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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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前回のブログでは、「暑」から「寒」に向かう今、自律神経の切り替えがうまくいかないときに現れやすい不調の例をお話ししました。


今回も一例追加致します。

40代女性Kさん。ときどき右の踵が痛くなっていましたが、最近はずっと調子よく過ごされていたそうです。

それが今回、なぜか左が痛いとのこと。

詳しく伺うと、痛む箇所は左の踵の内側でした。

右のときは外側が痛み、整形外科では以前、骨棘ができていると診断されたそうです。

度合いにもよりますが、全体の重心がそこにかかりすぎないように体のバランスを調整すれば、たとえ骨棘があっても乗らずに済み、楽に過ごすことができます。

Kさんは以前の何度かの均整施術により、その状況を保たれていました。

重心バランスには、それぞれの癖があります。Kさんには「後ろ重心+右捻じれ」の姿勢がよく現れます。

真似していただくと分かりやすいです。

立った姿勢で踵に体重をかけて、そのまま上半身を右に捻ってみて下さい。右の踵の外側に体重がかかってきます。

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今度はそのままの姿勢で左足に体重を移していくと、左踵の内側に体重がかかってきます。

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この「左内踵」重心の状態で日常の立ったり歩いたりを続けているうちに、左の内側を使いすぎたご様子。

仰向けで両膝を立て左右に倒してみると、左にはペニャッと倒れますが、右には左への半分くらいしか倒れません。

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前回のブログでお話しした、「暑」用の副交感神経から「寒」用の交感神経への切り替わりがうまくいかず、左重心が強くなりすぎて、左半身全体が固まっているのです。

こんなとき、均整施術で左右半身のバランスをとるためには、様々な方法があります。

今回は「奇脈応用」を用いました。

左右の手足にあるツボ「外関(がいかん)」「臨泣(りんきゅう)」「内関(ないかん)」「公孫(こうそん)」をそれぞれ探ってみると、張っていたりへこんでフニャッとしていたりと、左右差があってバランスをくずしています。

それらをすべて同じ手触りになるように整えていきます。


施術の最初、Kさんのように捻じれの左右差が大きい方に用いることが多いので、まだ手足の4点しか触っていないのに(しかもごく軽く)、膝の倒れ方が左右同じになってしまうことから、みなさんよくびっくりされます。

ちなみに私の母校「身体均整法学園」では、経絡操縦法などの授業で勉強します。


Kさんの「後重心+右捻じれ」のようなそれぞれの姿勢の癖は、許容範囲であれば、その人がいちばん動きやすい、いうなれば「構え」として働きます。

ボクサーの右構え、左構えのようなものです。

季節の影響など、自律神経の切り替えがうまくいかずに重心が偏り、体が構えの許容範囲を超えると、Kさんのよう踵に乗りすぎたり、他には腰を捻りすぎたり、どちらかの肩を巻き込ませすぎたりして、腰痛、肩痛、踵痛、膝痛etc.につながってしまいます。

快風院『均整日記』、おかげさまで14年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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『快風身体均整院』取材・広報


奇脈を用いてなぜ捻れが整うか、様々な考え方があります。

ひとつには全身の伸筋と屈筋のバランスが、この操法により整うからともいえます。


伸筋は交感神経と、屈筋は副交感神経との連動が強いため、この時期、自律神経の切り替えがうまくいっていない方にはピッタリな調整方法なのです。

拙著『がんばらないストレッチ』内にも「プチうつストレッチ」として、伸筋と屈筋のバランスをとって自律神経を整えるストレッチを紹介しています。


『がんばらないストレッチ』
(田川直樹著・主婦の友インフォス刊)

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すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。


快風身体均整院 田川直樹)

※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

※施術のご予約・お問い合わせはこちらまで快風身体均整院メールフォーム


【お知らせコーナー】


1)「身体均整法学園」平成31年度受講生募集説明会を毎月1回開催しています。詳細は「身体均整法学園」説明会ページをご覧下さい。私も担当の一人として毎回会場におりますので、学園のこと均整のこと、何でも聞いて下さいね。


