【お知らせコーナー】
1)東京校の来年度受講生募集説明会が始まっています。次回は1月13日(土)開催。私も担当の一人として毎回参加しています。説明会後は授業見学も可能です。下記リンク先より日程をご確認の上、ぜひいらして下さいね(平日夜間コース、土日コースともに、受講希望願書が届き始めました。4月にお会いできることを楽しみにしています)。
2)1月22日開催:均整センター「施術モデル」募集
3)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から2ヶ月、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。
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40代女性のお客様Kさん。施術の最初、立ったときの姿勢を見せていただきながら、「今日は右肩、辛そうですね」とお伝えすると、驚いたご様子で「どうして分かるんですか?」。
右肩がガクンと下がっていたのです。
辛い側の肩は上がっているように思われがちですが、下がって辛い場合もあるのです。
なぜ下がるかは、左と右で違います。
右の場合は肝臓疲労、左の場合は心臓疲労が多いです。
Kさんの場合は肝臓疲労からの凝りが右肩を引っ張り下げているイメージです。さらに両方が巻き肩になっていました。

立ち姿勢からベッドに仰向けになっていただきました。その後、うつ伏せに。
ここまでは右肩に張りを感じていらした様子ですが、うつ伏せ施術で何ヶ所か整えて、再び仰向けに戻っていただくと「あれ? なんか楽かも?!」と。
胸椎9番など、肝臓疲労の反応が出やすい点を何ヶ所か操作させていただいたのです。

終わって立っていただくと、肩の上がり下がりがそろうとともに、巻き肩も8割くらいは開いていました。
巻き肩の解放は、腕を体の横にきちんとぶら下げておくために必要です。
腕は意外と重いので、巻き肩につられて前にぶらさげてしまうと、直接的に肩や首の辛さの原因になるのです。

肩周辺の微調整で、残りの2割を整えさせていただきました。
デスクワークの時間が長いKさんを始め、現代人にはどうしても起こりがちな巻き肩。
巻き肩には様々な筋肉が関わります。
たとえば脇の下の奥、肩甲骨の裏側につく「肩甲下筋」をいかに整えるかも、解放へのポイントのひとつです。

巻き肩や肩の上がり下がりを、ぜひ「内臓疲労」と「日常の体使い」の両面から整えてみて下さい。
全ての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。
そのため、これまで経験したことのなかった不調がいくつも重なり、あわててご来院された1年前。

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※開催中:「身体均整法学園」来年度生募集説明会
俗に‘腰骨(こしぼね)’と呼ばれる付近。銭湯で入浴後、コーヒー牛乳を飲むときに手を当てる、骨盤の角です。
押されるまでは、そんなところが気持ちいいなんて思いもしなかったとのこと。
腰痛でも、肩や背中の痛みや凝りでも、症状が軽いうちは、背骨に近いところに反応点(原因に結びつく点)や調整点(施術すべき点)があります。
均整法では、背骨ラインを中心として、脊柱起立筋の山を越えた辺りまでをおよそ4等分し、それぞれ背骨に近いラインから1側(いっそく)、2側(にそく)、3側、4側と呼んでいます。
軽いうちは1側や2側に、慢性になればなるほど、背骨から遠い4側に反応点、調整点が移り、最後には体の横のラインに。
経絡線では「胆経」 にあたります(下図参照)。

胆経は4側のさらに外側のため、場合によっては5側とも呼びます。
慢性的に肩が凝る、腰全体が重いなど、原因箇所がよく分からないときには、5側(胆経)ラインをよく調べてみると、解消への手がかりがつかめるのです。
今回の女性の場合、肩・首周りの凝りが慢性的になっており、上図の人の帯の辺り「居髎(きょりょう)」への施術が、肩・首周りへの直接施術よりも、胆経(5側)ラインに沿って、心身へ深く届いた様子でした。
※均整法では胆経を「左右型」、膀胱経を「前後型」など、経絡を12種体型に当てはめて考えます。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→
※下の図は、2017年3月7日フェイスブック投稿用に追加掲載しました。

