椎は交感神経、腰椎は副交感神経の反応が現れやすい傾向があります。

今回の男性の施術方向をこれらに当てはめると、左腰を含む、左半身全体の凝りを解消したいのですから、高ぶった交感神経を鎮める方向への調整。

がんばりすぎている胸椎をなだめ、お疲れ気味の腰椎を元気づけながらのF6(フォーム6。左回旋型)調整により、左背中の交感神経性の反応を解き、左右の捻り動作を整えることができました。


※均整法では回旋型、左右型、前後型など、自律神経の調子によって、その方のどこに歪みが生じやすいかを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2013-02-02 07:49 | 腰痛