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快風院『均整日記』 kaihuu.exblog.jp

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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考になさってくださいね。


by naotknet
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「ここ最近、お通じが今ひとつで」と、70代女性のお客様Yさん。

「腰もこの辺りが痛くて」と指を差されたのは腰の右上、

胸椎11番付近でした。
均整法の資料からは、「胸椎11番右1側(いっそく。中心線からおよそ親指の幅分ずつ外に向かって4つに区分けし、1〜4側と呼びます)を押しあげて圧し続けていると、無力性便秘・腹部の張りは改善される。(『全脊椎の作用と性質』~黒川瀞雄著/たにぐち書店刊~ p.160より)」と、その作用を知ることができます。

Yさんにもこのポイントを圧して整えたいところでしたが、腰痛のところを直接施術することになり、余計に痛めると困りますので、別の手を考えます。

便秘改善のもうひとつのポイントとして「股関節」を用います。

便秘がちな方は、股関節の前側が硬く、触ってみると凝りや痛みを感じることがよくあるのです。Yさんもそうでした。

先ほどの均整法資料に「胸椎11番を調節すると、腸骨がよく動くようになり、股関節の動きがよくなる。(p.163より)」とも書かれています。これを逆にたどって、股関節から胸椎11番を整えました。

施術後には腰が軽くなり、「パンパンだったお腹もゆるみました」と笑顔を見せてくださいました。

快風院『均整日記』、2023年4月で18周年を迎えました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法は20年前、「身体均整法学園」で身につけました。日々の講義の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

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『快風身体均整院』取材・広報


「よく歩いているのですけどね」ともおっしゃるYさん。股関節の前側を使って歩くにはコツがありますので、施術後にワンポイントレッスンをさせていただきました(よろしければこちら↓を参考にしてくださいね)。


前半に出てきた胸椎11番を、お腹の張りや便秘改善として直接調整するときには下の4枚の写真、右上のようにします。


骨格、筋肉、経絡、自律神経、内臓からと、あらゆる視点から体バランスを整える身体均整法。昔は学びにくかった時代もありましたが、今は系統立てて学べる講座ができました。

私の母校でもある「身体均整法学園」。学園説明会も始まっています。詳しくは下記「お知らせコーナー」をご覧ください。

気になる不調があれば、医学的視点に加え、今回のような均整法視点もぜひ取り入れて、改善・予防に生かしてくださいね。


※「便秘」についての過去記事は、ブログカテゴリ「便秘」をご覧ください。

※医学的視点と均整法視点については、こちらもどうぞご参考に:快風身体均整院ホームページ内「病院でわかること、整体でわかること」
便秘と腰痛の関係 〜ある日の施術より〜_e0073240_16532470.jpg
■施術のお問い合わせ・ご予約はこちらから■
快風身体均整院ホームページ


※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。スマートフォンの場合はこちら「ブログ内検索」ページから。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

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◯「身体均整法学園」来年度受講生募集説明会、8月から始まっています。私も担当講師の一人として毎回お待ちしています。日程は下記の通り、毎月第1土曜日です(1月のみ第2)。

便秘と腰痛の関係 〜ある日の施術より〜_e0073240_08204363.jpg

詳細はこちら「身体均整法学園ホームページ」をご覧ください。


11月27日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集


『Tarzan Web』に『Tarzan』No.824の快風身体均整院紹介記事を転載していただきました。
都内はもとより、おかげさまで遠方の皆様からも、多くのお問い合わせをいただいています。

以前、直接ご来院できない皆様のセルフケア用にとの願いも込めて書いた拙著『内臓ウォーキング』が、ここに来て再びお役に立つことができて嬉しいです

『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに6冊出版させていただきました。感謝いたします。



# by naotknet | 2023-09-23 07:26 | 便秘 | Comments(0)

施術前、「先日、家具の角に左足の人差し指を強くぶつけてしまって、まだ痛いので、施術ではそこは触らずにお願いします」と、40代男性のお客様Wさん。

足の指先から施術に入るスタイル



の私にとっては困った事態……ではありません。こんなときにも均整法は、打撲によって乱れた体バランスを、元に戻すために活躍します。

足の人差し指には「胃経」ラインが通ります。

足指をぶつけて痛かったとき、その後の均整法的ケア 〜ある日の施術より〜_e0073240_08202581.jpg

足の指先から施術に入るスタイルの一例として、胃経ラインを用いた、胃のツボ「胃兪(いゆ)」の近くにある胸椎12番調整があります。


ほどよい施術以上の衝撃が胃経ラインに入ると、逆に胸椎12番に歪みを作り出してしまうこともあります。

Wさんの胸椎12番は、ぶつけた足の人差し指と同じ、左側が固まっていました。

足の指の骨に異常がなかったのは何よりだったWさん。胸椎12番もしっかり整えさせていただきました。

胃兪というくらいですから、そこに歪みがあると、胃の調子に影響しないとも限りません。

食欲の秋に向けて、胃腸の調子が今ひとつの方は、12番ケアを含めて、ぜひ均整施術をお試しくださいね。

快風院『均整日記』、2023年4月で18周年を迎えました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法は20年前、「身体均整法学園」で身につけました。日々の講義の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