2)10月22日開催:均整センター「施術モデル」募集


3)自律神経バランスを整える手軽なストレッチの『がんばらないストレッチ』、8月29日に発売しました。


『がんばらないストレッチ』
(田川直樹著・主婦の友インフォス刊)

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4)日常生活の中での歩き方を通じて、大腰筋や小胸筋のコリをほどくことのできる本がこちらです。電子書籍版も発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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45)気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



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# by naotknet | 2018-10-20 06:10 | 足の痛み

フェイスブックに先日、このように投稿しました。

『「暑」から「寒」に向かう今、自律神経の切り替えがうまくいかないと腰、足、肩他の不調につながります。

https://www.facebook.com/naoki.tagawa.52/posts/1830769563667604

この時期によく見られる不調の特徴は「左半身」です。

「左首が痛い(30代女性Tさん)」「左肩が辛くて眠れない(40代女性Sさん)」「いつもは右なのに、今は左腰が痛い(40代女性Yさん)」など。

1年を暑い時期と寒い時期に半分に分けると、今はちょうどその境目にあたります。

これからの本格的な寒さに向けて、体は交感神経を高めながら準備しています。

夏の間は副交感神経優位となり、冬にためこんだ不要な物を排出するなど、体はメンテナンスに忙しい時期。

体のバランスから見ると、副交感神経の反応が現れやすい右重心から、交感神経の左重心に移ってくるのが今なのです。


この移行がスムーズに行かず、左重心になりすぎたり、右重心のままだったりすると、様々な不調につながります。

上記の方々は、左重心になりすぎていました。

特にSさんは施術ベッドに仰向けになると、「こうして仰向けになるだけで(左)肩が……」と辛そうなご様子。

そっと周辺を触らせていただくと、当ブログでもよくお話しする、左の「星状神経節」を中心に、左首から肩にかけて、深いところからパンパンでした。

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うつ伏せになっていただき、骨盤を中心に整え、もう一度仰向けになっていただくと「?? 楽です」と。

肩の奥のほうの凝りが半分くらいになっていました。あとは仰向けでできる調整を手足、他と、凝りの範囲が小さくなっていくかを確認しながら進めていきました。

骨盤を整えて楽になるのは星状神経節につながる、背骨の左右に沿って走る交感神経のライン(交感神経幹)が、全体的に整うからです。

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左右にある交感神経幹のうち、左側に反応が現れやすいのが今の時期。他のお二人の調整も同じ視点でさせていただきました。

この時期にかかわらず、たとえば仕事が忙しすぎて、常に交感神経ががんばり、慢性的に左重心が強い方もいます。

40代男性Oさんは、「もうここ半年ほど、腕が抜けるように左肩が痛い」との訴えでした。

1週間に1度、3回の施術で、「この痛みとずっと付き合わなければならないかと不安だったので、助かりました」と、喜びのコメントをいただきました。

病院での受診で異常がなければ、このように上記の女性の方々への視点と同じく、左重心のいきすぎを解消する施術でお役に立つことができます。

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左半身に現れる不調を季節によるもの、よらないものと見てきました。もう一例、季節によらないものを見てみましょう。

30代男性のFさんが、約1年ぶりにいらっしゃいました。

当時は右肩の痛みでのご来院。少しずつよい方向に向かっていたのですが、やはり忙しすぎて施術から遠のいているうちに、今度は左肩が辛くてどうしようもなくなっての再来院でした。

「右はいつの間にか治ったのですが……」とおっしゃっていましたが、触らせていただくと、右肩は左肩以上にガチガチになっていました。

よくいわれるところの、「右をかばっているうちに、今度は左が痛くなった」状態です。

ご本人はかばっているつもりはないようでしたが、体は無意識にがんばっていたのです。

このようなことをお話しさせていただきながら、右肩も含めて全体のバランスをとらせていただくうちに、Oさんと同じくホッとしたコメントと、次回のご予約もいただきました。


