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カテゴリ:足の痛み( 44 )



ある週末にご来院のお客様、40代男性Dさん。「運動のために今朝、自転車で少し長い距離を走ったら、右足裏が張ってしまって」とのこと。

足裏をそっと触らせていただくと、「そうそう、ちょうど今、先生の触っている、そこです」と。

筋肉でいうと「後脛骨筋(こうけいこつきん。下図参照)」が、足裏の骨に付着しているあたりです。


後脛骨筋は、ふくらはぎの奥の方にあり、自転車のペダルを踏み込むときの動きで使われます。
朝の自転車を頑張りすぎた様子が見てとれました。

このようなときには、張っている足裏を直接整えるよりも、張らせてしまった大もとをたどったほうが早いです。

後脛骨筋を動かしているのは下図の赤丸、腰椎5番付近から伸びている脛骨神経。

青で色をつけた神経の、腰から膝付近までが坐骨神経で、膝から下で脛骨神経他に分かれます。

カチカチに硬くなっていた赤丸内、腰椎5番の右側が整えば、脛骨神経を通じて後脛骨筋もゆるみそうですが、そう簡単にはいかなさそうな硬さです。


そこで、さらに上に目を向け、肩甲骨の間にある、胸椎5番の右側を整えていきます。下図、上の赤丸が胸椎5番、下の赤丸が腰椎5番です。


背骨の1つ1つは4つおき、場合によっては5つおきに連動する性質があります。

Dさんの胸椎5番が整うにつれ、4つおきに連動して腰椎5番も整っていきました。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

うつ伏せのDさんの胸椎5番を整えながら、ときどき腰椎5番と、そして足裏までが連動してゆるんできたかをチェックします。

そうしてしばらくの後、「(足裏を押さえられても)もう、全然なんともないですね」とDさんがおっしゃり、施術前半は完了しました。

快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

後半は、Dさんの足裏がなぜ左ではなく右が張ってきたのかを視野に入れながら、全身のバランス調整。

全体を観せていただくと、Dさんは肝臓が疲れてくると右重心になるタイプのご様子でした。


右重心のため、自転車を漕ぐときに左足よりも右足に、より負担がかかります。

ここ最近のストレスや食べすぎ飲みすぎなどにより肝臓疲労を起こしていたとしたら、右重心がいつもより強まります。

ちょうどそんなタイミングで、自転車を頑張ってしまったのかもしれません。

このようにお伝えしながら、肝臓疲労解消調整をさせていただき、施術を終了しました。

べての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

病院での受診や医学的視点と合わせて、均整法視点と均整施術もぜひ、毎日の生活の中に取り入れてみて下さいね。


快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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by naotknet | 2019-10-12 07:56 | 足の痛み

40代女性のお客様Uさん。ふくらはぎが張って辛いとのこと。

「特に右が……」とおっしゃっていました。

触らせていただくと、確かに両方とも張っていて、右側がより強いです。

服の上から、おへその右下くらいのあたりのところを軽く押さえさせていただくと「うっ」と苦しそうです。

「そこはなんですか?」との問いに、「副腎(下図の赤丸、腎臓の上の黄色っぽい臓器)の疲れ度を表すツボです」とお答えしました。

おへその左右ななめ下のところには腎経ライン上の「中注(ちゅうちゅう)」というツボがあり、副腎疲労の反応が出やすいのです。

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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂

左も張っていましたが、やはり右が強く出ていました。


このような場合には、セルフケアでも活用できるような技を用いて施術をスタートします。

手軽にできる副腎疲労解消は、「足の小指回し」。

足の小指は漢方でいうところの「腎」に関わりが深く、うまく操作すると副腎疲労解消になります。

比べると、やはり右側が付け根から硬くなっていましたので、よく整えて柔らかくしてから、もう一度おへその下を押させていただくと「痛くない!」と。

「ふくらはぎもとても軽くなりました。これまで一生懸命揉んでいたのに……小指を回すだけでよかったんですねっ」

もちろん、その後は背中からも「胸椎11番」など、副腎疲労解消に大切なところをしっかり整えさせていただきました。

ふくらはぎは副腎疲労により張りやすいのです。詳しくは下記2014年6月14 日のブログをご覧下さい。


「おうちでもよく回して下さいね」とお伝えすると、「はい(主人に)伝えます」(=回してもらいます)と笑いながらおっしゃっていました。

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肝臓疲労から足がつりやすくなっている人も多いです。その場合は足の親指が硬くなっていますので、セルフケアとして親指回しをお薦めします。

