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快風院『均整日記』 kaihuu.exblog.jp

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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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50代女性のお客様Hさん。バッグなど、物を持つと左肘が痛むとのこと。

「あと、右膝も調子がわるくて……」とおっしゃっていました。

病院の受診で異常がなければ、全体のバランスを観ると、このふたつがつながります。

Hさんは上半身が左にねじりやすいタイプ。下半身は上半身とバランスをとるように、右にねじりやすくなっていました。


この上下の逆ねじれは、疲れがたまったりすると強まってきます。より体をねじって、がんばろうとするのです。

Hさんのねじれが強まるとき、負担をうけるのは、まず左肩と右腰。

体をねじったままだと家事その他、日常の生活がしにくいので、体は正面を向かなければなりません。

そのときにHさんは、無意識に左肩と右腰ががんばって正面を向こうとします(どこががんばるかは、人によって様々なタイプがあります)。

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すると右膝が右腰につられて内側に入り、不自然かたちで体重を支えることになります。

また、左肩が内側に入ったために、そのままでは左の手先もつられて内側にいきすぎてしまいます。

そこで肘から先を、やはり不自然なかたちで外側に戻します。

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この状態の左肘を使って家事などをこなしているうちに、痛めてしまうのです。

快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

プロスポーツで長く活躍できる人は、練習や試合が終わった後、クールダウンの時間をしっかりとって、体をケアします。

特に、野球やテニスなど、動作が片側に偏るスポーツでは、何も手を打たずにいると、どんどん「ねじれ」がたまっていきます。

そのために、Hさんの今回のような状態が起こり、体の各部に負担がかかりすぎて痛めます。

それを防ぎ、選手寿命を伸ばすためには、毎回の練習や試合後のクールダウンはかかせません。

同じように、普通の人の日常生活にも、本当はクールダウンが必要なのです。

「とはいっても、プロスポーツ選手には専門のトレーナーなどがついているけれど、普通の私達はどうしたらいいの?」

簡単です。「ねじれ」を解消すればいいのです。

Hさんのように、体を左にねじりやすいタイプの人、あるいは逆に右にねじりやすい人。

これを、一日のうちで、時間のとれるときにいつでもいいですから、まず確認します。

その後、ラジオ体操や軽いウォーキング他、体をまんべんなく動かせる運動を、のびのびと気持ちよく行って下さい。

そのあとで、もう一度ねじれを確認しましょう。ねじりにくかった側にもねじりやすくなったら、クールダウン終了です。

「のびのびと気持ちよく」がコツです。変にがんばって力んでしまうと、ねじれがとれません。

施術後、ねじれがとれて快調になったHさん。学生時代にかなり本格的に部活に打ち込んでいらした方でしたので、これらのお話を、とても真剣に聞いて下さいました。

時間がないときでも、ワンポイントで済む「ねじれとり」は、1日1回、ぜひ取り入れて下さい。

たとえば、拙著『がんばらないストレッチ』26ページで「首こりストレッチ」として紹介している「足首回し」。


椅子に座って足先をつかみ、足首を回します。左右回してみて、硬いと感じた側を外回し内回し10回ずつ。たったこれだけです。


首こりではない人も、ねじれとりとして応用でき、手軽なのでお薦めします。


「なぜ“首こり”なのに、“足首”を回すの?」と思われた方。『がんばらないストレッチ』、ぜひご一読下さいね。



書評サイト「読書メーター」 に、うれしいコメントが寄せられていました。

「ちょっとした動作をして体の疲れとかとろうという本。『がんばらないというだけあって、ひとつひとつの動作がすごく簡単。自分のタイプはちょっとわかりにくいけど、タイプがわからなくてもストレッチはできます。私はとにかく副腎が弱いっぽいので、ふくらはぎを動かすために足首をぐねぐね…やっぱりいろんなながれがわるいんだろうな…。気軽にできるのに説明は本格的な本なので、わりとおすすめです。」

ユウ@八戸図書館さん、ありがとうございました

べての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れて下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

