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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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50代女性Mさん。「ここのところ、めっきり頭痛が減りました」


40代女性Nさん。「最近、頭痛が起こらなくなってきました」


施術の回を重ねるうちに、このようなうれしいお言葉をいただくことがよくあります。


頭痛は健康雑誌や新聞の健康記事などでも、頻繁に取り上げられる不調のひとつ。


いくつかのタイプに分類され、中には重大な病気が隠れていることもありますから、必ず病院で受診もして下さいね。


その上で、均整法視点からは、まずは頸椎の状態がとても大切。歪みに加えて、動きがとても硬くなっている人が多いです。


特に頭蓋骨と頸椎の境目、そして頸椎と胸椎の境目の2ヶ所(下図の赤丸部分)。この2ヶ所にしなやかな動きを取り戻せるよう、脊柱全体を整えていきます。


脊柱を下図のように横から見たときに、「生理的弯曲」と呼ばれるS字カーブが浅くもなく深くもなく、ちょうどよいところに落ち着くようにするとよいです。


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c)フリーメディカルイラスト図鑑


また体を正面から見たとき、「鎖骨(胸鎖関節)〜鳩尾(みぞおち)」「鳩尾〜へそ」「へそ〜恥骨」のそれぞれの長さがほぼ等しくなっていることも理想です(下図参照。少し無理やり重ねてしまいましたが……)。

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c)フリーメディカルイラスト図鑑


たとえばMさんは、上図のいちばん上の赤丸部分「鎖骨(胸鎖関節)〜鳩尾(みぞおち)」が他に比べて短くなっていました。


これは心肺系統に負担がかかっていると観ることができます。


また上図の真ん中「鳩尾〜へそ」が他と比べて長くなっていました。鳩尾が張り出した感じともいえます。


これは胃や肝臓など、消化器系を使いすぎていると観ることができます。


合わせると、消化器系の疲労が鳩尾からへそまでを内側から張り出させ、その分、心臓や肺を押し上げて窮屈な思いをさせているという全体像です。


このことによってMさんの、頸椎を含む脊柱の生理的弯曲が乱れています。


Mさんの頭痛は、もとを正せば「消化器系疲労から生理的弯曲の乱れによる頭痛」とも言えるわけです。


そこでMさんの頭痛調整は、消化器系を整えた結果、脊柱全体、ひいては頸椎の状態が整っていくことを毎回目指しています。


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かわいいフリー素材集 いらすとや


快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


身体均整法学園』ブログ

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『身体均整法学園』東京校・大阪校・旭川校

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Nさんの場合は、上図のいちばん下の赤丸部分「へそ〜恥骨」が、他に比べて短くなっていました。


この部位は、女性であれば、子宮や卵巣など、婦人科系の臓器の状態が現れやすいのです。


よって、Nさんの頭痛調整は、婦人科系調整によって生理的弯曲が整った結果として達成されます。


女性はたとえば電車の中で座るときなど、マナー的に膝を閉じる習慣が身についています。


そのため、歩く姿も股関節の前のVゾーンを自ら縮めてしまうことが多いのです。


普段からVゾーンを伸び伸びさせて歩く、立つような日常生活を送ることは、女性の健康にはかかせません。


もちろん男性にも、前立腺の調子などに関わりますから、同じく大切なゾーン。


ぜひ拙著、『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』を参考に、Vゾーンを伸び伸び使える歩き方に変えて下さい。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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ちなみに生理的弯曲を整えるには、胸椎11番や12番もポイント。自分でできる11番、12番体操もあります。


書店で販売もされている『身体均整法(不昧堂出版刊)』に収録されていますので、お持ちの方はご覧下さいね。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。


快風身体均整院 田川直樹)



※均整法では「頭脳型(前後型)」「消化器型(左右型)」「泌尿器型(回旋型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→


【お知らせコーナー】


1)本日(8月26日)は、「身体均整法学園」東京校、来年度生募集説明会です。私も担当の一人として参加します。飛び込み参加可能ですので、ご興味のある方は、学園サイト内の地図をご覧になり、いらして下さいね。午前10時から開催です。お待ちしています。



