右の顎関節がカクカクする方が多く、顔の歪みでは、左が右に比べて小さくなったり、アゴ先が左に寄ったり、唇の左端が上がったりする方が多く見られます。
これらの発生のしくみには共通点があります。頭蓋骨の左半分が締まりすぎてしまうのです。
詳しくは11月13日分をご覧いただくとして、今日は視覚的にイメージして下さい。
こちらの画像は頭蓋骨の模型です。下あごの骨(下顎骨)は、どのように位置しているでしょうか。

下顎骨には下の歯が並び、奥歯のところから上に曲がって、その先が二股の突起に分かれています。
後頭部側の突起が頭蓋骨のくぼみにはまって顎関節を構成しています。
顎関節用のくぼみのある部分は側頭骨。さらに、おでこ部分の前頭骨、あたまのてっぺんの頭頂骨、こめかみ部分の蝶形骨など、頭蓋骨はジグソーパズルのように、たくさんのピースで組み上がっています。
これらピースとピースの隙間ががっちりと噛み合い、頭蓋骨の左半分が締まりすぎてしまうと、見た目では左の顔が小さくなります。また、左の顎関節のはまり具合もきつくなり、その分、右の顎関節は弛んでしまうのです。
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頭蓋骨の締まりを左右整えるためには、頭蓋骨だけではなく、11月13日分でお話ししました通り、内臓や自律神経をしっかり整えた上で、頭蓋骨を載せている頚椎、特に頭蓋骨とのつなぎ目である、頚椎1番や2番の歪みを解消することが必要です。
※均整法では施術前、体の各動作を12通りに分けて調べ、最もやりにくい動作を中心に整えていきます。骨盤に関係する動きとしては、例えば開脚が得意か苦手かなど。その指標となる「12種体型」についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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