
【お知らせコーナー】
◯「カラダのバランスの整え方」セミナー参加者募集
NHK文化センター川越教室にて、4月〜6月まで月1回開講しています(第2月曜日)。※7月〜9月クラスも開講が決まりました。
◯6月24日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集
◯自律神経バランスを整える手軽なストレッチの本『がんばらないストレッチ』、発売中です。
◯単行本、電子書籍版ともに発売中です。『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

◯気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。
【お知らせコーナー】
1)「身体均整法学園」平成31年度受講生募集説明会を毎月1回開催しています。詳細は「身体均整法学園」説明会ページをご覧下さい。私も担当の一人として毎回会場におりますので、学園のこと均整のこと、何でも聞いて下さいね。
2)9月24日開催:均整センター「施術モデル」募集
3)自律神経バランスを整える手軽なストレッチの本『がんばらないストレッチ』、8月29日に発売しました。
『がんばらないストレッチ』
(田川直樹著・主婦の友インフォス刊)

4)電子書籍版も発売中です。『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

5)気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。
【お知らせコーナー】
1)「身体均整法学園」東京校の来年度受講生募集説明会、本日3月17日(土)が最終回となりました。説明会後は授業見学も可能です。下記リンク先より詳細をご確認の上、ぜひいらして下さいね。4月にお会いできることを楽しみにしています。
2)4月23日開催:均整センター「施術モデル」募集
3)上記のブログ内「足指の力を抜いて、反らさずに歩けるようになると、内臓疲労解消・予防になります」のためには、よろしければ拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』97ページの「足首リセット法」をお試し下さい。無理なく身につけることができます。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

4)花粉症対策用に自律神経バランスを整えるには、体をねじりにくい側の足首に輪ゴムを巻いてみて下さい。場所は「照海(内くるぶしの下あたり)」がベストです。詳しくは下記の拙著36ページをご覧下さいね。
40代女性のお客様Rさん。「最近、食べると胃がもたれ、あまり食べたくない」とのこと。
不調の内容を伺い、病院にまだ行っていなければお勧めした上で、均整法では、不調により姿勢がどのように乱れているかを観ていきます。
Rさんが「胃」とおっしゃっていたことも視野に入れながら全体の姿勢を観てみると、このようになっていました。

シャツの肩甲骨の間がピーンと張ってシワがなく、右脇のあたりには矢印の方向にシワが寄っていました。
もちろん触らせていただいて検査もしますが、シャツのシワもこのように、様々な手がかりになります。
肩甲骨が外側に開いていて、右の肋骨が前に巻き込むように出ている状況。
肩甲骨の外側開きは交感神経のがんばりすぎを表します。「自律神経のバランスを整える」って、具体的にどういうこと?(その12)に詳しく書きましたので参考にして下さい。

また、右肋骨の巻き込みは肝臓疲労を表します。肝臓の凝りによって、右の肋骨が内から引っ張られてしまうのです。

海外出張が多いお仕事で、ここのところ出張と出張の間が短く、帰国してゆっくりできる時間もあまりとれず、とても疲れていて気も張りつめているご様子でした。
このように姿勢は、そのとき感じているストレスの度合いの目安になります。
Rさんには、交感神経の働きすぎにより胃や肝臓にブレーキがかかること、肝臓疲労が食欲を落としてしまうことなどをお伝えしました。
他の例を見てみましょう。
2週間ごとに施術にいらして下さる40代女性のお客様Sさん。小学生の息子さんがいます。
たとえば夏休みの宿題に息子さんがいつまでたっても手をつけないこと他、イライラが2週間の間に相当たまってしまったときには、肩甲骨の開き方が大きいです。
2週間おだやかにすごせたときには、肩甲骨の開きも少ないです。
たまに起こすギックリ腰にもお悩みでした。
肩甲骨と骨盤の連動から、肩甲骨が外に開いてがっちり固まってしまうと骨盤も身動きがとれなくなり、ちょっとしたことでギクッとなってしまうことをお伝えしました。
Sさんにも肝臓疲労は大きく関わります。
漢方視点からは、イライラしたりカッとしたりする「怒」の感情は「肝」に響くといわれているからです。
よってSさんRさんお二人の施術には、肝臓調整がかかせません。
肝臓を整えるには「肝兪(かんゆ)」というツボに近い、胸椎9番がポイントのひとつ。自分でできる胸椎9番体操もあります。
均整法学園では「自他動操縦法」という科目で、頸椎1番〜尾骨まで、各椎骨ごとの調整体操を勉強します。
僭越ながら私が担当しております。授業の様子はこのような感じ。「身体均整法学園ブログ(自他動操縦法)」
胸椎9番体操については『身体均整法(不昧堂出版刊)』にも収録されていますので、お持ちの方はご覧下さいね。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
【お知らせコーナー】
1)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。申し込み締切日が近づいてまいりました。ご検討中の方は下記「身体均整法学園」ホームページをご覧の上、ぜひお早めに。
2)10月23日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集
3)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です。おかげさまで8月にはアマゾン「肝臓・膵臓の医学」カテゴリ、楽天ブックス「胃・腸」カテゴリで1位をいただきました。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』