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均整施術による打撲からの歪み調整法には、他にも「静脈」「尾骨」「打撲したところの真裏」など、様々なポイントから行うことができます。

左下と右中央の写真は尾骨からの打撲調整。


打撲後に、自律神経の乱れの影響として現れやすい、尾骨の歪みや過敏さが改善します。

骨格、筋肉、経絡、自律神経、内臓からと、あらゆる視点から体バランスを整える身体均整法。昔は学びにくかった時代もありましたが、今は系統立てて学べる講座ができました。

私の母校でもある「身体均整法学園」。学園説明会も始まっています。詳しくは下記「お知らせコーナー」をご覧ください。

気になる不調があれば、医学的視点に加え、今回のような均整法視点もぜひ取り入れて、改善・予防に生かしてくださいね。


※「打撲」についての過去記事は、ブログカテゴリ「打撲」をご覧ください。

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足指をぶつけて痛かったとき、その後の均整法的ケア 〜ある日の施術より〜_e0073240_16532470.jpg
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# by naotknet | 2023-09-16 08:05 | 打撲 | Comments(0)

「腰が痛くて」と、70代女性のお客様Uさん。体を前に曲げようとしてもあまり曲げられず、後ろには普通に反らすことのできる状態でした。

お話を伺うと、庭のぶどう棚の手入れのために、何時間か上を向いた姿勢で作業をしたあとからとのこと。

ここ最近のブログでは、腰痛や寝違え他の原因を、季節的な内臓の疲れに当てはめて考えるという内容でお送りしてきました。

今回のUさんはそうではなく、いつもと違った姿勢が、腰に負担をかけたためと考えられます。

高いところに手を伸ばしての作業では、上体を後ろに反らせて支えている必要があります。

そのとき、支えるために他よりも頑張って働く背骨(椎骨)があります。胸椎1番、9番、腰椎5番です。

この3つの椎骨を中心に、後ろに反る姿勢は支えられています。

反り姿勢が長時間になったときに、疲れが集中して固まりやすいのもこれらの椎骨。

そうなると、後ろには反ることができても、前に曲げることは難しくなってしまいます。


後ろへ反る姿勢を支え続けて疲れてしまった3つの椎骨を整えると、再び前にも曲げられるようになります。

「ここまで来るのが大変だから日程を変えていただこうかと思っていたのですが、頑張って来てよかったです」とUさん。

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Uさんは、腰を「ギクッ」としてしまう前でしたから、施術により前後のバランス調整をするだけで済みました。

「ギクッ」や「ピキッ」としてしまったとしたら、腰のどこかが、言わば捻挫のような状態ですので、頑張って来ようにも、来られなかったかもしれません。

そうなる前に前後、そして左右、回旋のバランス調整で予防しておくことが大切です。

デスクワークで長時間、腰を丸めて座っていて、立ち上がったときに腰を急に伸ばせない方は、今回のUさんとは逆の前後バランスの乱れといえます。

他には、パソコンモニターの位置により、上体を捻った姿勢でのデスクワークが多い方、偏った動作が中心となるスポーツに取り組んでいる方は回旋のバランスが乱れがち。

前後バランスの乱れには仰向けで、左下の写真のように脚をそーっと何度か引き伸ばしたり、回旋バランスの乱れには、右上の写真のように、回旋している方向にさらに回旋を加えると整います。
今回ご紹介したように骨格、筋肉を用いたり、前回、前々回の自律神経、内臓から調整したりと、あらゆる視点から体バランスを整える身体均整法。昔は学びにくかった時代もありましたが、今は系統立てて学べる講座ができました。

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いつもと違う作業(電球の交換、草むしり、お風呂掃除etc.)で腰を痛めてしまったときには 〜ある日の施術より〜_e0073240_16532470.jpg
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◯当院の均整施術の一例です途中早送りしながら、施術の最初から最後までの流れを、解説付きで紹介しています約13分)




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# by naotknet | 2023-09-09 07:28 | 腰痛 | Comments(0)

「首の左側が痛くて」と、30代女性のお客様Tさん。右に顔を向けると痛み、左には普通に向ける状態でした。

毎日のパソコン作業時間がとても長いお仕事のため、目もとても疲れると伺ったので、仰向けでお腹の右上、肋骨の「ハの字」付近をそっと押させていただきました。「うっ」と苦しそうです。

ハの字の奥には肝臓が収まっています。


目の疲れでお困りの方の多くに、肝臓凝りが見られます。

動きの硬い右足の親指を1分ほど整えて(整え方はブログ後半「お知らせコーナー」内の動画をご覧ください)、もう一度ハの字を触らせていただくと大丈夫なご様子。

ここからうつ伏せ施術に入ります。その前に起き上がって、首の動きをチェックしていただくと、さっきまで痛かった右にも、かなり楽に向けるようになったと驚かれていました。

