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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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カテゴリ:内臓( 4 )



40代女性のお客様Wさん。胃の不調であまり食欲がなく、お腹も張っているとのこと。

病院でも診てもらいましたが、特に異常は見つからなかったそうです。

胃の募穴「中脘(ちゅうかん。下図参照)」付近をそっと押させていただくと、張っていて苦しそうな様子。

前回お話しした、募穴による内臓疲労調整を用いれば、中脘のペアである心包の募穴「膻中(だんちゅう)」から整えます。

ただ、Wさんの場合、膻中よりも、背中の胸椎5番がカチカチに硬くなっていることが、この日の歪みの中ではいちばん目立っていました。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

胸椎5番は交感神経の状態をよく表します。


伺うと、いくつかストレスを感じる出来事が継続中のご様子。

そこで、経絡視点ではなく、自律神経視点から胸椎5番を整えました。

結果的に中脘を含む、胃の付近の張りもとれ、「楽になりましたー」と、ホッとしたご様子でお帰りになりました。

快風院『均整日記』、おかげさまで14年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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『快風身体均整院』取材・広報


40代男性のお客様Fさんは、左背中の張りでご来院。デスクワークの時間が長く、座っていると辛いそうです。

加えて、右腰や右首の凝りも、慢性的に感じるとのこと。

試しにベッドの端に座っていただくと、疲れて重たくなった肝臓を避けるような姿勢になっていました。

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以前の記事「秋の肝臓疲労は『均整センター』で解消できます」にも登場した、肝臓疲労姿勢です。

この姿勢により、上図の赤ラインに沿って、右首→左背中→右腰が辛くなってきます。

このことをお伝えすると「実は会社の健康診断でも脂肪肝と言われまして……」とFさん。

仰向けで肝の募穴「期門」を押させていただくと、冒頭のWさんと同じく苦しそう。

今度は期門とペアである小腸の募穴「関元(下図参照)」を調整。


再び座っていただくと、肝臓を避けずに、まっすぐな姿勢をとれるようになっていました。

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経絡視点、自律神経視点など、臨機応変に視点を移し、苦しいところから無理矢理に施術を進めなくてすむことが、均整法の特徴のひとつでもあります。

ちなみに胸椎5番は胃の不調の他、耳の不調、咳の出すぎetc. また、妊活サポートなどにも大事な椎骨です。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れてみて下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

※施術のご予約・お問い合わせはこちらまで快風身体均整院メールフォーム


【お知らせコーナー】


1)「身体均整法学園」平成31年度受講生募集説明会を毎月1回開催しています。12月は本日(8日)開催。飛び込み参加歓迎致しますので、直接会場にお越し下さい。詳細は「身体均整法学園」説明会ページをご覧下さい。私も担当の一人として毎回会場におりますので、学園のこと均整のこと、何でも聞いて下さいね。


2)12月24日開催:均整センター「施術モデル」募集


3)「カラダのバランスの整え方」セミナー参加者募集:NHK文化センター川越教室​にて、来年1月〜3月まで月1回開催します。


4)自律神経バランスを整える手軽なストレッチの『がんばらないストレッチ』、発売中です




5)電子書籍版も発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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6)気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



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by naotknet | 2018-12-08 07:34 | 内臓

80代男性のお客様Sさん。前回のNさんと同じく、左肘の痛みでご来院。

肘には「心経」ラインが通っているため、心臓の疲れを解消すると、肘の調子もよくなることが多いです。


理論については前回のブログ「肘が痛むときには◯臓、膝が痛むときには◯臓を整えましょうをご参照いただくとして、心臓の疲れを解消する施術とは、具体的にはどのような流れなのでしょうか。

ひとつの方法として均整法では、主にお腹にある「募穴」と呼ばれるツボを用います。

募穴に当てはめて心臓疲労解消施術を行うときには、みぞおち付近にある「巨闕(こけつ。下図の青丸)」を用います。

各募穴には、シーソーのようにバランスを取り合っているペアがあり、そこに注目することが施術のコツです。

巨闕は「日月(じつげつ)」と呼ばれる胆の募穴がペア。
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「Essential Anatomy 5」
※青丸は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