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◯「カラダのバランスの整え方」セミナー参加者募集

NHK文化センター川越教室​にて、7月〜9月まで月1回開講しています。


8月26日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集


自律神経バランスを整える手軽なストレッチの本、発売中です。




◯単行本、電子書籍版ともに発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



# by naotknet | 2019-08-24 07:45 | 整体って? | Comments(0)

50代女性のお客様Uさん。出張先で転倒し、左膝と左のお顔他、何ヶ所かぶつけてしまったとのこと

幸い、それぞれの状態は軽く、病院でのCT検査も異常なし。その後のお仕事も無事に終わらせての帰京でした。

このようなとき、均整施術で体バランスの面からもチェックし整えておくと、後々の不調予防になります。

打撲の衝撃が、自然に抜けていってしまえばよいのですが、体のどこかにとどまることがあるのです。

たとえば胃の付近であれば、何週間かして、なぜが胃が痛いなど、原因がよくわからない不調につながったりします。

衝撃が残っているかどうかの目安は、「尾骨」に現れる痛みです。

尾骨の先にそっと触れてみて、ピリッとした痛みがあれば、衝撃が体に残り、自律神経が全体的に、あるいはどこか一部分が過敏になっていると観ます。

これらのことをUさんにご説明しつつ、服の上から尾骨にそっと触らせていただくと、痛みが出ていました。

これを消すためには、胸椎7番や8番を用います。

e0073240_12534909.jpg
ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

7番と8番の間を押さえて固定し、上体を反らせてもらいます。

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ちょうど「身体均整法学園」での私の担当授業「救急操縦法」で勉強します(写真は下記リンク、それぞれの授業風景より)。


尾骨の痛み解消のあとは、打撲の各所の調整です。

打撲した部分は病院での治療にお任せし、均整施術では、打撲箇所の「真裏」を整えます。

左膝の裏が硬く緊張していましたので、それをゆるめ、裏と表のバランスを整えました。

また、膝にはまだ青あざが残っているとのことでしたので、静脈の流れの状態が現れる、右後頭部の点を観察。ツボでいうと「絡却(らっきゃく)」や「脳空(のうくう)」付近です。


やはり反応が出ていましたので、こちらも調整し、施術完了です。

お帰りの際、「体も気持ちも軽くなりました」と、うれしいお言葉をいただきました。

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別のお客様、40代女性のTさん。ある日の午前中の、Tさんへの施術が終わったお昼過ぎ、Tさんから電話が。

施術の帰りに街を歩いていて、段差に気がつかずに踏みはずしてしまったとのことでした。

転倒まではしなかったものの、変な体勢で踏ん張ってしまったのと、ヒヤッとびっくりしてしまったのとで、せっかく整えてもらった体に、何か衝撃が入ったかもと心配になったそうです。

まだ外出の途中でしたので、よかったら一度戻ってきて下さいとお伝えしました。

戻られたTさんを観させていただくと、整えたはずのお体に、またねじれの左右差が現れていました。

すでに午前中の施術でベースは整っていますので、体に入った衝撃を抜く調整を、ほんの何十秒かさせていただいただけでねじれは解消。Tさんもホッとしてお帰りになりました。

Tさんは、小さい頃から均整を地元で受けており、上京後も受けたいと「均整」で検索して下さり、これまで何度もいらしていただいています。

均整施術を長年受ける中で、私や地元の先生に、今回のブログのような体と打撲の関係など、均整視点から観た体のしくみを聞いていらしたからこそ、できた判断です。

皆様も、怪我につながるような出来事はないに越したことはありませんが、もしもの場合には病院の治療と並行して、均整施術の効用も、ぜひ思い出して下さいね。


快風身体均整院 田川直樹)


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# by naotknet | 2019-08-17 06:48 | 打撲 | Comments(0)

40代女性のお客様Yさん。左の腰が痛いとのこと。

骨盤付近ではなく、かなり上のほう。体を左右にねじってみると、右にねじったときに特に痛む様子。
仰向けでも、同じところが痛み、立てた両膝を右に倒しにくくなっていました。

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この状態の腰痛、病院での受診で異常がなければ、「膵臓」疲労からくることがよくあります。

