この時期から梅雨にかけてが一番辛いそうです。
姿勢と動きから、肋骨型のF8(フォーム8)と観察しました。
もともと縮こまりやすい傾向にあるF8。特に肋骨にその様子を表します。逆にF7は拡がる傾向にあります。
肋骨(あばらぼね)は左右に12本ずつ、合計24本が、まさにばらばらとしたかたちで配列されています。
足の甲の骨もばらばらとしています。手の甲もそうです。
このように、同じようなかたちをした部位同士は、お互いに関係し合うと均整法では考えています。
相関関係といい、どちらかが硬くなるともう一方も硬くなる場合と、シーソーのように、逆にやわらかくなる場合とがあるのです。
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体がのびのびと拡がりたくなる暖かい季節。
F8のその女性の場合は、そのような時期である今も、肋骨が硬くて拡がりにくく感じられました。
つられて、本来は拡がりたい足甲の骨も縮んだままガッチリと硬く、今回のお悩みにつながっているようです。施術はF8調整をさせていただきました。
足甲が痛いからといって、足甲だけに注目せず、全体を均整法からの視点で見渡すと、足甲が痛くても肋骨を整えるべきと、お悩み改善のヒントが見えてくるのです。
※均整法ではその人のどこに無理がかかっているかを「肋骨型(呼吸器型)」「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」など、12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→
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観させていただくと、位置的には心臓の真裏くらいでした。
左の股関節の動きが非常に固くなっていたことも考え合わせて、股関節に関係の深い腰椎5番を含め、12種体型のうち「前後型」の調整をさせていただきました。
最近、寝不足ではないですか?と伺うと、夜間に目の覚める回数が増えたとのこと。
さらに、例えば誰か友達が入院したなど、悪い知らせを聞いたときに受ける、精神的な疲れに非常に弱いとおっしゃっていました。
そこから先の具体的な内容は伺いませんでしたが、いくつか心当たりがあるご様子で、納得されていました。
それらのストレスが交感神経を刺激し、一時的な心臓の疲れとして現れたのでしょう。
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「前後型」は別名「頭脳型」とも呼ばれます。頭の疲れは体を前に曲げたり後ろに反ったりする、前後の動作のアンバランスとして現れやすいのです。
逆にその動きの特徴を利用して、均整法では、前後動作のバランスを整えることで、頭の疲れ、ストレスを解消していきます。
※均整法ではその人のどこに無理がかかっているかを「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」など、12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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全身を観させていただいて目立つのは、ももの外側の硬さ。
普段の姿勢や動きの中で無意識に、脚の外側に体重をかけてしまう様子です。靴底も、左右ともに外側がよく減るとのこと。
骨盤型調整により、骨盤の開きをその方に合うよう、ほどよく調整し、もも外側の張りがなくなると、肩甲骨の外側の凝りも同時に取れていきました。
無意識に体重をどこで支えるかにより、脚の外側が張ったり、前側がパンパンだったり、ももだったり、ふくらはぎだったりと、状況は様々。
その張りを、例えば経絡のラインを目安に、上にたどっていくと、今回の女性のように、ライン全体の張りや凝りとしてとらえることができます。
今回の女性では、目安となるのは「胆経」(下図参照)。

先日の勉強会でも、胃の付近の違和感を訴えていた方を観させていただき、左足首の歪みを整えているうちに、

この胃経のラインの凝りが取れたのでしょう、楽になってきたとのこと。
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ライン上のどこに凝りや不調が出るかによって、寝違えと呼ばれたり、膝痛、腰痛、あるいは名称のはっきりしない背中痛、肩甲骨付近の凝りなどにつながることも多いのです。
※均整法ではその人のどこに無理がかかっているかを「骨盤型」「肋骨型」など、12種類に分けて考えます。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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2月11日の記事では、頭蓋骨と頚椎のかみ合わせの悪さから自律神経のバランスが乱れ、長年の疲労感に悩まされていた女性の事例をご紹介しました(後日談ですが、ご懐妊されたそうです。おめでとうございます)。
今回の男性も全身の疲労感にお悩みでした。観させていただくと、40代にしか見えない若々しく丈夫なお身体なのですが、肝臓の収まっている右肋骨の下辺りがパンパンに張っていました。
日本と海外を頻繁に行き来するお仕事を長年続けられ、時差や移動の影響に対応するべく、肝臓が無理をし過ぎて、体の疲労回復にまで手が回らなくなったことによるものと考えられます。
肝臓疲労解消を目的とした12種体型「消化器型」調整をさせていただいて3日後、「びっくりするほど快調です」とのメッセージとともに、次回のご予約メールをいただきました。
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今回の男性と前回の女性、どちらの方も共通して、一度の施術が快調への、かなりの転機になっています。
「頭蓋骨と頚椎のかみ合わせ」も「肝臓疲労」もひっくるめて「歪み」と言えます。
もしもですが、お二人ともこれらの歪みを抱えたままあと何年か過ごしたとしたら、施術を転機とするには、もう少し時間がかかったかもしれません。
全身の自律神経が、本当はきちんと働くのに、頭蓋骨と頚椎の歪み一点だけでひっかかっていたための不調。
丈夫な体に備わった丈夫な肝臓。だからこその無理をさせてしまい、一時的な肝臓疲労に陥ったための不調。
一点の歪み以外が元気なら、そこだけ整えれば、全体のバランスを取り戻すことは簡単です。
一点の歪みにより、他の元気な部分までロックして、うまく動けないままにさせておくことが、あらゆる症状を慢性化させてしまう大きな原因のひとつと考えられるのです。
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※下図は2016年11月15日のフェイスブック投稿用に追加しました。

前かがみの姿勢で、しばらく本棚の下の方の調べ物をした後、立ち上がったときに腰に違和感があったそうです。
その後、痛いというほどではないけれど、違和感は残ったまま。回復・予防には、どのようなことに気をつければよいでしょうかとのことでした。
多くの方々に役立つと思いますので、私の返信内容を、プライバシーに関わる箇所などは修正した上で掲載します。
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(前略…)前かがみなど、腰を丸める姿勢は、腰椎や骨盤の関節(仙腸関節)がいちばん不安定なかみ合わせになるのです。そこで、施術ではその姿勢を「関節がいちばんゆるみ、施術しやすい姿勢」として利用することもあるのですが、日常動作でそれをしてしまうと、ギックリ腰などの原因となります。
よって、椅子に座ったり、前かがみになるときには、「腰を丸めない」ことが、回復にも予防にも大切です。
腰を丸めないかがみ方としては、女子レスリングの吉田沙保里選手が参考になるかもしれません。こんな感じです。
http://www.japan-wrestling.org/New10/0910_2.html
どの写真を見ても、腰が丸まっていません。
前かがみになってタックルにいくとき、弱い選手は腰を丸めてしまい、弱いタックルしかできません。
腰を丸めずそのままかがめることが、レスリングのタックルだけでなく、あらゆるスポーツの動きを高めます。
もう少し詳しく言えば、脊柱の生理的湾曲を保ったまま、股関節から体を折り曲げることが大切なのです。
さらに詳しくは、スポーツトレーナー志水博彦先生のブログ『ウォーキングウォッチ』を参考にして下さい。
関節の状態、特に仙腸関節がしっかり安定した姿勢から、初めてよい動きが生まれます。
スポーツ選手ではなくても、我々の日常生活においては、腰痛予防につながるため、常に心がけたい姿勢です。
長々と書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。
お大事にして下さいね。
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