2)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。8月6日が入学説明会の最終日でしたが、申し込みはまだ間に合います。詳しくは下記をご覧下さい。
http://ameblo.jp/kinseihou/entry-12073795518.html


3)9月には旭川校も開講します。こちらもまだ間に合いますので、下記をご参考に、お早めにお申込み下さいね。
http://ameblo.jp/kinseihou/entry-12279117857.html



4)8月28日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集



5)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本ですおかげさまで今月はアマゾン「肝臓・膵臓の医学」カテゴリ、楽天ブックス「胃・腸」カテゴリで1位をいただきました。


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―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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6)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から1ヶ月半、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。

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by naotknet | 2017-08-26 07:41 | 頭痛

夏の高校野球、熱戦が繰り広げられていますね。


野球部をはじめ、様々な運動部の3年生は、全国大会に進んだり、県予選で涙をのんだりしながらも、徐々に部活動から引退して受験勉強に集中する時期でもあります。


引退後に体調をくずしたお子さん達がときどき、親御さんとともに来院されます。


特に、眠れなくなったり、眠りが浅くなったりといった、睡眠に関するご相談が多いです。


受験勉強をがんばりすぎて、毎晩遅くまで起きていたりと、睡眠のリズムが乱れることも大きな原因のひとつでしょう。


「睡眠負債」という言葉も、よく耳にするようになりました。


将来のためにも10代のうちから、負債を増やさなくてすむ体作りを心がけたいものです。


体を観させていただくと、上半身がガチガチで、下半身がフニャフニャになっている子がほとんど。


「上実下虚」、あるいは「頭熱足寒」のような状態です。


体を動かさなくなって、頭ばかり使っているため、上下のバランスをくずしてしまったのです。


施術が終わって10代後半の女性Yさん、「先生、さっきうつ伏せのときに、じっと押さえてくれていたところ、何も言っていないのに、ピンポイントで悪いところをピタッと押さえられている感じがして、すごいと思いました」とおっしゃっていました。


その場所は腰椎1番。

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c)フリーメディカルイラスト図鑑

腰椎1番は、均整法では「頭脳型」に属し、頭の疲れの調整によく用いられる椎骨。睡眠の問題もここに現れます。


腰椎1番の動きが固まると、夢を見すぎて眠りが浅くなったり、寝付けなくなったりします。


快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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さて、腰椎1番を整えたあとは、日常生活の中で、どのようにすごしたらよいでしょうか。


部活動をがんばった3年間で、体は鍛えられます。心臓も毎日の激しい練習に応じて強くなります。


その生活をパタリとやめてしまうと、本当は時速300km出せる車で、街なかをノロノロ窮屈そうに走っているうちに、大馬力エンジンの調子が悪くなるような状態に陥ります。


パタリではなく、徐々にフェードアウトしていくのが理想です。


そうかといって、まったく運動をやめてしまわずに、健康的に体を動かす習慣のある普通の人になっていくとよいのです。


人の体は、ある程度動いて調子を保てるようにできています。


調子がよいかどうかのひとつの目安が、最初にお話しした、上下のバランスです。


頭だけではなく、体もしっかり使って、上の硬さをほどよく下に振り分けましょう。


そうすればよく眠れ、受験勉強も、より効率が上がるでしょう。


適度な運度には、やはり歩くことが一番。


歩き方をよい眠りの視点から見ると、歩きの動作の中で、ももの内側「内転筋」を使って体を安定させることが大切。


ももの内側には「肝経」ラインが走っています。

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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂


肝臓が慢性的に疲労すると、眠れなくなるなど、睡眠の質に影響します。


ストレスや暴飲暴食も肝臓疲労の原因ですが、内転筋の状態も実は影響が大きいのです。


内転筋がうまく使えていないと、肝経ラインを通じて肝臓によい刺激を送れなくなり、積み重なると肝臓の活動に大きく影響するのです。


ぜひ拙著、『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』を参考に、内転筋をしっかり使える歩き方に変えて下さい。