定期的に施術させていただいている方々。みなさん、今回のお正月はかなり長い休みをとることができたそうです。
そのため、年明けの初来院時にそれぞれ肩・首周りをチェックさせていただくと、ふだんの長時間デスクワークによる筋肉の張りは見られませんでした。
いつもよりずっとやわらかいのです。フワフワといってもいいくらい。それなのに年明け早々から、もう肩や首がつらいとのこと。どういうことでしょうか?
こちら、身体均整師会会長でもある三浦先生「やすらぎ創建堂」サイト内の図をご覧ください。
頚椎に沿って青い線と赤い線が走っています。青が副交感神経(迷走神経)、赤が交感神経。
今回の方々は、表面の筋肉はやわらかいのですが、その奥の深いところ、赤い線に沿って一本のコリがありました。
交感神経の働きのひとつとして、ストレスへの対処があります。お正月中のストレスといえばなんでしょうか?
ある方は、ご実家の兄嫁さんに気をつかい、ある方は親からあれこれ言われて大変だったetc.
お正月は楽しい反面、このような気疲れもたくさん潜んでいます。
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肩こり、首こりには長時間のデスクワークなどによる筋肉性のものと、ストレスによる神経性のものがあると覚えておかれるとよいでしょう。
後者の場合は、均整法12種体型中「頭脳型」調整がお勧めです。
上図にあった赤い線、交感神経のメインのラインは、頚椎から骨盤まで走っています。
その反応が強く出ている背骨の2,3箇所を探して軽く整え、自律神経のバランスを取り、交感神経疲労、脳疲労解消。お正月にたまったストレスを引きずらないようにしましょうね。
※均整法では頭脳型、消化器型、生殖器型など、その方のどこに歪みが生じやすいかを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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足関節(足首)を、その人のかたちに応じて引いて整える技法。
ある30代女性のお客様にさせていただいたところ、施術後に、「足首を引いてもらったあと、すごく肩が軽くなったのですが、なぜですか?」との質問をいただきました。
足首、手首など、体の部分で‘首’と名のつくところは、お互いに関係し合います。
この性質、均整法では「相関関係」と呼び、足首の不調を手首で調整、寝違えを足首で調整など、毎日の現場で活用されています。
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デスクワーク、特にパソコンがらみのアゴ上がり姿勢を長時間、毎日のように続けることの多い我々現代人。
アゴが上がると、逆に後頭部は下がり、頚椎と頭蓋骨の間をいつも窮屈にせばめている状態を自ら作り続けます。
そのうちに少々姿勢を正したくらいではもとに戻らないほど、せまい状態のまま、ガチガチに固まってしまうことに。
解放するためには、頚椎を直接ゴリゴリと施術するよりも、まずは手首や足首を整える。
今回の女性のように、足首が整った瞬間、首や肩、もしくは胃などお腹がすっきりしたと話して下さる方は多いのです。
※均整法では足首、手首など、その人のどこに無理がかかっているかを12種類に分けて考え、相関関係を始めとした理論、技法を用いて調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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全身を観させていただいて目立つのは、ももの外側の硬さ。
普段の姿勢や動きの中で無意識に、脚の外側に体重をかけてしまう様子です。靴底も、左右ともに外側がよく減るとのこと。
骨盤型調整により、骨盤の開きをその方に合うよう、ほどよく調整し、もも外側の張りがなくなると、肩甲骨の外側の凝りも同時に取れていきました。
無意識に体重をどこで支えるかにより、脚の外側が張ったり、前側がパンパンだったり、ももだったり、ふくらはぎだったりと、状況は様々。
その張りを、例えば経絡のラインを目安に、上にたどっていくと、今回の女性のように、ライン全体の張りや凝りとしてとらえることができます。
今回の女性では、目安となるのは「胆経」(下図参照)。

