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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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70代男性。肩の調子が前々から悪いと思っていたところ、夏に遊びに来たお孫さんを抱っこして2時間ほど歩き回ったことが最後の一押しとなり、両腕が真上まで挙がらなくなった。

右腕は水平の位置を少し越えることができますが、左腕はそれも辛いご様子。

立った姿勢を見させていただくと、両肩が極端といっていいほど、前に巻き込んでいました。
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(c)フリーメディカルイラスト図鑑


ご自身でも気になさっているようで、娘さんからは姿勢をよくして、といつも指摘されるとおっしゃっていました。

もちろん2時間の抱っこだけでこうなったわけではありません。何年もかけて少しずつです。

鎖骨が‘Vの字’のように上がっているのも目立ちました。特に左が上がっています。
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試しに両肩をすぼめて、巻き込ませてみて下さい。鎖骨がVの字になります。

そのままバンザイは、とてもしにくいはずです。

それではと、施術でグイグイ引き下げようとしても無理です。逆に痛めてしまうでしょう。

実は、鎖骨Vの字は、心臓疲労の際に現れやすい姿勢なのです。特に心臓に近い左が上がるのは、高血圧の方に多いです。
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(c)フリーメディカルイラスト図鑑より


血圧の状況を伺うと、やはり高めのため、お薬を飲んでいるとのこと。

こんなときにぴったりなのが、均整法12種体型「循環器型」調整。

「V」が急には「一」にはなりませんが、抱っこ疲れの前の角度には戻り、バンザイしながら喜んで下さいました。

娘さんも、きっと姿勢のよさにびっくりなさっていることでしょう。

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ちなみに、息子さんには腕の挙がらなさを「年なんだから」とバッサリ切られたと、笑っていらっしゃいました。

よい姿勢とよい動きのまま年を重ねれば、それほど重大にどこかを痛めることはありません。四十肩、五十肩で何年も悩むことも防げます。

仰向けに寝っ転がってバンザイをしたときに、床とそして自分の耳に、両腕をぴったりつけることができますか?

バンザイ動作により、鎖骨周りを柔らかくしておくことは、高血圧予防にも大切。

今からでも遅くありません。ただし、長年の悪姿勢のロックが頑丈すぎると、今回の男性のように、よい姿勢を取ろうとしても取れないのです。

施術により、まずはロックを解除して、健康に年を重ねていきませんか。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「循環器型」「泌尿器型」「消化器型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪み(外界からの歪み)か、内臓疲労から来た歪み(内界からの歪み)かを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2015-10-31 07:51 | 肩の痛み

今週19日(月)~20日(火)の2日間、鹿児島において、身体均整師会「第126回全国講習会」が開催されました。

講師3人のうちの1人として、上記タイトルをテーマに、講義の1コマを担当致しました。

当日は、硬膜管を意識した上部頸椎の調整をメインにご紹介しました。

硬膜管の付着部である上部頸椎(正確には大後頭孔と頸椎2番、3番)。その中で異常のある箇所には、脳脊髄液の流れのリズム(液の生成とともに体全体がわずかに膨らみ、吸収とともに縮む)が届きにくくなります。

異常箇所にあたる椎骨は変位し、周りの筋肉や靭帯は、言葉でいえば‘枯れた’ような状態になり、固まって、動きが少なくなっています。

そこで椎骨を一度、変位方向にさらに絞り込んでゆるめ、リズムが届いてしなやかに、潤うように復活させるのです。

上部頸椎調整のための準備として、以下の操法をご紹介しました。講義でお話しできなかったポイントを追加します。

【仙腸関節の解放】
上前腸骨棘をはさむ肘と手先は、床方向へ押さえつけずに、上(やや頭側)に引き上げます。

体格の違いにより、肘と手先で左右の上前腸骨棘をはさめない場合は、ご本人に両側から骨盤を押さえてもらう別法もあります。ただ、力むためにリラックスしにくいため、はさめなくても「はさんでいるつもり」のかたちをとって操作するほうがよいようです。

【蝶形骨の加圧と減圧】
皮膚のアソビを取るくらいの圧です。蝶形骨大翼の奥の、蝶形後頭底結合(下図の赤丸)の硬さが、もぞもぞもぞっと解放されるのを感じたところで終了します。
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加圧も減圧もせずにこめかみにそっと指を当てていると、大翼(下図の金色部分)が体の膨らむリズムに合わせて足方へ、縮むリズムに合わせて頭方へ動くのが感じられます。
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大翼の足方への動きが大きければ、体は交感神経優位の傾向に、頭方へ大きければ副交感神経優位の傾向にあります。自律神経の状態を、施術の最初と最後などで確認するときに役立ちます。

【脳空調整】
目の均整法を用いても、上部頸椎はよくゆるみます。

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【頸椎横突起調整】
関節突起周りにある凝りの後面→側面→そして前面へと、沿うようにたどって、横突起周りの凝りを探してゆるめます。場所によって、上頸~星状交感神経節の調整にもなります。