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by naotknet | 2019-07-27 07:34 | 足の痛み

20代女性のお客様Mさん。右足首の外くるぶし側が痛い。

特に、朝起きてベッドから降りたときの一歩目が辛く、日中は痛くないこともあるそうです。

全体の姿勢は、前回記事(2019年6月29日)Fさんと似ていました。

ただ、巻き肩はありませんでした。

Fさんは右後ろ重心を、右肩を前に持っていくことでバランスをとっていました。


今回のMさんは右肩ではなく、右のかかとで、ギリギリのところで踏ん張ってバランスをとっていたのです。

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その持続的な疲れが足首に出た様子。

特に足首をひねったわけでもなく、病院での受診で異常がなければ、無意識に右足首にかかる体重を分散できるよう、全体の姿勢を整えていきます。

ポイントは、やはりFさんと同じく肝臓疲労調整でした。

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肝臓は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

その後、Fさんとは逆にねじれていた骨盤調整。

Fさんは右肩の巻き込みと同じ方向に、Mさんは右の足首に乗る方向に骨盤がねじれていました。

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ここからもお二人の、右足首にかかる負担の違いが分かります。

施術後のMさん、立って快調に足踏みをして下さいました。

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また、普段ストレッチをするときに、仰向けで右膝を胸につける動作がしにくかったのも、しやすくなったそうです。

右足首から右腰にかけて体重をかけ続けていたことで骨盤の右側も硬くなり、前に回転した状態でくせづき、膝を胸につける動きをじゃましていたのです。


健康のためにストレッチやヨガなどに取り組んでいる方。やりにくいポーズがあれば、全体の姿勢がかかわっていることも多いです。一度均整施術でチェックをしてみませんか? 

今日はこれから「身体均整法学園」 大阪校の担当授業へ。下記リンクは前回4月の授業風景です。


もうすぐ受講生の皆さんは卒業の時期。熱い2日間になりそうです。

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by naotknet | 2019-07-06 05:56 | 足の痛み

前回のブログでは、「暑」から「寒」に向かう今、自律神経の切り替えがうまくいかないときに現れやすい不調の例をお話ししました。


今回も一例追加致します。

40代女性Kさん。ときどき右の踵が痛くなっていましたが、最近はずっと調子よく過ごされていたそうです。

それが今回、なぜか左が痛いとのこと。

詳しく伺うと、痛む箇所は左の踵の内側でした。

右のときは外側が痛み、整形外科では以前、骨棘ができていると診断されたそうです。

度合いにもよりますが、全体の重心がそこにかかりすぎないように体のバランスを調整すれば、たとえ骨棘があっても乗らずに済み、楽に過ごすことができます。

Kさんは以前の何度かの均整施術により、その状況を保たれていました。

重心バランスには、それぞれの癖があります。Kさんには「後ろ重心+右捻じれ」の姿勢がよく現れます。

真似していただくと分かりやすいです。

立った姿勢で踵に体重をかけて、そのまま上半身を右に捻ってみて下さい。右の踵の外側に体重がかかってきます。

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今度はそのままの姿勢で左足に体重を移していくと、左踵の内側に体重がかかってきます。

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この「左内踵」重心の状態で日常の立ったり歩いたりを続けているうちに、左の内側を使いすぎたご様子。

仰向けで両膝を立て左右に倒してみると、左にはペニャッと倒れますが、右には左への半分くらいしか倒れません。

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前回のブログでお話しした、「暑」用の副交感神経から「寒」用の交感神経への切り替わりがうまくいかず、左重心が強くなりすぎて、左半身全体が固まっているのです。

こんなとき、均整施術で左右半身のバランスをとるためには、様々な方法があります。

今回は「奇脈応用」を用いました。

左右の手足にあるツボ「外関(がいかん)」「臨泣(りんきゅう)」「内関(ないかん)」「公孫(こうそん)」をそれぞれ探ってみると、張っていたりへこんでフニャッとしていたりと、左右差があってバランスをくずしています。

それらをすべて同じ手触りになるように整えていきます。


施術の最初、Kさんのように捻じれの左右差が大きい方に用いることが多いので、まだ手足の4点しか触っていないのに(しかもごく軽く)、膝の倒れ方が左右同じになってしまうことから、みなさんよくびっくりされます。

