さて、その肝臓を始めとした内臓、文字ばかりでは位置などを示すのが難しく、イラストソフトで図を描いてみたりしています。ソフトの扱いが解らず、最初はごくシンプルなものでも仕上げるのに半日くらいかかっていましたが、今ではかなり慣れました。
とはいえ、相変わらずなんとなくぎこちない描き方の図を見て私の苦労を察して下さったお客様が送って下さった3D画像(下の2枚)。感謝です。ありがとうございます。
あばら骨内の薄ピンク色のふたつが肺、それに挟まれている赤い小さいのが心臓、そのすぐ下から体の右方向に向かって、どっかりと位置しているのが肝臓です。
その肝臓、そして隣に位置する胃のどちらかが働きすぎて緊張したり、慢性的に疲れたりすると、その側、左右どちらかへと体が傾く「左右型」という体型になります。その上の肺の疲れからは、猫背気味になったりする「呼吸器型」、さらに上の頭(脳)であるなら「頭脳型」というように、その方にとっていちばん疲れが集約しやすい部分を中心に、体の歪みが起こってきます。
均整法ではこのように歪みのおおもとをたどれる為、施術後の歪みの戻りが少なく、さらに施術を受けられて以降、原因と判明した内臓に負担をかけない生活に、徐々にでもシフトしていけるのでしたら、さらに歪みの戻りを防ぎ、大きな改善が期待できます。
健康に関する様々な情報が飛びかう時代でもある現在、漠然とあれもこれもと取り入れていたら、それだけで莫大な時間と費用をつぎ込んでしまいます。何より、そのために体に取り入れ過ぎた健康食品、サプリメントなどで肝臓に負担をかけてしまっては本末転倒でもあります。均整法は、ご自身にピッタリの健康法、健康食品を見極めるための指針にもなります。
※こちらも参考になさって下さいね。快風院 症状別体型紹介ページ『12種体型』