【下部頸椎調整】
矯正方向で刺激が強すぎるときには、くつろぎ方向からがよいでしょう。

【肩関節最密位】
最初の上腕骨頭への操作のときに、腕に力が入るタイプの方に対しては、肘を90°以内にして調整すると力が抜けやすいです。

上腕二頭筋腱をグリッ、と押すと痛いので、うまくよけて下さい。

【肋骨可動性調整】
あらかじめ、肋骨の可動範囲を確認しておき、その範囲内で調整します。

【足関節の牽引】
牽引しきったところから、急に戻さないようにしましょう。うつ伏せよりも仰向けの方が上部頸椎に届きやすいようです。


以上、ご参考になれば幸いです。

今回の記事は講習会へ参加された方、後日、講習会DVDの手に入る方向けでしたので、分かりにくかった皆様には失礼致しました。

次週からまた、いつものスタイルに戻ります。お楽しみに。


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※おかげさまで満員となりました。次回は11月23日(月・祝)に開催致します。

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by naotknet | 2015-10-24 07:40 | 首こり

50代男性。1週間ほど咳が止まらない。

肺をはじめとする呼吸器系に関係の深い胸椎3番(下図、上の赤丸)付近が、ガチガチに固まっていました。

お互いにバランスを取り合っている肺と膀胱の関係を用いて、膀胱兪(仙椎2番。下図、下の赤丸)を整えることで、肺兪に近い胸椎3番をほどかせていただきました。
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「iris-irisのフリーウェア」


秋は肺の季節……この秋、何度も登場しているキーワードですので、覚えていただけたかと思います。詳細はこれら、過去の記事をご参照下さい。

秋の肺疲労はこうして整えます
秋の腕の不調(腕が挙がらない・腱鞘炎)
秋の寝違え、秋の咳

さて、今日はこちらの男性から施術中に伺った、奥様の体調についてです。

自宅に保管してあったたくさんの本を、かなり思い切って処分したとのこと。お二人で休日に、奥様の書庫を整理したそうです。

その翌日、奥様が区の健康診断を受けたところ、尿タンパクの項目で再検査となりました。

下記は、「姿勢の視点からは、こんなことも関係するかもしれません」と、ご主人にお話させていただいた内容です。

何十年かかけて増えていった本は、天井近くまで積み上がっており、脚立を使ったり背伸びをしたりして、一日中作業をしていたそうです。

その際の姿勢は、少し反り気味の背伸びが多くなります。おなか側を伸ばし、背中側が縮まります。

腎臓は胃腸・肝臓などよりも背中側にありますから、背中を反って縮めるということは、腎臓を圧迫する姿勢なのです。
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「Essential Anatomy 5」


何かで紹介されていたヨガの「若返りのポーズ」は、逆に背中をでんぐり返しの途中のように丸めて、若さ・元気の源とも呼ばれる腎臓や副腎(上図、腎臓の上の黄色っぽい臓器)を伸ばすような姿勢をとっていて、なるほどと思ったことがあります。

このようなことから、もともと後重心タイプの人は、腎臓の働きが低下しやすいといえます。

後ろ重心にもいくつかあり、全体的に後ろにいく人もいれば、ちょうど腎臓の辺りで背骨を反るように後重心になっている人も見かけます。

奥様はこれまで一度も再検査はしたことがないとおっしゃっていましたので、一時的な作業姿勢による腎臓疲労と健康診断のタイミングが合ってしまったとも大いに考えられるのです。

再検査の日まで、前屈方向へのストレッチなどで腎臓をいたわってあげて下さいとお伝えしました。

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このようにたまたま取った姿勢が、一時的な不調に関わることはよくあります。

ご主人は何度か施術させていただいていますので、いつもと違った歪みはすぐに分かります。

先述の胸椎3番や仙椎2番を含む均整法12種体型「回旋型」の中心となる椎骨「腰椎3番(下図参照)」の歪みが、いつもより目立っていました。
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「iris-irisのフリーウェア」


奥様が降ろした本を下で受け取ってしばったりダンボールに詰めたりする動作の中で、胸椎3番に丸一日負担をかけ続けた結果かもしれません。

ずっと動かされていなかった書庫の中は、整理の際にホコリが舞っていたはずで、それが咳のきっかけになったようですが、腰椎3番に負担がかからない状態で作業に当たれば、回避できた可能性もあるのです。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。


※均整法では「回旋型」「左右型」「前後型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪み(外界からの歪み)か、内臓疲労から来た歪み(内界からの歪み)かを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2015-10-17 07:37 | 腎臓

50代女性。お身内を介護中の姿勢の負担から、右のお尻を痛めたとのこと。梨状筋がパンパンに張っていました。
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ビジブル・ボディ『筋肉プレミアム』


ここに直接何かするのではなく、全身のバランスを整えた結果、ゆるめばいいなと考えます。

立った姿勢では、右肩と右腰(右骨盤)下がっていました。

別のお客様(30代女性)は左側の腰痛。お尻よりはもう少し上、ズボンのベルトがかかる位置辺りです。

立った姿勢で肩のラインを観ると、最初の女性と同じく右肩が下がっています。骨盤は逆に左側が下がっていました。

12種体型ではお二人はそれぞれ「左右型のF4(フォーム4)」と、
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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」F4より