ちなみに私の母校「身体均整法学園」では、経絡操縦法などの授業で勉強します。


Kさんの「後重心+右捻じれ」のようなそれぞれの姿勢の癖は、許容範囲であれば、その人がいちばん動きやすい、いうなれば「構え」として働きます。

ボクサーの右構え、左構えのようなものです。

季節の影響など、自律神経の切り替えがうまくいかずに重心が偏り、体が構えの許容範囲を超えると、Kさんのよう踵に乗りすぎたり、他には腰を捻りすぎたり、どちらかの肩を巻き込ませすぎたりして、腰痛、肩痛、踵痛、膝痛etc.につながってしまいます。

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奇脈を用いてなぜ捻れが整うか、様々な考え方があります。

ひとつには全身の伸筋と屈筋のバランスが、この操法により整うからともいえます。


伸筋は交感神経と、屈筋は副交感神経との連動が強いため、この時期、自律神経の切り替えがうまくいっていない方にはピッタリな調整方法なのです。

拙著『がんばらないストレッチ』内にも「プチうつストレッチ」として、伸筋と屈筋のバランスをとって自律神経を整えるストレッチを紹介しています。


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by naotknet | 2018-10-20 06:10 | 足の痛み

50代男性のお客様Fさん。正座をすると右足のスネの外側が痛いとのこと。

スネの外側には「胆経ライン」が通ります。胆のう疲労が胆経ラインに沿う不調として現れることがあります。

前回の記事では漢方視点からの、「肺」と「大腸」の組み合わせについてお話ししました。

下図の5つの丸の中には五臓のみ書いてありますが、実はそれぞれ「腎ー膀胱」「肝ー胆」「心ー小腸」「脾ー胃」、そして「肺ー大腸」という「臓」と「腑」の組み合わせが入ります。

このことから、秋は肺の季節であるとともに、大腸の季節でもあり、どちらもがんばりすぎによる疲労を起こしやすいのでした。

さらに前々回は、肺ががんばりすぎた分、肝が抑え込まれてしまうことも下図を用いて説明しました。

肝が抑え込まれてしまうということは、「肝ー胆」のペアである「胆」も影響を受けて、抑え込まれすぎるとやはり疲労を起こします。

ところで、スネの外側には「腓骨(ひこつ)」という骨があります。

膝側と足首側それぞれで、スネの骨(脛骨)と関節を作っており、「脛腓(けいひ)関節」と呼ばれます。

右足を詳しく観せていただくと「外踝(がいか。外くるぶし)」の部分、足首側の腓骨の先が後ろに、膝側が前にずれていました。


施術としては、胆のうのある右側の肋骨「への字(下図の赤線)」が狭くなっていましたので、足の施術の前にまず、全身調整により、胆のう疲労を解消します。

その後、腰椎→股関節→膝へと進めるうちに自然と脛腓関節も整い、最後にはベッドの上で正座がきちんとできるようになりました。

前回は手の人差し指の不調を大腸経ラインに当てはめました。それと同じ考え方です。もう一例、経絡ラインに当てはめる調整例をお話しします。

50代女性のお客様Uさんは、硬い床などに手をつくと手首の一点が痛いとのこと。

よく観せていただくと、その一点は「舟状骨(下図参照)」。動きが固くなっていました。

すぐそばを通る肺経ラインの凝りの影響を受けているようです。


肺経ラインを上にたどると、ライン近くの烏口突起周りの靭帯がガチガチでしたので、肺疲労解消調整の後に整えました。

ベッドに手をついていただくと、「あれ?……痛くない!」とのことで、喜んでお帰りになりました。

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前々回、前回、そして今回と、「秋は肺の季節」から進める調整例を見てきました。

部分的な調整は後回しにして、肺疲労、肝臓疲労、胆のう疲労など、その人の全体のバランスの要となっている内臓疲労解消を先に行い、部分が整うベースをまず作ることが、不調解消のコツなのです。


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by naotknet | 2018-09-29 07:37 | 足の痛み