膵臓は漢方では、消化・吸収をコントロールする働きのグループとして、五臓のうち「脾(ひ)」と呼ばれます。

春は「肝」、夏は「心」、秋は「肺」、冬は「腎」と、季節と五臓の関係を用いて、不調の原因を探ることができます。

今の季節、7月末から8月初めは、膵臓コリからの腰痛その他が多いです。

腰痛までいかなくても、上記の写真のように、体にねじれの左右差が大きくなっている方は、膵臓コリを解消する調整でよく整う季節。

それは季節の変わり目、「土用」だからです。

夏の土用は鰻(うなぎ)で有名ですね。その他の季節の変わり目も同じく土用と呼ばれ、五臓のうち土用にあたるのが「脾」なのです。

Yさんの腰痛は、ちょうど膵臓の真裏の位置。


背中を直接施術するのはつらいですから避けて、遠隔操作を用います。

足先からの脾経ラインや、首からの迷走神経ラインなどを通じて、お腹側から膵臓コリがゆるむのを確認しながら、解消していきます。


「先生がおさえている、お腹のところがやわらかくなってきました!」とおっしゃる頃には、膝も左右同じに倒せるようになりました。

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Yさんには、しばらく食事を控えめにするなど、膵臓他、内臓疲労解消に心がけるとよいですよとお伝えしました。

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セルフ膵臓疲労解消には、拙著『がんばらないストレッチ』78ページで「お腹の張り&ガス腹ストレッチ」として紹介している、「足の親指回し」がお薦めです。


足の親指を手でつまみ、左と右を回して比べてみて、硬いと感じた側の親指を10回ずつ、内回し外回しします。


この季節に腰のつらい方、お試し下さい。




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# by naotknet | 2019-08-10 07:30 | Comments(0)

20代女性のお客様Mさん。最近、夕方になるとめまいがするとのこと。

暑い時期と寒い時期では、自律神経のバランスも変わります。

交感神経が優位な寒い時期に対して、今は副交感神経が優位な暑い夏の時期。

病院の受診で異常がなければ、このことを視野に入れながら、自律神経バランスを整えていくとよいのです。

自律神経バランスは姿勢に現れます。

当ブログでも、左重心は交感神経優位、右重心は副交感神経優位とよくお話しします。

また、肩甲骨の状態についても以前に書きました。

左右の肩甲骨同士が離れていると、交感神経優位と観ることができます。

その人の指の幅4本だと離れすぎ、3本がちょうどよいといわれています。

詳しくはこちらの過去ブログをご覧下さい。


指の幅3本以下では、副交感神経優位と観ることができます。今回のMさんがそうでした。

自律神経は季節の他、一日の流れの中でも、交感神経と副交感神経が切り替わります。

昼間の活動的な交感神経優位から、夕方になると体を休めるために副交感神経に切り替わり始めます。

Mさんが調子をくずすのはこの夕方から。加えて夏という季節も加わり、副交感神経が優位になりすぎ、頭への血流に影響している様子。

副交感神経の状態は健康にとても大切ですが、働きすぎてもよくないのです。

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Mさんには、ほどよく交感神経の働きを上げる調整をさせていただくことにより、肩甲骨の指幅も3本になりました。

また、仰向けのときにそっと持たせていただいた頭の重さがとても軽く感じたのですが、しっかりとした重さが出てきました。

交感神経が働きすぎて脳疲労を起こしているときには、頭を持たせていただくと、ずっしりと重たく感じます。

Mさんの場合は、その逆に、ふわふわして不安定な軽さがあり、肩甲骨が整うにしたがい、ほどよく安定した重さが出てきたのです。

すべての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

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# by naotknet | 2019-08-03 07:29 | 自律神経 | Comments(0)

40代女性のお客様Uさん。ふくらはぎが張って辛いとのこと。

「特に右が……」とおっしゃっていました。

触らせていただくと、確かに両方とも張っていて、右側がより強いです。

服の上から、おへその右下くらいのあたりのところを軽く押さえさせていただくと「うっ」と苦しそうです。

「そこはなんですか?」との問いに、「副腎(下図の赤丸、腎臓の上の黄色っぽい臓器)の疲れ度を表すツボです」とお答えしました。

おへその左右ななめ下のところには腎経ライン上の「中注(ちゅうちゅう)」というツボがあり、副腎疲労の反応が出やすいのです。

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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂