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―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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ちなみに先述の腰椎1番を自分で整える「腰椎1番体操」があります。


書店で販売もされている『身体均整法(不昧堂出版刊)』に収録されていますので、お持ちの方はご覧下さいね。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。


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※均整法では「頭脳型(前後型)」「消化器型(左右型)」「泌尿器型(回旋型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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1)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。8月6日が入学説明会の最終日でしたが、申し込みはまだ間に合います。詳しくは下記をご覧下さい。
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2)9月には旭川校も開講します。こちらもまだ間に合いますので、下記をご参考に、お早めにお申込み下さいね。
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3)8月28日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集



4)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本ですおかげさまで今朝(2017年8月19日)の時点でも、アマゾン「肝臓・膵臓の医学」カテゴリで1位をキープさせていただいています。


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5)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から1ヶ月半、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。

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by naotknet | 2017-08-19 07:52 | 不眠

ときどき、やせ型の女性のお客様から「太れないのですが、どうしたらいいですか?」とのご質問をいただきます。


「やせたい女性のためのダイエット法はたくさん目にするのですが、太りたい女性向けの情報って、少ないのです」とも。


太りたい場合に均整法では、女性は胸椎11番を整えるとよいとされています。


胸椎11番は「副腎(下図の赤丸、腎臓の上の黄色っぽい臓器)」に関係の深い椎骨。


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「Essential Anatomy 5」

副腎は体がストレスに対処するときに活躍する臓器です。


ストレス状況が長引くと、副腎を始め、体はストレスへの対処をし続けなければならず、太れなくなるのです。


均整施術では、胸椎11番を含む12種体型「回旋型」や「循環器型」を用いたり、他の型であっても、最後に胸椎11番調整を追加したりします。


頻繁に施術にいらっしゃれればよいですが、遠方にお住まいなど事情により難しい方には、胸椎11番を整える体操などをお伝えして、1ヶ月後、2ヶ月後の、次回来院まで毎日続けていただきます。


11番が整い、副腎が元気になれば、ストレスを受け流す力を高めつつ、ストレス状況が落ち着くにつれ、もとのように、あるいは理想とする、ほどよくふっくらした体を手に入れることができます。


また、体操は毎日といっても1日1回、1分くらいで済みますのでご安心を。


書店で販売もされている『身体均整法(不昧堂出版刊)』に、「太らせるための11番操法」や「11番体操」が収録されていますので、お持ちの方はご覧下さいね。


快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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さらに、整った胸椎11番をそのまま、しなやかに保つにはどうしたらいいでしょうか。


施術の現場で胸椎11番を探すときに、まずだいたいの位置を見つけるため、肩先と骨盤の角(ベルトをしたときに腰にひっかかる部分)を結んで、背中にクロスした線を引く方法があります。


線の交わった点が、およそ胸椎11番にあたります。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


胸椎11番はちょうど、肋骨がついている胸椎と、ついていない腰椎の境目付近にもあたるため、全身の動きとしても大切なところ。


日常、このクロスラインを動かせているかどうかが、11番をしなやかに保つ鍵となります。


たとえば歩いているときに、肩甲骨も腰も固まったまま、おもちゃのロボットのように手足だけをガチャガチャと動かしてれば、クロスラインは動きません。


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かわいいフリー素材集 いらすとや


体幹のバネを手足に伝えるためにクロスラインが活躍すると、11番は常にしなやかに動かされることになります。


スポーツを通して見てみると分かりやすいでしょう。


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かわいいフリー素材集 いらすとや


このクロスラインの活躍を、日常の動き、特に歩きの中にも取り入れればよいのです。


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かわいいフリー素材集 いらすとや

そうすれば、歩き=胸椎11番体操になり、しなやかな11番を保つことができるのです。


どのように身につけるかは拙著、『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』をぜひご覧下さい。


4つのエクササイズを通して、クロスラインの活躍する歩き方に変えることができます。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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ちなみに太りたい男性の場合は、腰椎1番を整えるとよいとされています。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)