50代女性のお客様Oさん。ときどき坐骨神経痛を起こすことがあり、今回もそのようだとのこと。

患部の治療は病院にお任せし、均整施術では全身のバランスをチェックし、整えていきます。

ベッドの端に座って上半身をねじっていただくと、左にはねじれますが、右にねじろうとすると、途中からガチッとロックがかかったように、びくともしなくなっています。

仰向けの姿勢でお腹を触らせていただくと、右のおへその横が左に比べて硬く、指が入りません。

右足の不調とのことでしたので、右足には触れずに、左足を開いておへその右側に狙いをつけ、左足先から調整。

起き上がって再度上半身をねじっていただくと、あれほどロックがかかっていたのがうそのように、右にもスムーズにひねることができ、Oさん、びっくりされていました。

やるべき調整は他にもいくつもありますが、まずはここからです。

お話を伺うと、熱中症予防のためもあり、最近は水分をいつも以上に摂取しているそうです。

水分をとりすぎると、体を冷やします。

特に坐骨神経(下図の青色の神経)の出発点に近い下腹部を冷やすことになり、坐骨神経痛のきっかけになることが、この時期多いのです。
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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス

とった水分が順調に排出されているかどうか、体の歪み視点から調べるには、今回のように「ねじれ」を用います。

体が左にねじれると汗や尿他、体から出るべきものが「出にくい」傾向に、右にねじれると「出すぎる」傾向になります。

Oさんはまさに、一時的に左に強くねじれてしまっていました。水分をとりすぎて、体に必要以上にたまってしまった状態と観ることができます。

左足先からねらって整えたのは腎臓です。

水分のとりすぎによる腎臓疲労により体がねじれて坐骨神経の出発点付近に負担がかかり、かつ、下腹を冷やしたことも重なって、右足の不調につながったのでしょう。

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40代男性のお客様Pさんも、Oさんがいらしたのと近い日に、同じ不調で来院されました。

やはり水分多めを心がけすぎて、体を冷やしすぎたご様子。

腎臓疲労解消の他の操法として、「腎兪(じんゆ)」というツボに近い腰椎2番を用いることもできます。

Pさんにはこちらの操法が合いました。Oさんと同じく右足の不調で、上半身も右にねじったときのロックでしたが、腰椎2番の歪みを整えて、解除することができました。

ちょうどよい水分量には個人差があります。その目安のひとつとして、体が極端にねじりにくくなってしまっていないかを活用するのもひとつの方法です。

またこれからの時期、飲み物ばかりでなく、エアコンなど外からの冷えにも気をつけて下さい。過去にはこのような例も。

土手に座って花火を鑑賞していたところ、地面に直接何時間も座っていたことが災いし、暑い夏の夜だったにも関わらず、お尻から坐骨神経を冷やしすぎ、翌日、ベッドから起き上がれなくなった女性の方もいらしたことがあります。

夏の冷え対策に、ぜひ均整施術も取り入れて下さいね。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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by naotknet | 2018-06-30 08:55 | 足の痛み

80代男性Aさん。「パソコン仕事をやりすぎて座りっぱなしだったからか、左足のもも外側が痛くなった」とのこと。


足の外側や前側の痛みには、大腿神経が関わっています(下図の青く色付けした神経)。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


ちなみに、足の後ろ側の痛みには坐骨神経痛で有名な、坐骨神経が関わります。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

これらのことを踏まえながら、左足の外側に負担をかけない、全体のバランスに調整していきます。


人は、仕事などに集中しているとき、左重心になる傾向があります。


集中するときに働く交感神経の反応が左半身に出やすいためです(下図参照)。


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c)フリーメディカルイラスト図鑑


「デスクワークを長時間していると、左のお尻が痛くなってきて、仕事に集中できなくなります」も、よくある不調です。


Aさんも、左お尻痛の方々も、左重心であり続けたために固まってきた左半身の、その人のいちばん弱い部分にしわ寄せがきている状況なのです。


痛みとしてしわ寄せがきている箇所と、左半身を固めてしまっている箇所は違うことが多いです。


左半身を固めてしまっている箇所としてよく見られるのは、コチコチに凝った左の大腰筋や腸骨筋(合わせて腸腰筋と呼びます)。


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c)フリーメディカルイラスト図鑑


この場合は、腸腰筋の凝りをほどくことで、左半身全体を解放できます。


また、左の星状神経節(下図の赤丸内、青色をつけた部分)の周りがコリコリの人も多いです。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


Aさんの場合は、十二指腸の左側をぶら下げるようにつないでおく役目の「トライツ靭帯(十二指腸提筋。下図の赤丸内)」がコリコリでした。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