左肘の硬さをチェックしながら、やわらかくゆるむまで、巨闕と日月のバランスを調整していきます。

ちなみに上図の正中線上にある巨闕は1つですが、向かって左側にある日月は、右側にもあります。3点のバランスを調整するのです。

調整後は、大好きなゴルフの素振り動作を試して、満足そうなご様子でした。

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40代男性のお客様Kさんは、右脚の膝からスネ外側の痛みがあるとのことでご来院。

こちらは経絡ラインに当てはめると、「胆経」ラインになります。


胆経ラインは体の側面左右に走りますから、どちらかの張りが強くなると、体の横曲げ(側屈)動作の左右差が大きくなります。

Kさんに立った姿勢で左と右に体を倒していただくと、左に倒れにくくなっていました。

右の胆経ライン上の、膝からスネの張りに引っ張られているのです。

募穴を観てみると、冒頭にも出てきた胆の募穴にはそれほど異常はありませんでしたが、肝の募穴「期門(きもん。下図の青丸)」に少々張りがありました。

加えて、期門のペアである小腸の募穴「関元(かんげん)」にも張りが。

は、内臓でいえば肝臓と、その下についている胆嚢ですから、切っても切れない関係。

関元の張りのほうが強そうなことから、小腸の疲れを解消することをメインに、Kさんには関元と期門のペア調整。

結果的に胆経ラインも整い、側屈動作も左右差がなくなりました。

これからの忘年会シーズン、小腸や大腸腸疲労からの不調を防ぐには、飲みすぎたりお腹を冷やしすぎたりしないようにすることが大切。気をつけながら楽しく過ごしましょう。

このような、募穴を均整法に生かした内臓疲労調整「募穴応用」は、身体均整法学園では「経絡操縦法」他の授業で学びます。


均整師になって16年。様々なことを学んできましたが、今でもいちばんの拠り所となるのは、学園で習った技や考え方です。

その母校での冬の担当授業「救急操縦法」が今日から始まります。


8月から開催され、担当の一人として参加している学園説明会も、年内は来週8日が最後です。

上記ふたつの授業をはじめ、学園でどのようなことを学ぶのか、実技デモも交えて約2時間、たっぷりご説明します。

下記の「お知らせコーナー」をご覧になり、ぜひいらして下さいね。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れてみて下さい。

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※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

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1)「身体均整法学園」平成31年度受講生募集説明会を毎月1回開催しています。詳細は「身体均整法学園」説明会ページをご覧下さい。私も担当の一人として毎回会場におりますので、学園のこと均整のこと、何でも聞いて下さいね。


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3)自律神経バランスを整える手軽なストレッチの『がんばらないストレッチ』、発売中です。


上記記事内の胆経ライン調整は、慢性的な腰の不調改善にも最適です。

自分で整えるには本書内「腰痛ストレッチ」として紹介している「わき腹伸ばし」がお薦めです。



4)電子書籍版も発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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5)気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



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by naotknet | 2018-12-01 05:51 | 内臓

40代女性。「今日は右首すじから肩にかけて凝っているんですよね。いつもは左肩が凝るのに。なんで移ったんでしょう?」 とのこと。

左肩には心臓の、右肩には肝臓の調子が現れます。昨年11月29日のブログでお話ししました。

今回の女性も、寝不足などによる心臓疲労から、普段は左肩が凝りやすいタイプ(心臓が悪いという意味ではなく、その人のどこに疲れがしわ寄せしやすいかという視点です)。

そうかといって、心臓疲労が肝臓に移ったわけではありませんでした。

両方の腕をよく観させていただくと、右前腕がパンパンに張っていて、橈骨と尺骨の間が左に比べてつまり、動きが悪くなっています。
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「iris-irisのフリーウェア」


心当たりはないか伺うと、「久しぶりにテニスをしたからかな」と。どうやらそのようです。

橈骨と尺骨の両端である「肘」「手首」を動かす神経は首のつけ根から出発しており、腕の疲れはそのまま首に上り、首・肩こりにつながります。

今回のようにテニスなど、何か特別な原因があれば話は早いのですが、日常のパソコン業務などで腕を使いすぎ、徐々に筋肉や関節に疲労がたまる場合もあります。

また、例えば左の前腕の張りは、腕の使いすぎ以外に、心臓疲労が腕に下ってくることも考えられます。心包経ラインがちょうどここを通るからです。
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心包経はストレス性の心臓疲労をよく表し、心臓に近い側の左腕にその反応が現れやすいのです。