「最近、眠りが浅い」「眠れない」など、眠りに関するお悩みが多いのもこの時期。


交感神経や左重心視点に加えて、「肝臓」に注目するとよいです。


漢方でいうところの「肝」の不調により、不眠につながるからです。


交感神経ががんばりすぎると、肝臓にはブレーキとして働きます。


拙著『がんばらないストレッチ』には、肝臓とも交感神経とも関係の深い胸椎9番を整える「不眠ストレッチ」を紹介しています。


不眠にお困りの方、ぜひお試し下さい。


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# by naotknet | 2018-10-13 05:36 | 自律神経

40代女性のお客様Tさん。「巻き込んだ肩が気になるんです」とのこと

施術を開始してしばらくすると、「肩が(ベッドに)着いています!」と驚かれていました。

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当院の施術はほとんどの場合、座った姿勢や仰向けの姿勢での「ねじれ」をとるところから始まります。

Tさんにはその日、仰向けになっていただくと、両方の肩が施術ベッドから浮きぎみで、左肩がより浮いていました。

体がねじれるとこのようなことが起こります。

体は無意識に、全体でバランスをとるためにいろいろと工夫をしているからです。

Tさんの骨盤は右が浮いており、左肩と斜めにバランスをとり合っていたのです。

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Tさんは首肩の凝りにも困っていましたので、首肩は後回しにして足や骨盤から施術を進めていきました。

骨盤の歪みが整う流れの中で、肩は骨盤と斜めに釣り合っている必要がなくなり、自然とベッドに着いていったのでした。

別の40代女性のお客様Mさんも、Tさんと同じ「左肩ー右骨盤」のねじれタイプで、仰向けで寝ていると右腰が痛いとのこと。

Tさんとは逆に、骨盤を後回しにして肩周りから施術を進めていく途中、うつ伏せから仰向けになっていただいたとき、「あれ? 右腰がベッドに着く感じがします」と。

骨盤が肩と斜めに無理に釣り合っている必要がなくなったのです

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それまでは右の骨盤が自重によりベッドに着こうとしても、左の肩にひっぱられるために着くことができず、痛みにつながっていたのでした。

さらに別の40代女性Sさんは、ぎっくり腰を起こしてしまい、だいぶよくはなったものの、まだ立った姿勢から、体を少ししか前に倒せないとのことでご来院。

Sさんも、上記のお二人と同じねじれ姿勢が出ていました。ねじれの頂点である腰に負担がかかりすぎて痛めたのです。

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すでに回復途中だったこともあり、ねじれ姿勢が整うと本人も驚くほど前屈ができるようになり、「これで明日からの旅行が安心です、ありがとうございました」とお礼の言葉をいただきました。

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ぎっくり腰を起こしてすぐの方がご来院になることもあります。

病院での受診もお願いしつつ、上記のMさんやSさんと同じく、骨盤や腰など痛めているところには触らずに、首や肩周りを中心に、ねじれを整える施術をさせていただきます。

特に均整法視点からは、肩甲骨間や頸椎と胸椎の間を重視します。

骨盤、腰椎付近と肩甲骨付近のかたちを比べてみると、よく似ています。
均整法で「同形相関」と呼び、デスクワーク姿勢やスマホ姿勢からの負担により、肩首周りが固まった結果、腰椎や骨盤の動きに影響して痛めることがとても多いです。


施術後に日常生活のアドバイスをさせていただく際、よく腰を痛める方には肩周りの、首肩凝りにお悩みの方には骨盤や股関節周りのエクササイズをお話しするのは、このような理由からでもあるのです。


拙著『がんばらないストレッチ』にも、「なぜ、首凝りストレッチなのに、首ではなく足首のストレッチなの?」とのご質問をお寄せいただきますが、その答えのひとつがこの「相関関係」なのです。