先日の勉強会でも、胃の付近の違和感を訴えていた方を観させていただき、左足首の歪みを整えているうちに、

この胃経のラインの凝りが取れたのでしょう、楽になってきたとのこと。
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ライン上のどこに凝りや不調が出るかによって、寝違えと呼ばれたり、膝痛、腰痛、あるいは名称のはっきりしない背中痛、肩甲骨付近の凝りなどにつながることも多いのです。
※均整法ではその人のどこに無理がかかっているかを「骨盤型」「肋骨型」など、12種類に分けて考えます。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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1ヶ月に1回、定期的に施術を受けに来てくださる30代女性。いつもは左肩甲骨の外側がこって仕方がないが、今回は右とのこと。
立った姿勢を観させていただくと、確かにいつもと違って、右側の肩甲骨周り、特に外側が硬くなっています。
さらに、これは前回の女性と共通していますが、右側の肋骨と骨盤(腸骨)を、グッと前に突き出した姿勢になっています。
12種体型に当てはめると、こちらも前回の方と同じく「F5・右回旋型」になっていました。
別の観方をすると、体の右側にある肝臓のこりに、右の肋骨と骨盤(腸骨)が引っ張られた姿勢とも言えます。
姿勢だけで、どこそこが疲れていると判断するわけではなく、神経や経絡、また、その方から伺うお話などをもとにして、どの臓器が疲れているかを絞り込んでいきます。
例えば暴飲暴食など、食事の不摂生が原因で肝臓に負担がかかっている方は、首の左側(頚椎2番あたり)に、押すと痛いコリコリが現れます。
これは、肝臓と脳をつなぐ神経「迷走神経」が、脳から頚椎の際を通っていく途中の箇所で、迷走神経の反応を観やすい点なのです(下図参照)。

イラストby肝臓と整体の情報館
今回の女性には、このコリコリが現れていませんでした。
コリコリがない場合、肝臓は別の理由で疲れている可能性があります。それは、ストレスによる疲れ。
心身ともに何らかのストレスを受け続けると、体は副腎という臓器からストレスに対抗するホルモンを出したりと、様々な対処をします。
肝臓も、ストレスを何とかしようとフル回転している脳に常にエネルギーを送らなければならず、同じくフル回転。その疲れが出ているようでした。
おでこ(前頭葉)にも、ふだん見られないこりが強く(考えすぎが続くとおでこは硬くなります)、伺ってみると、確かに最近いろいろあるとのこと。「よく分かりますね~っ」と驚いていらっしゃいました。
『身体均整法学園 Facebookページ』
快風院『均整日記』、おかげさまで今年の4月で10年目に入りました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
『各地の身体均整院』
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そこで、施術の主な方向は肝臓調整。
肝臓に関係する背骨(椎骨)の歪みを整えたり、肝臓を直接ゆるめたり、また「後頭部と下腹部」「おでこと上腹部」といった、均整法独特の考え方「相関関係」により、おでこによる肝臓調整を進め、「F5・右回旋型」として右にねじれている身体を整えていきました。
※12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』
(田川 直樹, おかの きんや共著/リンダパブリッシャーズ刊)
立った姿勢を観させていただくと、右側の肋骨と骨盤(腸骨)を、グッと前に突き出した姿勢になっています。
12種体型に当てはめると「F5(フォーム5・右回旋型)」。仕事にしてもプライベートにしても、がんばってしまう人に多い体型です。
肩甲骨の下縁の高さに位置する胸椎7番だけが大きく右に回転して歪み、その下にあるいくつかの椎骨に観られた歪みは、すべて左に回転していました。
つまり、いつも不調を感じる位置の椎骨を境にして、背骨の上と下が、タオルを絞ったような状態で捻れているということ。
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
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一個一個の椎骨を地道に整えていくことも大事ですが、まずはこの全体のタオル絞り状態を戻すことが先決です。
F5調整で絞られたタオルをほどいた後、胸椎7番にまだ少し残っていた歪みを、時間をかけてじっくり整えていきました。
※「F5・右回旋型」など、12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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