施術前、今は右脚は疲れていますか?と伺うと、今は大丈夫です、とのこと。
お客様に感じていただきたい施術後の変化は、大きく二つに分けることができます。
(1)痛みなど、不調を目安にした変化
(2)姿勢や動きを目安にした変化
ギックリ腰のように、腰が確実に痛くて、施術前と施術後で痛みの具合の変化が分かりやすい場合は、痛みを目安にできます。
今回のお悩みの場合、右脚が疲れにくくなったかどうかを目安にできるのは、お客様がしばらく普段の生活を過ごしてから。翌日、もしくは二、三日後かもしれません。
そこで、まずは姿勢や動きを目安に、なぜ日常生活の中で右脚が疲れてしまうのかをご説明しつつ、施術を進めます。
今回の男性の場合は、均整法12種体型に姿勢と動きを当てはめてみると、立った姿勢で左右に体を曲げたとき、右に大きく曲がりやすくなっていました。
俗にいうところの右重心。右脚に普段から無意識に体重が乗りやすいのです。よって、同じように立ったり歩いたりしているつもりでも、左右で疲れ方が違ってしまう。
このことをお話ししつつ、施術は(F4(フォーム4。右屈型)調整。
施術後、右にも左にも同じように体を曲げられるようになったことを確認していただきました。
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~24年度大阪校10月開講~
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確認の方法にはいろいろあります。
例えばヘルスメーターが二つあれば、施術前に二つのそれぞれに片足ずつ乗って立っていただき、左右の数値の差を調べます。今回の男性であれば、大きな差が見られたことでしょう。
施術後に再度確認すると、その差はほとんどなくなっているはずです。
また、お客様としては(1)の目安がもちろん大切ですが、痛みを直接扱うのではない均整師としてはあくまでも(2)を主に置きます。
痛みや不調を抱えた体の不自然な姿勢や動きが、施術後に整ったかどうかが、最も大切な確認事項なのです。
※均整法では右屈(F4)、左屈(F3)の他、、右捻れ(F5)、左捻れ(F6)、前屈(F1)と後屈(F2)、伸び(F7)と縮み(F8)など、正反対の動きやかたちを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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