『がんばらないストレッチ』
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相関関係以外にも自律神経のバランスや、経絡の陰陽他、様々な理論から均整法は成り立っており、それらの解説付きで各ストレッチを掲載しています。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

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※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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10月は本日6日開催です。飛び入り参加可能ですので、直接会場にお越し下さい。)


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# by naotknet | 2018-10-06 04:52 | 姿勢

50代男性のお客様Fさん。正座をすると右足のスネの外側が痛いとのこと。

スネの外側には「胆経ライン」が通ります。胆のう疲労が胆経ラインに沿う不調として現れることがあります。

前回の記事では漢方視点からの、「肺」と「大腸」の組み合わせについてお話ししました。

下図の5つの丸の中には五臓のみ書いてありますが、実はそれぞれ「腎ー膀胱」「肝ー胆」「心ー小腸」「脾ー胃」、そして「肺ー大腸」という「臓」と「腑」の組み合わせが入ります。

このことから、秋は肺の季節であるとともに、大腸の季節でもあり、どちらもがんばりすぎによる疲労を起こしやすいのでした。

さらに前々回は、肺ががんばりすぎた分、肝が抑え込まれてしまうことも下図を用いて説明しました。

肝が抑え込まれてしまうということは、「肝ー胆」のペアである「胆」も影響を受けて、抑え込まれすぎるとやはり疲労を起こします。

ところで、スネの外側には「腓骨(ひこつ)」という骨があります。

膝側と足首側それぞれで、スネの骨(脛骨)と関節を作っており、「脛腓(けいひ)関節」と呼ばれます。

右足を詳しく観せていただくと「外踝(がいか。外くるぶし)」の部分、足首側の腓骨の先が後ろに、膝側が前にずれていました。


施術としては、胆のうのある右側の肋骨「への字(下図の赤線)」が狭くなっていましたので、足の施術の前にまず、全身調整により、胆のう疲労を解消します。

その後、腰椎→股関節→膝へと進めるうちに自然と脛腓関節も整い、最後にはベッドの上で正座がきちんとできるようになりました。

前回は手の人差し指の不調を大腸経ラインに当てはめました。それと同じ考え方です。もう一例、経絡ラインに当てはめる調整例をお話しします。

50代女性のお客様Uさんは、硬い床などに手をつくと手首の一点が痛いとのこと。

よく観せていただくと、その一点は「舟状骨(下図参照)」。動きが固くなっていました。

すぐそばを通る肺経ラインの凝りの影響を受けているようです。


肺経ラインを上にたどると、ライン近くの烏口突起周りの靭帯がガチガチでしたので、肺疲労解消調整の後に整えました。

ベッドに手をついていただくと、「あれ?……痛くない!」とのことで、喜んでお帰りになりました。

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前々回、前回、そして今回と、「秋は肺の季節」から進める調整例を見てきました。

部分的な調整は後回しにして、肺疲労、肝臓疲労、胆のう疲労など、その人の全体のバランスの要となっている内臓疲労解消を先に行い、部分が整うベースをまず作ることが、不調解消のコツなのです。


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# by naotknet | 2018-09-29 07:37 | 足の痛み

「今朝から、左の人差し指をピーンと伸ばしきれないんです(20代女性のお客様Yさん)「最近、左の人指し指の調子が気になって40代男性のお客様Kさん)」など、手の人差し指の不調を訴える方を、この秋の時期に見かけます。

ここ何回かの記事内に下図を用いて、秋の肝臓疲労についてお話ししました。

漢方視点から「秋は『肺』の季節」であるこの時期、肺ががんばりすぎると、肝を抑え込んでしまうため、肝臓疲労を起こすのでした。


5つの丸の中に五臓のみ書きましたが、実はそれぞれ「腎ー膀胱」「肝ー胆」「心ー小腸」「脾ー胃」、そして「肺ー大腸」という「臓」と「腑」の組み合わせも入ります。

このことから、秋は肺だけではなく大腸の季節ともいえ、大腸経ラインの通る人差し指は、大腸ががんばりすぎたときの影響を受けやすいのです。肺経ラインの通る、隣の親指の不調もよくあります。


