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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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カテゴリ:肋骨( 7 )



50代女性のお客様Bさん。あるミュージシャンのライブ会場にて、たくさんの観客の間にはさまれ、満員電車のような状態で立ちっぱなしの2時間。

翌日から胸部が痛くなったとのこと。

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かわいいフリー素材集 いらすとや

病院では異常なしとの診断で安心はしたものの、何日か経ってもまだときどき痛み、息苦しい感じもするそうです。

胸の裏側にあたる背中を見せていただくと、胸椎4番と5番が、他に比べて離れたようになっていました。


満員の中、ライブの音楽に合わせて、ときおり急にグッ! と周囲からの圧迫が強くなったり、大変だったご様子。

胸椎や肋骨がその衝撃に耐えていたかたちのまま、一時的にくせづいてしまったようです。

直接4番5番を整えようとしましたが、ガチガチに硬くなりすぎて歯が立ちません。

んなとき役立つのは、他の椎骨との連動。

4番のほうがより硬かったので、4番と連動しやすい性質を持つ8番や12番を先に整えていきました。


「開かない窓をどのように開けるか」をイメージしてみて下さい。

たとえば、いつも均整法の研修会でお世話になっている区民会館。

相当古い建物なので、空気を入れ替えようと窓を開けようとしても、窓枠が微妙に歪んでいて開かないことがあります。

そんなとき、窓を削って歪んだ窓枠に合わせてしまっては、一時的な解決にしかなりません。

胸椎4番を、無理やり歪んだ体に合わせてしまうのと同じです。

本当は窓枠を直すべきなのです。さらにいえば、建物自体を建て直せればベストです。

体でいえば、建物である全身を整えて、胸椎4番が自然におさまるように持っていくのです。

胸椎8番や12番を通じて全身を整え、胸椎4番をおさめていきました。

施術後には、「なんであんなに苦しかったのに??」と不思議そうな表情でしたが、ホッとしたご様子でした。

施術のためにご持参して下さったお着替え、「ライブで購入したTシャツですか?」と伺うと、うれしそうに笑っていらっしゃいました。

快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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『身体均整法学園』東京校・大阪校・旭川校

『各地の身体均整院』

『快風身体均整院』取材・広報


ストレス解消にも、この胸椎4番調整が役に立ちます。

たとえばこの時期、卒業や入学、就職、人事異動などにより、新しい人間関係が生まれます。

ストレスのない環境に落ち着けばよいのですが、気が合わない人とも過ごさなければならない場合もあります。

2、3ヶ月経ち、何もしていないのに腰や膝が痛むようになったり、疲れやだるさがぬけなかったりするときに歪むのも胸椎4番。

ストレスに耐えようと肩をすぼめて巻き込ませ、胸(大胸筋)を縮めているうちに、「膻中(ダンチュウ)」というツボがガチガチになります(下図参照)。


膻中はストレスを受け止め、またストレス解消作用のある「心包経」に属し、ちょうど真裏の胸椎4番付近が「心包兪(しんぽうゆ。別名:厥陰兪。けっちんゆ)」あたります。

このようなときも、やはり全体から。胸椎8番や12番を通じて4番を整え、膻中や胸をゆるめていくとよいのです。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「消化器型(左右型)」「頭脳型(前後型)」「泌尿器型(回旋型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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【お知らせコーナー】


)「身体均整法学園」東京校の来年度受講生募集説明会、3月17日が最終回でしたが、まだ若干名の追加募集を行っています。下記リンク先より詳細をご確認の上、ぜひご検討下さいね。4月にお会いできることを楽しみにしています。

「身体均整法学園」東京校説明会日程


昨年度説明会に参加して下さった方々のご感想はこちらです。




2)4月23日開催:均整センター「施術モデル」募集


3)普段から胸(大胸筋)をゆるめ、肩を開いておけばストレスを受け流せる体になります。よろしければ拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』101ページの「股関節前ストレッチ」をお試し下さい。股関節と肩の連動により、無理なく巻き肩を整えることができます。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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4)この時期、花粉症対策用に自律神経バランスを整えるには、体をねじりにくい側の足首に輪ゴムを巻いてみて下さい。場所は「照海(内くるぶしの下あたり)」がベストです。詳しくは下記の拙著36ページをご覧下さいね。



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by naotknet | 2018-03-24 08:11 | 肋骨

「70代男性。左ももの裏が突っ張る」「70代女性。最近、目がとても疲れる」「30代女性。最近、右足の甲が靴の中で当たって痛い」「40代男性。頭痛が起こりやすい」「40代男性。胃が重い」「50代女性。右腰痛」