左も張っていましたが、やはり右が強く出ていました。


このような場合には、セルフケアでも活用できるような技を用いて施術をスタートします。

手軽にできる副腎疲労解消は、「足の小指回し」。

足の小指は漢方でいうところの「腎」に関わりが深く、うまく操作すると副腎疲労解消になります。

比べると、やはり右側が付け根から硬くなっていましたので、よく整えて柔らかくしてから、もう一度おへその下を押させていただくと「痛くない!」と。

「ふくらはぎもとても軽くなりました。これまで一生懸命揉んでいたのに……小指を回すだけでよかったんですねっ」

もちろん、その後は背中からも「胸椎11番」など、副腎疲労解消に大切なところをしっかり整えさせていただきました。

ふくらはぎは副腎疲労により張りやすいのです。詳しくは下記2014年6月14 日のブログをご覧下さい。


「おうちでもよく回して下さいね」とお伝えすると、「はい(主人に)伝えます」(=回してもらいます)と笑いながらおっしゃっていました。

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肝臓疲労から足がつりやすくなっている人も多いです。その場合は足の親指が硬くなっていますので、セルフケアとして親指回しをお薦めします。

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# by naotknet | 2019-07-27 07:34 | 足の痛み | Comments(0)

40代男性のお客様Yさん。右腰からお尻、脚にかけて痛む。

病院では坐骨神経痛と診断され、仕事もしばらく休み、なんとか動けるようにはなったものの、まだまだ辛いです、とのこと。

以前に別の不調でご来院の際、施術をさせていただきました。

そのときと今回とで目立った違いは、まさに坐骨神経の名称とも関わる「坐骨」の状況でした。

左右の坐骨を結んだ線の高さに差ができていました。


腰が少し重いとか痛いであれば、骨盤には、たとえば仰向けに寝て膝を左右に倒したときに、どちらかがわずかに倒しにくいなど、ほんの少しの歪みしかありません。


下図のように坐骨の位置もそろっています。以前のYさんもそうでした。

坐骨の位置にまで差が出てきたということは、歪みが深まった状態。骨盤全体の「捻れ」だけだったところに、「左右の高さ」の差が加わったのです。

均整師の仕事は、この骨盤の歪みを中心に、全体のバランスを回復させることです。

痛んでいる骨盤や脚への直接施術は必要ありません。全体のバランス視点から観ると、必ず他との連動がありますから、そちらから整えていきます。

立った姿勢では、右肩が大きく下がっていました。


バンザイをしても右肩の動きが硬く、腕が上がりにくい状態。

痛くはないとのことでしたので、右肩の動きを整えて、左肩との高さもそろえると、連動して右の坐骨が引き上がりました。


施術後は「ほんの少し、楽になったような気がします」とのことでしたが、ここは坐骨のかたちがしっかり整ったので、施術は終了。

3週間後、再びご来院の際、「前回の施術の翌日からグングン調子がよくなって、もうなんともないです」と、うれしいコメントをいただきました。

全身のバランスが乱れたままだと、体は自身を治す流れに乗れません。

均整施術では、全身のバランスを無理なく整えて、体が自己治癒力を発揮できるようにすることを目標にします。

Yさんの骨盤には「捻れ」+「左右の高さ」の、ふたつの歪みが重なっていました。

さらに慢性化すると、坐骨同士の距離が近づくなど、歪みがどんどん重なっていくのです。

歪みがいくつも重なる前に、ぜひ均整施術でケアして下さいね。

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9ヶ月目に入るNHK文化センター川越教室「カラダのバランスの整え方」講座では、重なる前の歪みをひとつひとつ取り上げ、基礎からお伝えしています。

たとえば立った姿勢で体を前後曲げ、左右曲げ、左右ねじりと6つの方向に動かしてみて、いちばんやりにくかった、あるいはやりやすかったのはどれかを調べ、どう整えるかを勉強します。

Yさんの骨盤にふたつの歪みが重なっていたように、不調が深まるほど、これら全身の動きにも、歪みは重なります。

「前と右に曲げにくい」「後ろに反りやすいが、左にねじりにくい」などです。

講座では分かりやすくするために6動作から学びますが、均整法では全部で12動作あります。

これらがいくつも重なると、一見すると歪みがないように見えることも(下図の4参照)。


施術を何度か繰り返すうちに、重なっていた歪みが現れては消え、次の歪みへと進みます。

どんなに深まった、あるいは原因の分からない不調の方でも、歪みがたくさん重なっているととらえ、このようにひとつずつ丹念にほどいていくとよいのです。

すべての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れて下さいね。

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※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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# by naotknet | 2019-07-20 08:01 | 整体って?