ちょうど大腿神経の出発点に近いため、もも外側の不調の原因になりやすいポイントです。


じっくりほどいていうちに、左半身全体がゆるみ、ピーンと突っ張っていた左足にも余裕が出てきました。


実は、駅から歩いて当院に向かってこられる際、左足の突っ張りのため歩くのに苦労し、お約束の時間に少し遅れていらっしゃいました。


施術後は、「これでスイスイ歩いて帰れそうです」とうれしそうでした。


快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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左足のふくらはぎがコリコリの人もいます。


30代女性Bさんは、朝起きるとき、布団の中で左のふくらはぎがつってしまうことがよくあるそうです。


今回の施術の日の朝もつってしまい、まだ少し痛いとのこと。


ふくらはぎにそっと触れさせていただくと、1ヶ所だけコリッとした点を見つけました。強く押したら痛そうです。


ここは、ふくらはぎの筋肉が動くときに中心となる点「運動点」と呼ばれます。


冒頭に出てきた坐骨神経が途中から「脛骨神経(けいこつしんけい。下図の青色)」と名前が変わり、この運動点につながります。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

坐骨神経は冒頭の図の通り、仙骨付近から出発しています。Bさんの仙骨付近をさぐると、左側にコリコリがありました。


骨盤を整え、このコリコリがなくなったとき、再びふくらはぎの点を探らせていただくと、「あれ? 痛くない」とのことでした。


腸腰筋、星状神経節、トライツ靭帯、ふくらはぎ筋肉の運動点etc.


あらゆる箇所から、その人の重心の偏りを整えていきます。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)



※均整法では「回旋型(泌尿器型)」「左右型(消化器型)」「前後型(頭脳型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→




by naotknet | 2017-07-01 07:40 | 足の痛み

50代男性Mさん。何ヶ月か前から急に、靴を履いて外を歩くと、つま先側の右足裏の1点が痛むようになった。


痛くならない靴もあるが、手持ちのほとんどの靴で痛むようになったため、それらを捨てようかどうしようか迷っているとのこと。


ときどき当ブログに登場する図を再び。


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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」

体が左に捻れると、足裏の「左かかと」側と「右つま先」側で体重を支えやすくなります。


その右つま先側をさらに細かく観ていくと、足の人差し指と中指のつけ根、ツボでいうと「内庭(ないてい)」付近で支えやすくなっています。


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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂


上図の赤丸の足裏に、大きくてぶ厚いマメができている人もいらっしゃるのではないでしょうか。


Mさんが痛いとおっしゃる1点も、まさにここでした。


体が長年のうちに捻れて、右の内庭に体重をかけ続けたからこそ現れた痛み。突然現れたわけではないのです。


そんな内庭を用いると逆に、内庭から頭の先まで伸びる体の捻れラインを一気にほどくことができます。


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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂


「痛めている右の内庭を直接施術されたら痛いんじゃ?」と心配された方、ご安心下さい。


均整法では、施術時の足の開き方を調節することで、左の内庭から操作できます。


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Mさん曰く「姿勢を正しくして……たとえば頭のてっぺんを天井から吊り下げられているように一日を過ごせたときには、痛むことが少ない気がします」とも。


姿勢がよい悪いは、言い換えれば、重力にきちんと抵抗できているかどうか。


重力に抵抗して立っているとき、人は下図のように、いろいろな耐え方をし、そのときに支える点が両方の、あるいは片方のつま先であったりかかとであったりします。


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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」

Mさんは胃経ラインに沿って、長年なんとか体を支えていた結果、地面と接している内庭付近にいちばん負担がかかってしまいました。


だからこそ、自ら正しい姿勢を意識すると、胃経ラインにばかりかかる重力を分散でき、内庭への負担が減るため、楽になるのです。


対策としては、まず内庭操作を中心として、均整法12種体型「回旋型(捻れ型)」調整をさせていただきました。


その上で、Mさんにとって必要な、正しい姿勢エクササイズもお伝えしました。


約1ヶ月後、再度ご来院のMさんより、「靴を捨てずに済みました。どの靴もみんな履けるようになりました。ありがとうございました」と、うれしいお言葉をいただきました。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。


医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「左回旋型」「右回旋型」「左屈型」「右屈型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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【お知らせコーナー】


6月8日発売決定しました。上記記事内にある「重心」の偏りを、手や足に輪ゴムを巻くことで整える、輪ゴム均整の本です。


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6月26日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集


by naotknet | 2017-05-27 08:01 | 足の痛み

40代男性Eさん。何ヶ月か前に病院で足底筋膜炎と診断された左足裏はいつの間にか治ったが、今度は右足裏が痛くなってきたとのこと。


当ブログによく登場するこちらの図。体が左に捻れると、左足裏に体重がかかりやすいです。

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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」

