均整法では、鼻づまりそのものをどうにかしようとはせず、鼻を通る「胃経(いけい:胃の経絡)」や、鼻周辺の骨(鼻骨や篩骨など)を含む頭蓋骨全体を整えることで、鼻の穴(鼻孔)の大きさが、左右同じになるよう調整していきます。
先日いらした20代男性も、左側の鼻孔が、右に比べて平らなかたちをしていましたので、上記の施術を合わせ、12種体型による回旋型調整により整えていきました。
「究極の免疫力」著者、西原克成先生によると、小さいときからのクセや、鼻づまりなどによる‘口呼吸’が、慢性症や難病の原因のひとつになるそうです。
また先生は、7〜8時間の睡眠により、筋肉や骨格を重力から解放する「骨休め」の時間が不足していることも大きな原因として説いています。
背骨の歪みの強い部分は、普段から重力の影響に対していちばんがんばっている箇所ともいえますので、事前に弛め、整えておくことにより、骨休めのための睡眠を、最大限に活かすことができます。
他には例えば、足首の動きが左右で違っていれば、食べ過ぎ、食べなさ過ぎなど、食欲に影響しますから、両方とも同じだけ動かせるようにしておくと、ダイエットに励まれている方の苦労も軽減するでしょう。
『各地の身体均整院』
『取材・広報』
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
東京校(2010.4〜開講)
大阪校(開講中)
札幌校(2009.10〜開講中)
このように見てくると、歪みを整えることには、ふたつの意味があります。
その場で姿勢、体型の変化につながる場合がひとつ。美容関連でいえば、お帰りの際に「ジーンズがゆるくなった」という感想はよくいただきます。
もうひとつは、ご本人の努力をできるだけ楽に、効率よくする働きです。
ジーンズがゆるくなる=骨盤が整った結果、自律神経のバランスをとることができ、体重コントロールがしやすくなったり、足首の動きをよくして、食欲を適正に近づけたり。
また鼻が整えば、口呼吸の癖を直しやすくなりますし、先述の通り、事前に背骨を歪みから解放しておけば、骨休め時間の不足を補ってゆくこともできます。
施術でないとできないことは施術に任せていただき、ご本人の努力が必要なことは、その努力の効果が最善なかたちで現れるように施術を活用し、少しでも楽に、ご自身のお悩み解消に取り組んで下さい。
※回旋型など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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