50代男性のお客様Dさん。右首から肩にかけての張りや凝りを感じるとのこと。

ときどきなるそうです。もうずいぶんと前からだそうで、ひどくなると頭痛につながることも、と。

触らせていただくと、左の首・肩周りに比べて、パンパンに張っていました。

右の首や肩の張りや凝りで多いのは、パソコンのマウス操作などでの、右腕の疲れからくる場合です。

右腕を整えていくと、首や肩も楽になります。

Dさんの右腕を整え始めましたが、右手首の芯の硬さがなかなかとれません。

こういうときにはしつこく追いかけずに、他の原因を探ります。

お腹を触らせていただくと、右の下腹部にも張りがありました。

大腸と小腸のつなぎ目は「回盲弁(下図の赤丸付近)」と呼ばれ、凝りが起きやすいのです。


手首と腸は、均整法視点からは、様々なルートでつながっています。たとえば大腸経ライン(下図参照)を通じて。

均整法独特の考え方として、下のイラストのような「水平相関」という流れもあります。同じ高さにある部位同士が連動するのです。
Dさんの回盲弁近く、右の骨盤の動きも硬くなっていました。

神経から観ると、迷走神経(下図参照)を通じて。

腸疲労が赤いラインを通じて右首に、さらにそこから右腕に伝わるのです。

これらのルートを用いて、Dさんの腸疲労解消施術を右首から肩、そして手首へと伝え、整えることができました。

快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

先日の「身体均整法学園」大阪校担当授業では、逆に手の人差し指から、大腸経ラインを通じて骨盤を整える技を実習しました(下記リンク内のブログの後半「月経痛」をご覧下さい)。


すべての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れて下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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自律神経バランスを整える手軽なストレッチの『がんばらないストレッチ』、発売中です。




◯単行本、電子書籍版ともに発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



# by naotknet | 2019-07-13 07:58 | 肩こり

20代女性のお客様Mさん。右足首の外くるぶし側が痛い。

特に、朝起きてベッドから降りたときの一歩目が辛く、日中は痛くないこともあるそうです。

全体の姿勢は、前回記事(2019年6月29日)Fさんと似ていました。

ただ、巻き肩はありませんでした。

Fさんは右後ろ重心を、右肩を前に持っていくことでバランスをとっていました。


今回のMさんは右肩ではなく、右のかかとで、ギリギリのところで踏ん張ってバランスをとっていたのです。

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その持続的な疲れが足首に出た様子。

特に足首をひねったわけでもなく、病院での受診で異常がなければ、無意識に右足首にかかる体重を分散できるよう、全体の姿勢を整えていきます。

ポイントは、やはりFさんと同じく肝臓疲労調整でした。

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肝臓は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

その後、Fさんとは逆にねじれていた骨盤調整。

Fさんは右肩の巻き込みと同じ方向に、Mさんは右の足首に乗る方向に骨盤がねじれていました。

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ここからもお二人の、右足首にかかる負担の違いが分かります。

施術後のMさん、立って快調に足踏みをして下さいました。

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また、普段ストレッチをするときに、仰向けで右膝を胸につける動作がしにくかったのも、しやすくなったそうです。

右足首から右腰にかけて体重をかけ続けていたことで骨盤の右側も硬くなり、前に回転した状態でくせづき、膝を胸につける動きをじゃましていたのです。


健康のためにストレッチやヨガなどに取り組んでいる方。やりにくいポーズがあれば、全体の姿勢がかかわっていることも多いです。一度均整施術でチェックをしてみませんか? 

今日はこれから「身体均整法学園」 大阪校の担当授業へ。下記リンクは前回4月の授業風景です。


もうすぐ受講生の皆さんは卒業の時期。熱い2日間になりそうです。

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# by naotknet | 2019-07-06 05:56 | 足の痛み

40代女性のお客様Fさん。右腕を動かすと、肩の痛む角度がある。

特に窓を拭くような動きで、手が下に行ったとき、赤丸付近が痛むご様子でした。


全体の姿勢で目立つのが、巻き肩。特に右が強いです。

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肩が巻き込みすぎると、腕の骨(上腕骨)と鎖骨や肩甲骨の間で、棘上筋(下図の矢印。鎖骨の下をトンネルのようにくぐっています)などをはさみすぎてしまい、動かしたときに痛むことがあるのです。


