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快風院『均整日記』 kaihuu.exblog.jp

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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考になさってくださいね。


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疲れている内臓によって、足のつる場所が変わります 〜ある日の施術より〜



50代女性のお客様Wさん。「ときどき足がつります」とのこと。

つる場所を伺うと、よく見かけるふくらはぎではなく、足の甲でした。

「左足の指が反るように、急にピキーンッと来る」そうです。

こんなとき手がかりになるのは経絡ライン。足指には下図のように脾経、胃経、膀胱経など、各内臓へのラインが走っています。

Wさんにはそのうちの2本、肝経と胆経ラインに凝りが見られました。

疲れている内臓によって、足のつる場所が変わります 〜ある日の施術より〜_e0073240_21505396.jpg

2本のラインに引っ張られるように、仰向けでの腰の動きは左側が硬くなっていました。


肝臓のツボ「期門(きもん)」や、胆のうのツボ「日月(じつげつ)」にも凝りがあり、そっと押させていただくと少し苦しそうなWさん。

これらのことから、足の甲の肝経ラインと胆経ラインをゆるめれば、Wさんの足つりを予防できそうです。

ただ、この2本のラインは凝りすぎているため、直接ゆるめるのは時間もかかるし、手を入れすぎると、逆に新たな凝りを作らないとも限りません。

そんなとき、東洋医学的にペアでバランスを取り合っている、もう一方のラインを用いるとよいのです。

「胆(胆のう)ー心(心臓)」「肝(肝臓)ー小腸」がそれぞれペア。

心経ラインと小腸経ラインは、ちょうど手の小指の裏表を走っていますので、

疲れている内臓によって、足のつる場所が変わります 〜ある日の施術より〜_e0073240_21473899.jpg

凝っていた右の小指1本を整えるだけで、連動して左足甲の肝経、胆経ラインがゆるみました。

お腹を押しても苦しくないと不思議そうなWさん。年末年始疲れのリセットが叶い、喜んでいただくことができました。

快風院『均整日記』、2022年4月で17周年を迎えました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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整え方は「身体均整法学園」で私が担当する講義、「救急均整操縦法」でも勉強します

下の写真、向かって左上が各指と経絡ラインの関係の説明、左下が足指経絡ラインからの骨盤調整です。


医学的視点に加え、均整法視点も毎日の生活に取り入れて不調の原因を探り、改善・予防に生かしてくださいね

※ふくらはぎなど、他の場所がつるときの状況例も過去記事にありますので、ブログカテゴリ「足がつる」をご参照ください。


※医学的視点と均整法視点については、こちらもどうぞご参考に:快風身体均整院ホームページ内「病院でわかること、整体でわかること」


疲れている内臓によって、足のつる場所が変わります 〜ある日の施術より〜_e0073240_16532470.jpg
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『Tarzan Web』に『Tarzan』No.824の快風身体均整院紹介記事を転載していただきました。
都内はもとより、おかげさまで遠方の皆様からも、多くのお問い合わせをいただいています。

以前、直接ご来院できない皆様のセルフケア用にとの願いも込めて書いた拙著『内臓ウォーキング』が、ここに来て再びお役に立つことができて嬉しいです

『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに5冊出版させていただきました。感謝いたします。



by naotknet | 2023-01-21 07:46 | 足がつる | Comments(0)