病院の受診で異常がなければ、このような経絡ラインを整えることも、不調解消にとても役立ちます。

神経的には、この2本の指の動きや感覚は、頸椎からのC6神経やC7神経が担当しています。

また多くの場合、指周りの筋肉だけではなく、肘の親指側にある、下図の矢印のように前腕を回す「回外筋(かいがいきん)」がガチガチに凝っています。

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施術としてはお二人とも、まず体のベースを整える全身調整により大腸疲労を解消し、その後、頸椎→回外筋へと進めていくうちに、人差し指の調子が戻ってきました。

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秋の大腸疲労からたどって、神経、経絡、筋肉と、各方面から人差し指の不調解消に向かって進めたお二人への施術。

逆に考えると、もしも人差し指を突き指などで痛めたとしたら、上記の各経路を通じて、体の様々な部位に不調が及ぶ可能性があるということです。

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たとえば人差し指からの衝撃が大腸経ラインをさかのぼって首に届き、日をおいて寝違えのようになったり、大腸経ラインと関わりの深い腰椎4番(「大腸兪というツボに近いのです)」が歪んで突然のぎっくり腰になったり。

突き指その他、まずは病院での治療を済ませたら、一度均整法視点からのチェックもぜひお薦めします。

ちなみに上記では人指し指や親指を整えるために用いた、回外筋を用いた肘の操法は、身体均整法学園では「疼痛操縦法」という授業で勉強します。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。



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# by naotknet | 2018-09-22 06:57 |

身体均整法学園「身体均整師養成講座」を終えた後の、実践的な研修の場として「均整センター」があります。

私も月に1回(第4月曜日)、指導員として勤務しています。

先月、スタッフのO先生が50代女性のお客様Sさんの施術を担当しました。

施術後の確認の際、肋骨「ハの字」の右側(肝臓側)の狭さが気になりましたので、O先生に微調整をお願いしたのちに再確認。



きれいなハの字になりました。


Sさんも、よりスッキリされたようです。

ハの字からは、肝臓をはじめとして、内臓疲労の様子がわかります。

Sさんの場合はまだ、肝臓疲労を解消できる余地があると、ハの字ならぬ「への字」に現れていたのです。

均整施術では、骨や筋肉の歪みだけではなく、内臓も大切なチェックポイントです。

たとえば施術前、ベッドの端に座っていただくと、一見よい姿勢に見える方がいます。

上半身を左右にねじってみると、左には軸がブレずにねじれても、

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右にねじったときだけ、下のようになることがあります。


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肝臓疲労がたまっていると、無意識に肝臓ををよけるようにねじるのです。

座っていただいた姿勢がすでに、自分ではまっすぐに向いているつもりでも、上図の右ねじれ姿勢になってしまう人もいます。

肝臓疲労がさらに深まっているといえるでしょう。

こちらは快風院のお客様、40代男性Rさんが先日そうでした。

快風院『均整日記』、おかげさまで14年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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この初秋の時期、下記の図を用いて前回お話しした流れで、夏の疲れによる肝臓疲労の方が多いのです。


施術後のRさん、きちんとよい姿勢で座ることができるようになりました。

肝臓疲労がさらに進んで慢性化すると、一見よい姿勢に見えることもあります。

疲れた肝臓を他の臓器がサポートしているうちにあちこちの臓器が疲れ、その分増えた歪みが混ざってしまうのです。

たとえば肝臓疲労で右肩が上がり、心臓疲労で左肩も上がってしまうと、下図の向かって一番右のように、一見まっすぐに見えることがあります。


このとき、施術により肝臓疲労が先に解消されたとすると、右肩だけ下がって、心臓疲労の左肩上がりが残る場合も。

お客様がもしこの事情を知らないままでは、施術を受けたら余計に体が歪んでしまったように見えます。

慢性的な内臓疲労による体の歪みや不調には、少し気を長く持って改善に取り組む必要があるのです。

駆け出しの頃は経験不足からこのことを説明しきれず、あとで「施術をもう少し続けて下されば、さらに快調な体を感じていただけたのにっ」と悔やむこともありました。

悔しさから学んできたこと他、センター指導員としてスタッフにもお客様にも、今お伝えすべきことを、詳しくお伝えしています。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。