ある2日間のお客様。不調の内容はご覧の通りバラバラですが、施術のポイントが共通していた方々です。

それは「横隔膜(おうかくまく)」。

横隔膜は、肋骨のハの字から脊柱に向かってドーム状に位置し、胸とお腹を分け、呼吸のときに上下動して肺の動きを助けます(図1、2参照)。

【図1】
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(「アイリス・アイリスの作業現場」より)

横隔膜も筋肉ですので、呼吸が浅かったり、猫背姿勢で胸をいつも縮めて動かさないでいると凝ってしまいます。

肋骨ハの字をなぞってみると、横隔膜コリのあるところが硬くなっていますから、すぐに分かります。

左もも裏突っ張りの男性は、左側ハの字ラインに1ヶ所、右足甲の女性は右側に1ヶ所ありました。

横隔膜コリに向かって上半身が傾き、傾いた側のもも裏や、足甲にずっと体重がかかって、負担をかけていたのです。

足の甲には細かい骨が集まっていますから、耐えているうちにアーチがつぶれ、移動した一部の骨が、靴のどこかに当たるようになってしまったようでした。

右腰痛の女性は左ハの字ラインに1ヶ所。上半身が捻れながら左に傾き、逆側の右腰に負担がかかりました。

頭痛の男性は、左ハの字ラインのコリに、左後頭部が引っ張られ、アゴが右に上がった姿勢になっていました。

胃は横隔膜と隣接していますから、横隔膜が全体的に凝って縮こまってしまうと、上から押さえ込まれてしまいます(図2参照。※赤ちゃんは気にしないで下さいね)。

【図2】
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(「アイリス・アイリスの作業現場」より)

目の疲れは?

いくつか考え方がありますが、今回は「肝は目に通ずる」という、漢方視点が一番はまっていました。

仕事の忙しさから肝臓が疲れ、そこから目に来たようです。

肝臓は胃よりもさらに広い面積が横隔膜に接しているため(図1参照)、横隔膜を整えると肝臓も整います。

以前、ある先輩均整師に、「ひとつだけでなく、同時にたくさんの不調を抱えている人には、横隔膜調整を大事にしてみなさい」とも教わりました。

今回は、横隔膜に関係する椎骨、胸椎8番を含む12種体型「骨盤型」調整で骨盤、特に坐骨の左右差を揃えたり、喫煙疲れなどが横隔膜コリにつながっていれば、「呼吸器型(内界)」調整を用いたりしながら、横隔膜を通して、皆さんの姿勢と動きを整えさせていただきました。
快風身体均整院 田川直樹)


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※均整法では悪い姿勢や動作が原因する歪み(外界からの歪み)ばかりではなく、その方のどの内臓から歪み(内界からの歪み)が生じやすいかを12種類に分けて考え、調整することもできます。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2013-07-13 08:04 | 肋骨

40代女性。息が吸いにくい。テーブルなどに両手をついて突っ張り、胸を広げるようにするとようやく深く入ってホッとする。

肋骨はじゃばらのように伸び縮みします。

上記の動作では、そのじゃばらを強制的に伸ばして広げているわけです。

均整法では「伸び・縮み」「前屈・後屈」「左捻り・右捻り」など、動作を12種類に分けて、その方のお悩みと歪みのつながりを絞り込みます。

今回の女性は、まさに「伸び・縮み」の「伸び」に該当しました。

伸ばす動作か、縮まる動作かで観ると、肋骨を伸ばすほうが呼吸が楽なタイプなのに、それがうまくいかない様子。

そこで施術は肋骨型のF7(フォーム7。伸展型。肋骨をはじめ、他の各部位も、伸ばすほうが動作が楽なタイプ)。

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とはいえ、肋骨自体を直接施術するのではなく、ポイントは股関節。

ヨガも習っているとのことでしたが、「股関節の硬さが半端じゃないのです」と本人談。確かにそのとおりでした。

股関節が硬くなると肋骨の動きも硬くなります。

体には、ある部位同士が相互に関係し合う「相関関係」と呼ばれる性質があります。他に主な相関部位としては肘と膝、手首と骨盤など。

この性質を利用して、直接施術するにはすでに硬くなりすぎて、手が入りそうもない肋骨を、股関節経由で弛めていくことができるのです。


※F1~12について、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2012-08-25 00:38 | 肋骨

60代女性。咳をすると右胸が痛む。

立った姿勢で上半身を左右に捻って比べると、右へ捻りにくくなっています。

逆に言えば、左に捻りやすい状態。この捻りやすい方向を基準に、均整法では「左回旋型」と呼ぶ姿勢になっている、と観察します。

もちろん捻りにくい側への観察も大切。

右にゆっくり捻っていくと、痛むとおっしゃる右胸の付近で動きがひっかかり、それ以上捻れなくなってしまいます。

また、その箇所の肋間が狭くなっていました。

さて、施術の成功不成功はどこで見極めるか。咳をしなければ右胸は痛くないとのことなので、無理に咳をしてもらって確かめる?

