うつ伏せで触らせていただくと、硬くて、歪みの極端なところが見当たりません。
ただ、逆に腰の筋肉全体がやわらかすぎる印象です。力の抜けた、ヘニャッとした状態。
硬いところがあって、そこをやわらかくすればよいなら何とかなりそうな気もしますが、やわらかくて調子が悪い場合は、どうすればよいのでしょうか?
均整法では対処が可能です。
使いすぎて硬くなっている箇所が他にあるはずですからそれを探し、やわらかい箇所にふりわけるよう、バランスをとればよいのです。
今回の男性のお体で探してみると、頭から首にかけてと、両方の足の甲がガチガチでした。
イメージ的には、頭と足甲、両端が硬くなって引っ張り合い、腰の辺りが、伸び切ったゴムひものようです。
普段から細かなことによく気がつくタイプのご様子。その分、頭の休まる暇がなく、脳疲労により頭が重たくなり、後ろにバランスを崩しそうになる姿勢を、足甲でふんばっている様子が観てとれました。
腰によい意味で張り(弾力性)が出るよう、途中途中で確認しながら、均整法12種体型「頭脳型」調整を進めました。
硬い箇所に不調の出る場合も、もちろんあります。
ある30代女性は、今回の男性と同じ体型状況でしたが、腰は快調。眉間(みけん)が凝って辛いことにお悩みでした。
頭脳型は別名「前後型」と呼ばれています。うつむいたりアゴをあげたりと、前後の動作と頭の疲れは関係が深いのです。
こちらは頭の疲れというよりも、毎日長時間、その場からあまり動かない立ち仕事の影響が大きいご様子。
前後型調整により「視界がクリアになりました」と喜んでいただくことができました。
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