快風身体均整院 田川直樹)

※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

※施術のご予約・お問い合わせはこちらまで快風身体均整院メールフォーム


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1)「身体均整法学園」平成31年度受講生募集説明会を毎月1回開催しています。詳細は「身体均整法学園」説明会ページをご覧下さい。私も担当の一人として毎回会場におりますので、学園のこと均整のこと、何でも聞いて下さいね。


2)9月24日開催:均整センター「施術モデル」募集


3)自律神経バランスを整える手軽なストレッチの『がんばらないストレッチ』、8月29日に発売しました。


『がんばらないストレッチ』
(田川直樹著・主婦の友インフォス刊)

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4)日常生活の中での歩き方を通じて、大腰筋や小胸筋のコリをほどくことのできる本がこちらです。電子書籍版も発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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45)気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



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# by naotknet | 2018-09-15 07:49 | 肝臓

徐々に食欲の秋に近づいていますが、ご来院のお客様の中には「いつもこの時期、胃の調子が今ひとつで……」とおっしゃる方も多いです。

最近では、40代女性のお客様のAさんやBさんもそうでした。

夏から秋に向かうにつれて、自律神経視点からは、冬の寒さへの備えに交感神経ががんばり始めます。

行きすぎると、胃腸や肝臓など「消化器系」の内臓にはブレーキがかかってしまい、食欲に影響します。

こんなときには、当ブログでもときどきお話しする、交感神経の反応の現れやすい箇所である「星状神経節」や「尾骨」などを通して、交感神経のがんばりすぎをほどよいところまでおさめていきます。

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お二人からは施術中に「「お腹がぐるぐる動いてきました」「お腹が空きました」などのお言葉をいただきました。

上記以外にも交感神経のおさめ方やポイントはいくつもあります。

たとえば腰(腰椎)。

脊柱上(中心線)に近い側は副交感神経ゾーンで、外側が交感神経ゾーンとなります。

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外側の交感神経ゾーンを用いて交感神経をおさめるためには、反応の出ているところをじーっとしばらく押さえておきます。

そのときの目安となるのが、腰椎についている左右の突起。「肋骨突起(下図の赤丸部分)」と呼ばれます。


身体均整法学園に入ってすぐの時期に私が担当している授業「からだのしくみ」では、これから均整法を身につけるにあたって、まずはきちんと触れるようになりたい骨の各部位を触る練習をします。



お客様の安全を守るため、強く触ってはならない部位についても勉強します。

肋骨突起もそのひとつ。薄いつくりになっているので、むやみにギューギュー強く触ると痛めてしまう可能性があり、そっとそっと触らなければならないのです。

慣れるにしたがって、肋骨突起を目安にしながら、交感神経の反応の出ているところを探せるようになります。

他にはたとえば、頸椎1番の近くにある「茎状突起(けいじょうとっき)」。
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頸椎1番の横突起を触ろうとして、華奢なつくりの茎状突起に触れてしまうと、やはり痛める可能性があります。

このようなことを細かく学びながら、授業は進んでいきます。

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ところで秋は漢方視点からは「肺」の季節。

肺ががんばりすぎてしまうと、食欲を調節している「肝(肝臓)」とのバランスがくずれてしまうことがあります。

ちょうど先日(2018年9月6日)のフェイスブック投稿記事にこのことを書きましたので、よろしければご参考に。

均整施術では自律神経視点、漢方視点など、様々な観方を駆使して、食欲の秋をサポートさせていただきます。


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# by naotknet | 2018-09-08 06:14 |

