「最近、頭痛がひどくて、お医者さんに行きました」と、50代女性のお客様Kさん。
すると、「マスク頭痛ですね。増えているんですよ」と言われたそうです。
頭の一部であったり、全体的であったり、Kさんの頭痛の状況は様々とのこと。
マスクをしたまま、仕事上の訪問先の打ち合わせでしゃべっていたりするとひどくなり、自宅でマスクをはずしていると楽だそうです。
Kさんを始め、お悩みの方は多そうです。これから本格的に暑くなる時期に向けて、均整法視点から少しでも楽になる方法をお話しします。
マスクの紐がかかる耳、その土台となる頭蓋骨の横の部分は「側頭骨」といいます。
マスクの紐がきつすぎたり、ゆるくても長時間つけていたりすると、耳が痛いなど不快に感じますが、土台の側頭骨の動きを固めてしまうことも、頭痛へとつながる大きな問題です。
また側頭骨と肋骨は、よく連動します。
快風院『均整日記』、おかげさまで2020年4月で16年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆
均整施術では、肋骨を直接整えてもいきますが、背骨から整えるとすると、ポイントは、頸椎4番、胸椎1番、5番、9番、腰椎1番、5番、仙椎4番。
なかでも頸椎4番(上図のいちばん上)は、呼吸の際の「吸気」に関わります。
Kさんの頸椎4番もカチッと動きが固まっていましたので、念入りに整えさせていただくと、施術後、「息が入る〜っ」と喜んでいただけました。
頸椎4番〜仙椎4番、そして側頭骨と肋骨。
均整施術ではこのように、体各部のかたちや動きから、そのときの不調につながる原因を探り、整えます。
ちなみに、マスクによる肌荒れにお悩みの方は、仙椎2番を整えるとよいのです。
側頭骨と肋骨が連動するのと同じく、股関節と肋骨もよく連動しますから、マスク頭痛にお悩みの方も股関節ストレッチを、ぜひお試し下さいね。
医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れてみて下さい。
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※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。
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