「ここ1週間くらい、なかなか寝つけなかったり、寝てもすぐに目が覚めたりしてしまいます」と、40代女性のお客様Kさん。
このようなときにも、先週のFさんと同じ寝姿になることがあります。
Fさんはこのように仰向けになると、肝臓のテンションがゆるんで楽になるため、体が無意識にそうしたくなっていました。
見た目をまっすぐにしてしまうと、テンションがゆるまずに辛くなります。
眠りの問題は漢方では「肝」に深く関わります。上記の赤線、ピーンと突っ張った「肝経」ラインをゆるめると肝臓が楽になり、
心地よい眠りにつながります。
快風院『均整日記』、おかげさまで2020年4月で16年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆
均整施術では先週ご紹介した、足先から整える方法があります。
経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂
セルフケアであれば、足の親指を回したり、開脚ストレッチなどにより、やはり肝経ラインをゆるめるとよいでしょう。
拙著『がんばらないストレッチ』内には、均整法を応用した、さらに正確に肝経ラインを狙って整え、ゆるめることのできる「不眠ストレッチ」も紹介してありますので、お悩みの方は試してみて下さいね。
肝臓疲労を防ぐ生活のポイントはこちら、「肝臓と整体の情報館」に詳しくまとめてありますので、こちらもご覧下さい。