目の疲れが慢性化している方は、首や肩が凝っていて、頚椎にも歪みのあることが多いです。
今回の女性は、7つある頚椎のうち、頭のほうから数えて2番目の「頚椎2番(C2)」が左に歪んでおり、それがまっすぐになった施術後、「先生、目がパッチリしました」とおっしゃっていました。
逆に、目の疲れが慢性化している方の目を先に整えると、C2の歪みが整う場合もあります。
では目の調整が先か、頚椎の調整が先かはどうやって決めるのでしょう?
歪みの状態で判断します。
歪みが強すぎると、そこを整えようと思っても強ばりすぎていて、何をやっても歯が立ちません。
頚椎とその周囲の首や肩の筋肉がガチガチでどうにもならないとき、頭の後ろ、目の真裏にあたる「脳空(のうくう)」というツボを使い、まず目を整えると、首や肩に触らなくても筋肉は弛み、頚椎は整います。
脳空だけでは調整できないほど疲れの進んだ目であれば、頚椎を先に整えます。
頚椎も目も無理であれば、全身の歪みを視野に入れ、骨盤、腰椎、胸椎と、下から順に整えていきます。
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それでもまだ残るなら、次は肝臓、次は足首etc.と、目や頚椎と連動しやすい箇所を順番に整えていくうちに、いつの間にか頚椎もまっすぐに、左右で大きさの違っていた目も整っていきます。
※全身の歪みを均整法では12種類に分けて考えます。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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