50代男性のお客様Kさん。右肩甲骨の内側の凝り。

80代女性のお客様Lさん。右首の痛み。

30代女性のお客様Mさん。左手を伸ばして下にある物を取ろうとすると、左肩が痛む。

60代女性のお客様Nさん。左肩が痛くて顔を洗うのも大変。

右、左の違いはありますが、それぞれに共通して整えたポイントがあります。

それは「肩鎖関節(けんさかんせつ)」。

肩甲骨と鎖骨をつなぐ関節です。

肩鎖関節の下には「棘上筋」と呼ばれる筋肉が通り、肩や腕の動きに関わっています。


肩鎖関節の動きが悪くなり、棘上筋の通る隙間がせまくなると、棘上筋を骨と骨との間にはさみすぎてしまい、肩甲骨周辺の慢性的な凝りや、バンザイなどの動作中の痛みを感じるようになるのです。

40代女性のお客様Oさんは以前、右側の偏頭痛で病院を受診したことがあり、今回も同じ頭痛がしばらく続いているとのこと。

立った姿勢は、前回の記事でもご紹介した「肝臓疲労姿勢」でした。

この姿勢がいつもより強まって、右の肩甲骨や鎖骨を引き下げ、肩鎖関節の動きを悪くしていたのです。

鎖骨の下には、首と腕をつなぐ神経や血管が、トンネルをくぐるように通っています。

肩鎖関節の動きが悪くなるとトンネル内に渋滞が起こり、また、肝臓疲労姿勢自体が右頭から首を常に引っ張り下げる状態にもなり、偏頭痛につながってしまうのです。

冒頭のLさんの右首痛も、このような流れで起きていました。

この場合は、肩鎖関節調整に加えて、肝臓調整による肝臓疲労姿勢の解消が必要です。

まず骨盤から、そして背骨からと、肝臓との連動を用いて調整している間に、「頭がゆるんできましたー」と、施術ベッド上でうつ伏せのOさんから声が聞こえてきました。

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肩鎖関節についての話題をもうひとつ。

均整法では背骨を含む背中を観るときに、背骨上を中心線として、左右に4本ずつのラインを引きます。1側(いっそく)〜4側と呼びます。

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肩こりや腰痛他、様々な不調が慢性化してくると、これよりさらに外側のライン上の肩鎖関節や肩関節、そして下では股関節がガチガチに固まります。

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背骨や1側〜4側ラインを整えようと思っても硬くて思うようにいかない人は、不調が相当に慢性化しているかもしれません。

そんなときには、1側〜4側ラインを整える前に、外側ラインの肩関節、肩鎖関節、股関節をよく整えてから中心に向かうとよいのです。

先日発売された拙著『がんばらないストレッチ』の30〜31ページにある「腰痛」解消用ストレッチは、この外側のライン(胆経ライン)を自分で整えています。



コツは体の側面を横に曲げるというよりも、上下に引き伸ばすように、気持ちよく。

慢性的に腰の調子が今ひとつの方、ぜひお試し下さいね。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

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# by naotknet | 2018-09-01 06:01 | 肩の痛み

40代女性のお客様Eさん。「先月、右の股関節がギックリ腰(?)みたいな感じになってしまって。だいぶいいのですが……」とのこと。

立った姿を見せていただくと、右肩が下がり、右腰が上がった姿勢になっていました

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肝臓疲労による‘肝臓コリによって、体内から引っ張られているときに、よく見られる姿勢です。


右胸と右骨盤を前に張り出してもいるので、右の股関節も左に比べて、少し張り出されるかたちになります。

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左は少し曲がって余裕があります。歩くときに地面からつたわるショックを、左股関節は曲げることによって「バネ」のように吸収できる状態です。

右股関節は全身の歪みの結果として張り出してしまっているので、歩くときに曲げ伸ばしのできるバネにしにくく、「つえ」で地面をガスッガスッとつつくように、ショックをまともに受け止めてしまいます。