4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から2ヶ月、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。
20代女性のお客様Pさん。「最近、食欲がなくて」
50代女性のお客様Oさん。「ここのところ、眠りが浅くて」
今は秋。「肺」の季節です。ここにお二人の不調改善のヒントがあります。
肺の季節では、肺疲労そのものが不調につながる場合と、肺と他の臓器とのアンバランスが不調をもらたらす場合とがあります。
Oさんは女性専用のジムに通っており、ストレッチのときに開脚の動きが硬くなっていることも気にされていました。
ももの内側には「肝経」ラインが通っています。

肝臓が疲れすぎると眠れなくなったり、食欲がなくなったりします。
肝の季節は春ですが、肺と肝臓のアンバランスにより、肝臓に関する不調が現れてしまったのが、今回のお二人なのです。
よってOさんにとっては、開脚の動きをよくする施術がそのまま肝臓調整となり、眠りの質の調整となります。
Pさんはというと、やはり肝経ラインの通る足の親指と、その隣の人差し指の開きに左右差がありましたので、2本の指の開きをよくする施術がそのまま肝臓調整となり、食欲増進調整となります。

肺疲労が直接、不調につながる例も見てみましょう。
40代男性のお客様Qさんは理容師さん。近頃、何もしていないのに右膝が痛くなってきたとのことでした。
「これで痛いんですよ」と、スクワットの動作で、膝を途中まで曲げてみせて下さいました。
右利きですので、右手でハサミを使います。すると仕事中は、全体として体を左に捻った姿勢になることが多いです。
手の親指には「肺経」ラインが通ります。毎日ハサミを使うことで、肺経ラインが1年を通して凝ってしまいます。

その肺経ラインの凝りが、肺の季節で強まり、体をいつもより左に捻った姿勢を作ります。
捻った姿勢で長時間立っていることは、膝にとても負担がかかります。
捻れが弱いうちは、膝への負担は少ないですが、肺の季節により強まった捻れにはさすがに膝が耐えきれなくなり、今回の膝痛につながったと観ることができるのです。
施術後、再度スクワットの動作をしていただくと最後まで曲げることができ、「あれ? すごい?!」とおっしゃって下さいました。
同じ理容師さんでも、Qさんは秋に膝を痛め、別の方は痛めずに秋をやり過ごすかもしれません。この差はどこから生まれるのでしょうか?
ひとつの理由として、「股関節の硬さ」があげられます。
仕事中、股関節がクッションの役割をすることができれば、膝への負担が軽くなります。
股関節が硬いと、そこで受け止めるはずの刺激が膝に直接伝わってしまうのです。
股関節の硬さは、冒頭でお話しした眠りの質にも食欲にも、肝経ラインを通じて影響します。
ここ何週か、最後にはここに持っていって恐縮ですが、ぜひ拙著、『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』を参考に、股関節、そして肝経ラインを伸び伸び使える歩き方に変えて下さい。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』

ちなみに肝臓を整えるには「肝兪(かんゆ)」というツボに近い、胸椎9番もポイント。自分でできる胸椎9番体操もあります。
この体操については『身体均整法(不昧堂出版刊)』に収録されていますので、お持ちの方はご覧下さいね。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
【お知らせコーナー】
1)10月開講の「身体均整法学園」大阪校。申し込み締切日が近づいてまいりました。ご検討中の方は下記「身体均整法学園」ホームページをご覧の上、ぜひお早めに。
9月には旭川校も開講します。こちらもまだ間に合いますので、お早めにお申込み下さいね。
2)10月23日(月)開催:均整センター「施術モデル」募集
3)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です。おかげさまで8月にはアマゾン「肝臓・膵臓の医学」カテゴリ、楽天ブックス「胃・腸」カテゴリで1位をいただきました。
『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
―脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!(さくら舎刊)』