病院の受診で異常がなければ、巻き肩の解消が大切。ただ、肩だけを整えても、すぐにもとに戻ります。

からだ全体の事情として、Fさんは後重心が強いため、無意識に巻き肩にすることで、全体のバランスをとっていました。

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巻き肩を解消してしまうと、後ろにひっくりかえってしまうことになるのです。

特に右後ろに重心が偏るために、右肩の巻き込みを強めていました。

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なぜかと調べていくと、肝臓疲労でした。肝臓が疲れて上半身が右に傾き、かつ後ろに偏っていたのです。

伺うと、お仕事上、忙しい日々が続いていたとのこと。

肝臓疲労が解消されれば、右後ろへの傾きも解放されます。Fさんの右肩の不調には、このような全体からの立て直しが必要だったのです。

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ちなみに、意識してFさんのように右肩を下げ、上半身を右にねじれば肝臓を圧迫する姿勢になります。逆に左にねじれば広げる姿勢。

お酒を飲むときに体を左にねじった姿勢で飲むと酔いにくいと、昔から言い伝わっているのを聞いたことがあるかもしれません。

下図で言えば、緑の女性が酔いにくい姿勢、ピンクの女性が酔いやすい姿勢です。



Fさんはお酒も好きとのことでしたので、このようなお話も交えつつ調整は終了。窓拭き動作がしっかりできるようになりました。

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# by naotknet | 2019-06-29 07:43 | 肩痛

肩を痛めやすい人に、動きにくくなっている肩甲骨がよく見られます。

肋骨にペタッとくっついたように固まっています。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑
かわいいフリー素材集 いらすとや

そのため、肩甲骨と上腕骨のつなぎ目(肩関節)ばかり動きすぎて負担がかかり、長年のうちに痛めてしまうのです。


肩甲骨も一緒に動けば、肩関節の負担が分散されます。

分散されない状態をたとえていうなら、おもちゃのロボット。

肩甲骨のないロボットの腕をグルグル、グネグネ動かし続けたら、肩関節のところからポキリと折れて壊れます。
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かわいいフリー素材集 いらすとや

肩甲骨が動いていないのは、まさにこのロボットの、四角くて硬い胴体のような状態なのです。

同じことが体の各所で起こります。

たとえば手指。パソコンやスマホ入力のとき、手のひらまで、一緒に動かしていますか?

手のひらをがっちり固めて、指先だけをガチャガチャと動かしているとしたら、先のロボットの肩と同じ状態が、指先で起こっています。

手のひらがロボの胴体のように固まったまま、指ばかりを動かしすぎれば、手のひらと指のつなぎ目に負担がかかり続けて痛め、バネ指などにもつながります。
素敵な演奏をするピアニストは、指先だけガチャガチャと動かしませんよね。

小さい頃にピアノを習っていたという40代女性のお客様Oさん。

いつも先生から「もっとしなやかに弾きましょう」と指導されていたそうです。

Oさんは指の不調でご来院。手のひらの中の細かな骨(中手骨や手根骨。上右図の赤丸内参照)同士がガチガチに固まっていましたので、しっかり整えさせていただきました。

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しなやかな手つきでピアノやギターを弾いたり、お寿司やおにぎりを握ったりするとき、手のひらの中の骨は、波のようにうねりながら動いています。

児童館にお勤めの20代女性Nさんの手のひらは、とてもやわらかでした。

若いから、だけではありません。若くてもガチガチの方はたくさんいます。

Nさんは仕事柄、子供と一緒に遊んでいて腕を持ったり支えたりするとき、指先でガシッと握らずに、ふわっと包み込む習慣がついているのでしょう。

どなたもパソコン、スマホをはじめ、家事全般他、あらゆる日常動作を、しなやかにピアノを弾くイメージで過ごしてみて下さいね。

手のひらをやわらかく動かせるようになれば、肩甲骨を始め、からだ全体も連動してしなやかになります。

この連動を使って、5月には「手のひらから肩を整える方法」の講義を担当しました。
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「身体均整師会東京支部ホームページ」より

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# by naotknet | 2019-06-22 07:48 | 肩痛