この状況で毎日過ごすことにより、右の股関節を痛めてしまうのです。

全身のバランスを整えて、右の股関節にもバネを復活させれば、ショックによる負担が減り、自力で治る流れに乗ることができます。

Eさんの全身のバランスを整えるためには、前回もお話しした、肝経ラインをはじめとする調整により、肝臓コリを解消させればよいのです。

病院の診察で異常がないくらいの段階であれば、歩いてみると、その場で股関節がずいぶんと軽くなります

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肝臓疲労のレベルによって、さまざまな操法で肝臓コリを解消していきます。

先述の肝経ライン調整をはじめ肝臓に関する背骨(椎骨)を整える、肝臓にむけて腹部から振動刺激を伝える、など。

日常生活では、歩くときの地面からのショックを、「ガスッガスッ」ではなく、よい加減で肝臓に伝えられるようになると、それだけでセルフ肝臓調整になります。

そのためにも、「つえ」ではなく「バネ」のような右股関節に作り変える必要があるのです。

Eさん以外にも、多くの方が肝臓疲労姿勢により股関節バランスをくずすことから、拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』内では、「肝臓バイブレーション」と名付けたエクササイズを取り入れています。


股関節エクササイズで「棒」から「バネ」への下地を作ったあと、「肝臓バイブレーション」で上半身と下半身がうまく連動するようにします。

歩くときや運動するとき、肝臓をはじめとする各内臓へ地面からの心地よい振動が伝わり、内臓疲労を自力で解消できる体を作っていくのです。

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# by naotknet | 2018-08-25 05:50 | 股関節の痛み

40代女性のお客様Aさん。猛暑のこの夏に行われた、ある資格試験を終えてホッとしたのと同時に、たまっていた疲れがドッと出てしまったご様子でした。

仰向けの姿勢で両膝を立て、左右に倒したときに、右に倒れやすく、左には倒れにくくなっていました。

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肝臓疲労による‘肝臓コリによって、からだのねじり動作に左右差が現れています。肝経ラインからの肝臓調整により、左右への動きが同じになりました。


30代女性のお客様Bさんは、この夏、よく虫に刺されてしまい、そのあとが治りにくく、体のところどころに残っているとのこと。

解毒作用がうまくいっていないときに反応が出やすい「築賓(チクヒン)」に圧痛がありましたので、Aさんと同じ動きをチェックしたのちに調整。左右への動きがそろいました。

ちなみに虫に刺されて治りにくいのは、漢方では「脾虚」の状態ともいわれます。

甘い物の食べ過ぎなどのときに陥りやすい脾虚。心当たりがあればお気をつけ下さいね、とお伝えしました。

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飛行機での海外旅行から帰国後に、腰の調子がいまひとつな40代女性のお客様Cさん。

こちらは、長時間の座り姿勢による腰のねじれが主な原因と見られました。

やはりAさんと同じ動きのチェックののちに、座り姿勢が長いと凝りやすい大腰筋の調整により、左右の動作をそろえました。


40代女性Dさんは、副鼻腔炎の治療中とのことで、鼻が辛そうでした。

頭をそっと触らせていただくと、鼻を含む頭蓋骨全体が、カチカチに固まったように硬いです。

また、上記3名の方々と同じ動きチェックでの左右差もありましたが、それよりも目立つのは、骨盤の動きのなさです。

骨盤の動きが硬くて、どちらにもねじりにくい状態でした。

頭蓋骨と骨盤は連動しますので、Dさんには骨盤の調整により、ねじりの動きを大きくした上で左右差も整えさせていただくと、頭蓋骨もほどよくゆるんできました。

お帰りの際、「鼻の通りがよくなりました」とおっしゃっていました。

一見するとみんな同じように見える、「仰向けで両膝を立てて左右に倒す」動きのチェックも、どこでねじりにくくなっているかをよく観察すると、その方の不調解消の大きな手がかりとなります。


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# by naotknet | 2018-08-18 06:43 | 疲れ