4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から2ヶ月、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。
【お知らせコーナー】

『「運動系の医学」と呼ばれる手技療法-身体均整法入門-』
矢作智崇(身体均整法学園長)指導・監修
『身体均整法学園 Facebookページ』
快風院『均整日記』、おかげさまで12年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが2年前に立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
『各地の身体均整院』
『取材・広報』
全ての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
【お知らせコーナー】
※「身体均整法」「12種体型」がよく分かるDVD、好評発売中です。
『「運動系の医学」と呼ばれる手技療法-身体均整法入門-』
矢作智崇(身体均整法学園長)指導・監修

『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』
(田川直樹、おかのきんや共著)

それほど深刻な状態ではないものの、初めてのことなのでびっくりしたし、少しへこんだ、とのこと。
立った姿勢では、右肩がずいぶんと下がっていらっしゃいました。肝臓疲労の際に見られる姿勢です。
ざっくりとしたイメージですが、暴飲暴食から疲労した肝臓はパンパンに膨らんで右肩を押し上げ、ストレスからの肝臓疲労では、逆に肝臓はキューッと縮こまり、右肩を引き下げます。

このように肝臓疲労が姿勢に影響する場合もあれば、逆に姿勢のクセが肝臓に影響する場合もあります。
2015年10月17日の記事「腎臓疲労になりやすい姿勢とは?」で、初めて腎臓の数値で再検査になった女性のことをお話ししました。
腎臓は背中側に位置するため、姿勢が後重心になると腎臓を圧迫し、働きが低下します。

今回の肝臓の女性も、ここ最近の疲れにより右肩下がりの姿勢のクセがいつもよりも大きくなり、肝臓に一時的に影響したようです。

施術としては右重心用の施術である、均整法12種体型「右屈型調整」。
ちなみに腎臓の記事の女性は、後重心用施術「後屈型」調整が当てはまります。腎臓は2つありますので、どちらか一方に、より重心が偏っていれば右、あるいは左「回旋型」調整も視野に入れて進めます。
『身体均整法学園 Facebookページ』
快風院『均整日記』、おかげさまで12年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが2年前に立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
『各地の身体均整院』
『取材・広報』
あくまでも均整視点と医学的視点の併用が大切ですので、もしも病院で再検査を促されたら、おっくうがらずに受けて下さいね。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さい。
※均整法では「右屈型」「左屈型」「前屈型」「後屈型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪み(外界からの歪み)か、内臓疲労から来た歪み(内界からの歪み)かを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→
【お知らせコーナー】
※6月27日(月)開催:均整法研修センター「施術モデル」募集※5月~6月毎週月曜日開催:「輪ゴム1本で歪みを整える」セミナー(熊本地震復興支援)
※輪ゴムを使った均整法の本、好評発売中です。「鼻水は止まりました! 目も何とかなりますか?」とのお声をいただきました。鼻も目もお辛い方は、103ページの輪ゴムの巻き方がお薦め。目は肝臓と深いつながりがあるのです。また花粉症歴の長い人は、応用として38ページの2本連結した巻き方で2、3日、巻きっぱなしをお薦めします。
『アレルギー性鼻炎は輪ゴム1本でよくなる』
(田川直樹、おかのきんや共著)
※輪ゴム均整の本を共著して下さった、おかのきんやさんの最新刊です。読むだけで元気になれます。
『あなたがいい。超訳手塚治虫』
風邪でも何でもそうですが、なかなか治らず長引くのは、疲労が積み重なり、体力が落ちている証です。
疲労の中心が体のどこなのか? その例として、3週続けて秋の肺疲労についてお話ししてきました。今回は肝臓疲労です。
漢方視点からは立秋(今年は8月8日でした)~立冬までの秋は「肺」の季節。ここに「肝」はどのようにからむのでしょうか。
秋になり、もともと肺の弱っている人は、肺自体がより疲れやすくなります。
逆に肺がもともと丈夫な人は、さらにアクセルを踏み込める時期のため、他の臓器とのバランスを乱し、足を引っ張ってしまうことがあります。
その関係性の中で、肺に足を引っ張られやすいのが肝臓なのです。
では、肝臓と左下の歯茎はどのようにつながるのでしょうか。当ブログによく登場するこちらの図をご覧下さい。