「回旋型のF5(フォーム5)」に分けることができます。
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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」F5より


F4、F5調整により肩のラインをそろえると、連動して骨盤の位置も整い、梨状筋や左腰付近の筋肉にかかるテンションも変わります。

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別の50代女性も左腰痛でした。先ほどのお二人は骨盤を、ズボンのベルトがかかる位置で観察しました。

こちらの女性はベルトのラインでのずれはそれほどありません。また、肩ラインも割合にそろっています。

それでも不調があれば、体のどこかにかたちや動き、硬さややわらかさとして現れているはず。

そのような視点でくまなく探していくと、ベルトのラインではなく、坐骨のラインで大きく差が出ていました。
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(c)フリーメディカルイラスト図鑑


頭蓋骨にも左右差がありましたので、脳疲労が骨盤に反映していると観て、「頭脳型のF1(フォーム1)」調整。お顔も骨盤も整いました。

先ほどのお二人は肩甲骨と骨盤の、こちらの方は頭蓋骨と骨盤の連動を調整したと言い換えることもできます。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

また、もしもお顔のシンメトリーや小顔希望など、美容方面のご依頼でご来院の場合にも、均整法では骨盤をはじめとして、全身の連動の中で、その人が持つ最善のバランス、美しさを目指します。

病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。


※均整法では「頭脳型(F1,2。別名:前後型)」「消化器型(F3,4。別名:左右型)」「回旋型(F5,6。別名:泌尿器型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪み(外界からの歪み)か、内臓疲労から来た歪み(内界からの歪み)かを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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※下図は
2015年10月13日のフェイスブックへの投稿用に追加しました。

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by naotknet | 2015-10-10 08:11 | 腰痛

40代女性。思い立ってウォーキングを始めて約1ヶ月。夜寝ているときに、仰向けで踵が布団についているとだんだん痛くなる。

踵の骨(踵骨)の動きが、両方とも硬くなっていました。
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「iris-irisのフリーウェア」



他にも手がかりがふたつありました。何度かいらして下さっているので、以前の姿勢と比べてみたのです。

ひとつは立った姿勢で肩の巻き込みが少なく、胸がいつものようにすぼまっていなかったこと。

俗に「巻き肩」と呼ばれる姿勢は、体を前重心にする、または逆に、後ろ重心で倒れそうなのを防ぐ作用があります。
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(c)フリーメディカルイラスト図鑑


試しに、立った姿勢で両肩を巻き肩のように徐々に出していくと前重心の状態になります。さらに出して前に倒れそうになったときには、つま先に力を込めて防ぎます。

普段から前重心タイプの人は、つま先側の足裏にマメや魚の目ができたり、親指のつけ根が痛くなるなど、足裏の前側に不調が現れやすいです。

今度は立った姿勢で踵に体重をかけていき、後ろ重心を作ってみて下さい。後ろに倒れそうになる寸前、肩を前にして防ぐと、やはり巻き肩姿勢になります。

後ろ重心タイプの人のつま先側の足裏にはマメその他ができにくいのです。そのかわり、踵の皮膚が硬くガサガサになったり、ひび割れたりします。

今回の女性の場合、足の人差し指と中指のつけ根にマメがありましたので、どちらかというと普段は前重心の傾向がある様子。

ウォーキングによってほどよく肩まわりがほぐれて胸が広がったのでしょう。巻き肩による前重心が解除されて後重心側に寄り、普段乗り慣れない踵に、いつも以上に乗ったまま歩き続けてしまったようです。

手がかりのもうひとつは、明け方に咳き込んで目が覚めることが多いということ。いつも決まって4時頃で、1年を通してよく起こり、特に最近は頻繁だそう。

最近よく書いていますが、秋は「肺の季節」。そして各臓器の「時間」もあることを9月19日の記事でお話しました。肺疲労が強まると、肺をかばうような姿勢、巻き肩姿勢になりやすいのです。

毎年同じ季節、毎日同じ時間に同じ不調が起こるのは、その不調が慢性化している証拠ですが、ひとまず踵重心を軽減し、踵への負担を減らすための調整を進めました。

再び巻き肩姿勢に戻すわけではありません。一年中の明け方の咳き込みという手がかりをもとに「呼吸器型(内界)」調整により、巻き肩でもなく、胸の張りすぎでもなく、この方のちょうどよいところに重心が落ちるように整えます。

うつ伏せでの施術後、仰向けに戻っていただくと「踵がベッドにつく位置が全然違う! 楽!」と喜んで下さいました。

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慢性的な不調の場合、不調が出てから薬や施術で抑えこむのではなく、秋以外の季節に日々の生活習慣改善や施術により、しっかり体調を整え、次の秋に備えることが本来必要です。

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by naotknet | 2015-10-03 07:37 | 美容