※均整法では「回旋型(泌尿器型)」「循環器型(筋肉型)」「骨盤型(生殖器型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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1)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。8月6日が入学説明会の最終日でしたが、申し込みはまだ間に合います。詳しくは下記をご覧下さい。
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2)9月には旭川校も開講します。こちらもまだ間に合いますので、下記をご参考に、お早めにお申込み下さいね。
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3)8月28日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集



4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から1ヶ月半、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。

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5)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です

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by naotknet | 2017-08-12 09:48 | 美容

先週(2017年7月29日)の記事「足首の調子が悪い人は腕もしびれやすい?」では、体の一部に不調が起きる際、全体の姿勢からどのように一部に負担が集中し、不調につながるかの例を見てきました。


全体の姿勢には、自律神経のバランスの乱れも現れます。


ストレスその他により交感神経ががんばりすぎているとき、その姿の現れやすい箇所が体中にいくつもあり、全体の姿勢にも影響を与えます。


たとえば「おへそ周り」「首のつけ根」「尾骨」など。今日はそのうちのひとつ、「肩甲骨」の位置です。


40代女性Tさん。月に1度ご来院されますので、姿勢の変化があれば、すぐに分かります。


その日はいつもより肩幅があるように見えました。肩甲骨の位置を詳しく観てみると、背中の中心(脊柱)から外側に向かって離れすぎています。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

正しい肩甲骨の位置は、その人の指幅で脊柱から3本といわれています。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』
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Tさんは4本ありました。なぜこのように離れるのでしょう?

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』
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肩甲骨の間にある椎骨、胸椎5〜9番の前側には交感神経のひとつ「大内臓神経」があります(下図の赤丸内)。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


交感神経のがんばっている姿が大内臓神経を通して姿勢に現れると、胸椎5〜9番あたりの背中が後ろに盛り上がってきます。


それに押されるかたちで、肩甲骨は外側に移動します。そのために脊柱からの指幅距離が変わるのです。結果、ねこ背に見える人もいます。


快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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逆に指幅2本など、肩甲骨が寄ってしまう人もいます。


交感神経は副交感神経とシーソーのようになっていますから、もともと体質的に副交感神経が優位すぎる人や、交感神経が長年がんばりすぎて疲れ果ててしまい、以前は盛り上がっていた大内臓神経部分の背中が、逆にへこんでしまった人に見られます。


ではどうすればいいのでしょうか。均整施術では、肩甲骨の位置を整えることで、肩甲骨を通じて交感神経や副交感神経のバランスをとることができます。


もちろんおへそ周りや尾骨を通じることもできます。


日常生活の中でも、肩甲骨をよく動かしている人は、自律神経のバランスがよいといえます。


「じゃ、腕をよく回したり、背伸びしたりすればいいのでしょうか」とのご質問をいただきます。このようなエクササイズも大切です。


でも、それを日に何度かするだけで、肩甲骨をゆるめて正しい位置に保つことは、なかなか難しいです。


それよりも日常動作の中で、肩甲骨が自然に動くようにするほうが効率的。それには、肩甲骨を使える歩き方を身につけるのが一番です。


手前味噌ですが、昨日発売の拙著『内臓ウォーキング』は、このような意味で、自律神経ウォーキングでもあるのです。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

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歩きを通じて、肩甲骨をはじめ、体じゅうのあらゆる箇所から自律神経のバランスを整えることができます。


あなたのこれからの健康の、お役に立てば幸いです。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)



※均整法では「回旋型(泌尿器型)」「左右型(消化器型)」「前後型(頭脳型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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1)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。8月6日が入学説明会の最終日です。詳しくは下記をご覧下さい。
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2)9月には旭川校も開講します。こちらもまだ間に合いますので、下記をご参考に、お早めにお申込み下さいね。
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5)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です

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by naotknet | 2017-08-05 07:46 | 自律神経