首と各臓器は首から各内臓に伸びる「迷走神経」で結ばれています。図の赤丸や青丸は頸椎の2番、3番付近。
調子の悪い箇所に近い頸椎や胸椎、腰椎には、このように何らかの異常(歪み)があります。今回の女性も、腫れた歯茎に近い頸椎2番の左側に凝りがあり、押すと圧痛もありました。
その歪みが肝臓疲労から、肝臓疲労は肺から、など、背景を探りながら整えるのが均整師の仕事です。
『身体均整法学園 Facebookページ』
快風院『均整日記』、おかげさまで11年目です(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが昨年立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
『各地の身体均整院』
『取材・広報』
今回は骨盤経由で肝臓疲労を整えました。下図をご覧下さい。

仰向けで骨盤の前側を触らせていただくと、骨盤の右(右腸骨)が前に、左腸骨はその影響を受け、相対的に後ろに回転していました。
凝りのある内臓へ向かって背骨は歪みます。例えば胃に向かってはこのように。

骨盤も同じです。今回であれば、凝りのある肝臓へ向かって右腸骨の後ろが引っ張りあげられたため、結果的に前方回転していたのです。上図に矢印を書き足すとこのような状況です。

肝臓の凝りが骨盤をこのように引っ張れるということは、逆に骨盤から肝臓をほどよく引っ張り返し、よい刺激を送ってゆるめることもできるのです。
肝臓を視野に入れた骨盤調整により、頸椎2番の圧痛もとれてびっくりなさっていました。
骨盤が整えば、連動の強い肋骨も同時に整い、中に収まっている肺のバランスも取れます。
すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
※均整法では骨盤型、肋骨型など、体型を12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
【お知らせコーナー】
※9月28日開催、均整法研修センター「施術モデル」募集※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→
この日、当院に向かう電車の中で立っているときにも、ずっと張りが続いていたそうです。
仰向けで両膝を立てて左右に倒すと、右にはフニャッと倒れますが、左には硬く、倒れにくくなっています。
腰のストレッチ体操的な動きですが、腰の硬さだけではなく、よく観るといろいろなことが分かります。
腰は柔らかいのに股関節で硬くて倒れない人もいれば、もっと上、肩で引っ張っている人もいます。
今回の女性は肩と腰の間、肋骨の部分が硬くて、倒れなくなっていました。
肋骨の内側には肝臓があります。

試しに肝経にあたる右足の親指を整えてみると、それだけで先ほどの両膝倒しの動きが、左右同じになりました。

肝臓疲労から右の肋骨周辺が凝り、両膝倒しの動きを制限していたのです。
これらのことをお話しすると、仕事の年末進行スケジュールが忙しく、ここ最近、毎日平均4時間ほどしか寝ていないとのこと。
うつ伏せになっていただくと、確かに寝不足サイン(胸椎4・5番あたりの凹み。下図参照)が出ています。この凹みは、心臓疲労を表します。

「iris-irisのフリーウェア」
快風院「症状別体型研究」ページ
その下、胸椎7・8番の右側、肝臓の裏にあたる背中はモリッと盛り上がっていました。平らにすべく、均整法12種体型「消化器型」調整。
平らになるにつれ、4・5番の凹みがふんわりと上がってきました。
寝不足サインが消えたからといって、引き続き寝ないで頑張っていいわけではありません。
寝不足ということは、起きて活動している時間が、普段よりも長いと言い換えられます。
その活動を支えるため、肝臓は体にエネルギーを供給したり、持ち帰られた老廃物を処理したりと、いつもより仕事が増えるのです。合間に忘年会が続けば、肝臓にとって非常に過酷な状況となるでしょう。
風邪も引きやすくなります。楽しい年末年始休暇に体調を大きくくずさないよう、できるだけ休んで下さいね、とお伝えしました。
『身体均整法学園 Facebookページ』
快風院『均整日記』、おかげさまで今年の4月で10年目に入りました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。その学園Facebookページが立ち上がりました。どのようにして身体均整法を身につけていくのか、日々の授業の様子を知りたい方はこちらまで☆
『身体均整法学園』東京校・大阪校・札幌校
『各地の身体均整院』
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すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。
病院での受診も常に頭に置きながら、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。
【お知らせコーナー】
※「身体均整法学園」来年度入学説明会1月、2月、3月開催のお知らせ※1月 12日開催、均整法研修センター「施術モデル」募集
※12種体型についてはこちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→