「足の親指には『肝経』ラインが通っていて、そこからハの字、首、目へと影響するのですよ」とご説明すると、「遠いー」と笑っていらっしゃいました。

下図は胃経ラインですが、このように各経絡ラインに沿って不調の現れることがよくあります。

寝違え改善には、肝臓と頭の疲れをとりましょう 〜ある日の施術より〜_e0073240_07163855.jpg
快風身体均整院ホームページ
「内臓ウォーキングについて」より

この性質を施術に用いると、足指先や手指先から体バランスを整え、不調を改善の流れに乗せることができるのです。

上図の詳しい説明は快風身体均整院ホームページ内にありますので、よろしければ参考にしてくださいね。

不調が慢性的な場合には、最初の一手だけでは整いませんので、うつ伏せ、再び仰向け、そして座っていただいてと、姿勢を変えながら細かいところまで調整していきます。

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不調が一時的な場合をもう一例。こちらの考え方も、寝違え改善には大切です。

受験勉強や、お仕事と並行して資格試験勉強に励んでいらっしゃる社会人の方の中には、頭が疲れすぎている人が見られます。

仰向けで頭を持たせていただくと、ずっしりと重たく感じます。

また、うつむいたり上を向いたりしたとき、どちらかに動かしにくいといった、頭の前後の動きの差が大きくなっていたりも。

そんなときには仰向けで、左下の写真のように脚をそーっと何度か引き伸ばすと、頭の重さが軽くなり、前後の動きも整います。
疲れたときに無意識に背伸びをするような「伸びる」動きは、施術にも応用できるほど、頭の疲労回復には役立ちます。

仕事や勉強の合間に立ち上がって、どんどん背伸びしましょう。

このように自律神経、内臓、骨格、筋肉と、あらゆる視点から体バランスを整える身体均整法。昔は学びにくかった時代もありましたが、今は系統立てて学べる講座ができました。

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# by naotknet | 2023-09-02 06:50 | 寝違え | Comments(0)

「肩甲骨の間がとても凝ります」と、50代女性のお客様Sさん。どちらかというと左寄りが凝るとのこと。

両方の肩甲骨を触り比べさせていただくと、どちらも硬くて動きがなく、左側がより強めに固まっていました。これを動くようにすればよさそうです。

今の時期は、当ブログでもよくお話しする「夏の心(心臓)の季節」から「秋の肺の季節」への切り替わりが、体調にとても影響します。

うまく切り替われないときの心臓や肺の疲れが、近くにある首や肩、背中上部に反映しやすいため、

首こり首痛を初め、肩こり肩痛、そして今回のSさんのように背中上部の凝りや痛みにお困りの方は、この時期とても多いです。

Sさんは夏の心臓の頑張りすぎが、秋になって肺の疲れに影響しているご様子でした。
内臓の疲れの様子は、背骨(椎骨)にも現れます

肺の様子はツボ「肺兪(はいゆ)」に近い胸椎3番に、


心臓の様子はその2つ下、「心癒(しんゆ)」に近い胸椎5番、それも少し左側に現れることが多いです。

また、この2つの間にある胸椎4番近くにも「心包兪(しんぽうゆ。厥陰兪 ~けっちんゆ~ とも呼ばれます)」があるため、心臓の様子がよく現れます。

3つの椎骨をよく観てみると、頑張りすぎの心臓を表す4番5番は出っ張って硬く、その勢いに押されて疲れてしまった肺を表す3番は、へニャッとへこんでいました。

Sさんが不調を感じる場所にある3つの椎骨がバランスよく並ぶように整えて、肩甲骨が動き出すように施術を組み立てます。

具体的には肺とペアの膀胱や、心とペアの胆に視野を広げて、全体の内臓バランスを整えていきます。

胸椎10番(胆兪)や仙椎2番(膀胱兪)を用いて整えていくうちに、

Sさんの肩甲骨はふわっと動き出しました。

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肺や心臓の疲れが胆のう・膀胱を通じて、上図の胸椎10番や仙椎2番に現れると、ぎっくり腰・ぎっくり背中を起こします。

その場合は、痛めている場所の背骨には触らずに、主にお腹にある「募穴(写真右下)」と呼ばれる、各内臓の様子を表すツボから連動させて、胸椎10番や仙椎2番を整えていきます


身体均整法学園の講義では「経絡操縦法」や、私が担当している「体のしくみ」で詳しく学びます。

自律神経、内臓、骨格、筋肉と、あらゆる視点から体バランスを整える身体均整法。昔は学びにくかった時代もありましたが、今は系統立てて学べる講座ができました。

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固まった肩甲骨を動かす方法 〜ある日の施術より〜_e0073240_16532470.jpg
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# by naotknet | 2023-08-26 07:37 | 肩こり | Comments(0)