「ここ最近、頭が重くて。季節の変わり目だからでしょうか」と、40代女性のお客様Kさん。
仰向けのKさんの頭と首を触らせていただくと、その境目が硬く凝っていました。
「そこ、触られるとカチカチなのがわかります」とKさん。
「では、その感じを覚えておいて下さいね」とお伝えした後、やはりカチカチに硬くなっていた足首をまず整えました。
再び、頭と首の境目を触らせていただくと、「あれ? やわらかいですねーっ」とびっくりなさっていました。
均整法では、似たかたちの部位同士は連動し合うと考えます。「相関関係」と呼んでいます。
Kさんは下図の赤丸、「頭蓋骨と頸椎」「踵と足首」のそれぞれの境目同士が、連動して硬くなっていました。
足首を整えたことにより、頭蓋骨と頸椎の境目も整ったのです。
快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆
Kさんがおっしゃっていた「季節の変わり目」は、様々なかたちで体調に影響します。
今回のKさんは、「冷え」の視点が大切。
「足首、冷やしていませんか?」と伺うと、「そろそろタイツなどを穿かなきゃとは思っていたのですが、暑い日もあるし、とりあえずまだ穿いていなくて、寒い日はけっこう冷えていたと思います」とのことでした。
皆様もタイツや、しっかりくるぶしまで隠れる靴下で、足首を冷やさないように心がけて下さい。
お風呂で温めたり、ストレッチしたり回したりもいいですよ。
特にくるぶしは、普段触ることが少ないはず。付近には大事なツボも集まっています。
女性はもちろん男性も、意識して触って、自分の体をねぎらってあげて下さいね。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れてみて下さい。
※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。
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