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まだ間に合うようですのでお早めに


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そんなことはしなくても大丈夫です。

捻りくい側に捻っていって、どこでひっかかるかを見極めたら、施術が終わった時点で再度捻り、その箇所を何事もなく通過できること。

さらに肋間の狭さももとに戻っていれば施術は成功です。

観察した通りの「左回旋型」調整を用いて、腰椎から順番に整えていくと、肋間も広くなり、右に最後まで、何事もなく捻れるようになりました。

もしも、例えば同じく左回旋型の方の主訴が、右側の腰痛だとしたら。

右に捻っていったとき、右腰のどこかで動きのひっかかるところがあれば、左回旋型調整を胸椎、あるいは頚椎から順番に行なっていくと、最後には何事もなく通過できるようになるでしょう。


※均整法ではその人のどこに無理がかかっているかを12種類(回旋型、頭脳型、骨盤型等)に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2012-05-12 07:46 | 肋骨

70代女性。いつもは痛くないが、何かの拍子に左の脇腹がズキッと痛いときがある。

ちょうどあばら骨のあたりです。観させていただくと、左右12本あるうちの肋骨、左の6番目と7番目の間が狭く、硬くなっていました。

立った姿勢は、上半身がわずかに左に傾いています。長年、左半身に体重を乗せやすい姿勢だった様子。

左に傾いた姿勢が長年続くことにより、左の膝を痛める方もいれば、左足首、左股関節、左腰に影響が出る方も。

そして、左肋骨のうち、どれかの隙間を詰めたまま、周囲の筋肉を硬く強ばらせてしまい、今回のようなお悩みにつながる方もいらっしゃいます。

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どちらに傾きやすいかは、これまでの生活習慣が総合されます。

肝臓の慢性疲労により、上半身が右に傾きやすい方も多いです。

その方のお話から、またお身体から直接、できる限り情報をいただき、判断していきます。

今回の方の施術では、見かけ上、短くなっていた左脚をゆっくり引いて左半身の緊張を取り、狭くなっている肋骨が付いている、胸椎6,7番を整えるなど、F3(フォーム3。左屈型)調整を進めていきました。


※「F3・左屈型」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2011-10-15 10:17 | 肋骨

20代女性。左肋骨の下の方(左季肋部)が右と比べて前に出ている。

左右をよく比べてみると、左の季肋部が前に出ているのに加えて、肋骨の縁が跳ね上がって(めくれて)いるようなかたちをとっていました。

上半身を右に捻った姿勢F5(フォーム5。右回旋型)でしたので、本来は上半身を右に捻りやすいはずですが、実際に動かしてみると左へ捻る方がずっと楽に動きます。

このような場合、均整法では「F5の内界」と観ます。「内界」とは、食べ過ぎや寝不足など、体の中からの刺激で内臓が慢性的に疲れて姿勢が乱れる要因を差し、「外界」とは、姿勢や動きのクセ(例:テニス、ゴルフなどによる片側の使い過ぎ、横座りetc.)など、外部からの刺激によるものを差します。

F5の姿勢と動きが一致していれば(=F5の外界であるならば)、肋骨の左右差はもう少し目立たないはずが、姿勢と動きが逆転することで、その捻れのピークが左季肋部に影響を与えていたようです。

F5の内界を整える施術により、左右への動きを改善することで、季肋部のかたちにも変化が現れました。常にご自身で触っていらしゃるので、その変化がよくお分かりになった様子でした。

※「フォーム5(右回旋型)」については、こちらも参考になさって下さいね。『12種体型』

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by naotknet | 2006-07-06 15:02 | 肋骨

夏の疲れ


お悩みはそれぞれ異なりましたが(腰痛、寝違え、他)、昨日のお客様方に共通して見られた体のかたちの特徴として、「肋骨下部の締まり過ぎ」がありました。

ちょうど肝臓が納まっている位置で、それらの疲れが表面に現れ、そこから肩や腰に影響していました。

夏の間に冷たい食べ物や飲み物で酷使した胃腸の疲れが出始めているようです。皆様、どこか、体の不調を感じたら、まずはお腹を休めてみて下さい。それだけでもかなり調子の戻る方が多いと思います。

※こちらも参考になさって下さいね。
快風院 症状別体型紹介ページ『ぎっくり腰・寝違え』

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by naotknet | 2005-09-04 04:13 | 肋骨