「内臓疲労」と「普通の疲労(筋肉や関節の疲労)」とを見分ける目が必要です。手足の様子と背骨の様子を合わせてしぼりこんでいくのです。

肝臓疲労であれば腕ではなく、足の肝経ラインに現れます。
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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂


ちょうど足の親指を通るため、肝臓疲労が続くと親指のつけ根に重心がかかりすぎ、外反母趾や痛風でもないのに「最近、親指のつけ根が痛くて……」と不安になります。

肝臓疲労は、背骨では胸椎や腰椎の主に右側に歪みとして現れます。

右利きの人のパソコン業務過剰や運動のしすぎからであれば、背骨の歪みにはその周囲に凝ったような硬さがあります。

肝臓疲労からの場合はブヨブヨしていたり、あるいは深い所でピーンとすじ張っていたりします。

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腕の使いすぎからの首・肩こりには橈骨・尺骨調整、左前腕の張りには心臓調整、右足親指痛には肝臓調整。

内臓疲労と筋肉・関節疲労を見分ける目を持てば、不調のある部位に触らず、真の原因のある他の部位を、正確に調整できるのです。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。

※均整法では心臓、肝臓、膵臓、胃、腸など、その人のどこに無理がかかっているかを「循環器型」「消化器型」など12種類に分けて考え、整えます。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2015-03-21 07:58 | 内臓

手の親指つけ根、「母指球」と呼ばれる部分がパンパンに張っている方をよく見かけます。

特に右手。マウスを使ってのパソコン入力や、カーボン複写業務を毎日がんばっているために、疲れがたまっているのです。

手技療法家もなりがちな状態。指先には頸椎から神経が伸びているため、指が疲れると肩、首にも影響が現れます。

研修会などでお互いにペアを組んでの練習中、開院して間もない若い先生の親指を調整すると、「えーっ、こんなに肩や首まで楽に! ここまで疲れているとは思っていませんでした」と驚かれることも。

自身の均整院にだんだんとお客様が増えてきたため、知らずに無理をしていたのです。

親指を初め、手指が神経を通って首までつながっているように、足指は腰とつながっています。

腰が硬い人は足指も硬く、施術の際、丸め込むように軽く曲げさせていただくだけで痛がる方も。

経絡から観ると、足指からは脾臓、肝臓、胃、胆のう、膀胱、手指からは肺、大腸、心臓、小腸などに関わる経絡ラインが伸びています(例:肺経、大腸経、胃経、肝経図)。
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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂


硬いとは、例えるなら枯れた枝のような、しなやかさのなさ。

お腹の調子が慢性的に悪い方は、手指は反れない、足指は曲がらない状態になっていることが多いですよ。日頃から、よく曲げたり伸ばしたりして下さいね。

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また、冒頭のようなデスクワークの多い方は、手指だけではなく、頭もとても疲れています。脳疲労の状態。

均整法では、頭の疲れは、前後にバランスをくずした姿勢に現れると考えます。うつむき姿勢、アゴが上がった姿勢など。支えるために、足指を知らずに酷使しています。

立った姿勢でうつむきながら前に体重をかけていくと、倒れないように足指に力が入るのが分かります。

逆にアゴを上げて後ろに体重をかけていくと、倒れないようにするためには、足指を浮かせて反らせて突っ張るような使い方になります。

これらの状態が続くと足指は慢性的に疲労を起こし、硬くなってしまいます。

長時間のデスクワークは手指の疲労、そして脳疲労姿勢から足指疲労も起こすのです。

この流れからの足指疲労を起こしていた20代女性。耳の下の頬が腫れぼったくなり病院へ行くと、耳下腺炎との診断を受けたそうです。耳下腺とは、おたふく風邪のときに腫れるところ。
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「(c)フリーメディカルイラスト図鑑」



足指疲労と耳下腺? まったく関係がなさそうですよね。

先の、うつむき姿勢やアゴを上げた姿勢を支える場合、足指だけではなく、この耳下腺の辺りの首に力を込め続けます。

こんな、一見何でもなさそうなことが、長い目で見ると、その人のウィークポイントになりやすいのです。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。

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by naotknet | 2015-01-03 11:21 | 内臓