長年続くと、Eさんの左足裏のような不調につながります。


それがいつの間にか治ったとおっしゃるEさん。しかし、足裏を触らせていただくと、まだ左のほうがパンパンでした。


治ったわけではなく、左足裏が痛くないように体を使う方法を、体が知らず知らずのうちに身につけたようです。


全体としてはまだ左捻れなのですが、そのまま今度は体を右に傾けて、右足に乗れるようになったのです。

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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」

「左捻れ」に「右倒れ」が加わったということですから、歪みがひとつ増えました。歪みが深まったともいえます。


そのため、よく「痛い側をかばっているうちに、反対側が痛くなった」といわれる状態に進んだのでした。


Fさんは20代女性ですが、四十肩のように右肩が痛くて、右腕が上がらないとのこと。


そしてその前に痛かった左肩が、Eさんと同じく「いつの間にか治った」とおっしゃっていました。


両肩を比べさせていただくと、もしも痛いのは右肩だと事前に伺っていなければ、「痛いのは左肩ですか?」と聞いてしまうところでした。


それほど、左肩のほうがガチガチに固まっていたのです。


やはり、痛い左肩をかばう方法を、体が自然に覚えてしまったようです。


全体の姿勢としてはEさんと同じく左捻れ型。ただ、捻れのポイントが違います。


Fさんは骨盤で、Eさんは肝臓を中心に左捻れになっていましたので、それぞれ整えさせていただきました。


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右腕が上がるようになった初来院のFさんは喜んで下さり、次回ご来院のご予約をいただきました。


右腕を直接施術したわけではありません。あくまでも骨盤からの左捻れを整えた結果、もともとかばっていた左肩のガチガチさがほどけて、結果的に右腕への負担が減ったのです。


約半年ぶりにいらっしゃったEさんには、歪みの深まりを上記のようにお話しし、施術のペースもさることながら、日常生活の見直しを薦めさせていただきました。


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医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

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※均整法では「左回旋型」「前屈型」「右回旋型」「右屈型」「左屈型」「後屈型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2017-05-13 07:31 | 足の痛み

40代女性Aさん。ここ1ヶ月ほど両方の足の甲が痛くて、つま先を深く曲げられない。


たとえば床のぞうきんがけなどのときに、このようなかたちにできないそうです。

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かわいいフリー素材集 いらすとや


前々回のブログ(2017年4月8日分)では、頭の疲れている方が、下図のように前重心をつま先で踏んばって支え続けてしまうお話をしました。

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かわいいフリー素材集 いらすとや


頭の疲れている人は、後重心になることもあります。ボーッと天井を見上げる姿勢です。


真似をしてみると分かりますが、天井を見上げてそのままどんどん後ろ重心にしていくと、倒れないためには、足の甲に力をこめ、足指を浮かしぎみにして踏ん張るかたちも、ひとつの方法になります。

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かわいいフリー素材集 いらすとや

このような持続的な力みが毎日続くと、力んでいる箇所には相当な負担となります。


Aさんはこちら、後重心タイプでした。ここ何ヶ月か、お子さんの学校に関する行事などで、心身ともに疲れる場面が多かったとのこと。


Aさんのように後重心になりやすい方は、その逆方向の動き「前屈」が苦手なことが多いです。

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かわいいフリー素材集 いらすとや


試しにAさんに前屈していただくと、手の指先が、床から30センチは離れていました。


後重心を支える主な椎骨のうち、腰椎5番をまずは整えると、30センチが20センチくらいに。


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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


後重心姿勢が弱まったことを示します。

その後に胸椎9番や1番も調整。こうしておくと、足の甲を常に力ませて後重心を支えずに済みます。

Aさんの足の甲も、いつもゆるんでいられるようになるわけです。

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足の甲だけではなく、力みからの不調は足全体でも起こります。

体を傾けたり、捻ったりして、どちらかの足に体重をかけすぎていると、たとえば坐骨神経痛のベースになることがあります。

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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」

特に上図の右のように、捻った姿勢がくせの人に起こりやすいです。

その場合は、捻った姿勢の重心を支え、体の「しびれ感」にも関係する胸椎7番を中心に、体の捻れ調整(回旋型調整)を行うとよいのです。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

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by naotknet | 2017-04-22 07:25 | 足の痛み