妹さんを定期的に施術させていただいており、今年の3月に、初めてお二人ご一緒にいらっしゃいました。
遠方からということもあり、妹さんへの施術はこれまで多くて1ケ月1回。
3月以降も2回ほどお二人でご来院。お兄さんの強度の猫背が、回を追うごとにしゃんとしてきていました。
頭痛は毎年、梅雨時が一番つらいとのことでしたが、なんと、今回は何年ぶりかで鎮痛剤を手放せたとのこと。
言葉は悪いですが、初回は妹さんに引っ張ってこられたようなかたちで、やや半信半疑で施術をお受けになり、帰っていかれました。
今では妹さんよりも受ける気満々のように見えます。
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~24年度大阪校10月開講~
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均整師はお医者さんと違って、お薬をやめて下さい、などの指示はできません。
参考までに「頭痛がつらい」「腰が痛い」などのお悩みは伺いますが、させていただくことは、今回のお兄さんであれば「猫背の姿勢を正すこと」、これだけです。
お兄さんは肋骨に特徴のある体型をしていらっしゃいましたので、肋骨型調整。
脊柱には「生理的弯曲」と呼ばれる自然なカーブがあります(下図参照)。

体は全体としてバランスをとるため、背中が後ろに丸まれば丸まるほど、首は逆に前へのカーブがきつくなり、頚椎に沿って走る血管や神経の働きに影響がでます。
猫背を正せば、連動して頚椎が整い、頭と胴体をつなぐ血管や神経の状態がよくなるのです。
※均整法では肋骨型、骨盤型など、姿勢を12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→
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骨格や筋肉、内臓、自律神経などをすべて視野に入れ、身体のバランスを調整します。
調整がうまくいったかどうかは、姿勢と動きによって観察します。
例えば、自律神経の慢性疲労は、立った姿勢から前に身体を曲げると硬いのに、後ろへは柔らかいなど、前後動作のアンバランスとして現れることがあります。
このような指標が12通りあり、照らしあわせて読み解きながら、その人にとっての最善のバランスへと調整していきます。
読み解きが正しければ、施術が終わって鏡の前に立っていただいたときに、下がっていたどちらかの肩は上がり、片側だけ開いていた骨盤も整い、前後や左右に身体を動かしても、スムーズに均等に動くようになるのですが。
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いくら調整を進めても、なぜか変化が出にくい人もいます。そのようなときに見落としてはならないポイントが「尾骨」。

尻もちをつくなど、尾骨を打撲した経験があると、自律神経のアンバランスが強度になり、調整が浸透しにくくなるのです。
また、胃が痛くなりやすい、生理が不順、生理痛がひどすぎるなど、様々な症状があるのにも関わらず原因不明の場合も、尾骨の歪みが大きく関係しているかもしれません。
昨日、もうひとつのブログに書かせていただいた、20代前半の女性もそうでした。
尾骨の歪みがあるときに、均整法では「相関」という考え方を用いて調整ができます。
尾骨を直接調整しなくてもよいので安心してください。
例えば「頭のてっぺん(百会〜ひゃくえ〜)と尾骨(上下相関)」、「中胸背部と尾骨(仙骨を含めての同形相関)」など、離れたところからの連動により、尾骨も整います。
何年も気になっている症状があって、病院では原因が分からず困っている方。
ご自身で尾骨を触ってみて、先のほうに痛みや違和感を感じる場合には、一度均整からの視点で調べてみると、解決への道が見えてくるかもしれません。
※均整法では前屈(F1)と後屈(F2)、右屈(F4)と左屈(F3)の他、、右捻れ(F5)、左捻れ(F6)、伸び(F7)と縮み(F8)など、正反対の動きやかたちを12種類に分けて考え、バランスを調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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立った姿勢で体を左右に捻っていただくと、右に捻りやすくなっています。
動きを真似してみるとよく分かりますが、どんどん右に捻りながら膝の様子を見てみると、右膝が大きく外側に張り出して、O脚型になります。逆に左膝は内側に張り出してX脚型に。
仰向けで左右の脚を比べさせていただくと、今回の女性もほんのわずかながら、すでに右脚はO脚、左脚はX脚のかたちにくせづいていました。
施術は右回旋型(F5。フォーム5)調整。
膝を直接施術するのではなく、右に捻りやすくなっている脊柱を主に整えた結果、膝が不自然に捻れる姿勢や動きを防ぎます。
施術ベッドから降りて立っていただいたとき、「あっ、なんか、膝の感じが全然違います」と。
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繰り返しになりますが、左右の脚のかたちは、ほんのわずかの差でした。一見するとほとんど同じに見えます。
しかし実際に「抜けそうな」感じがするわけですから、このわずかなかたち、わずかな歪みを見逃してはならないのです。
右膝だけを細かく観てみると、外側に張り出した結果、膝の外はゆるみすぎ、内がしまりすぎの状態に。ざっくり言えば、膝関節がうまくはまっていません。
歩いたときには膝から下がぶらんと振り出されるわけですから、うまくはまっていないままでは「抜けそうな」感じがするのもうなずけるのではないでしょうか。
わずかな膝の歪みとはいえ、そのままの状態で立ったり歩いたりを毎日のように繰り返すうち、徐々に違和感や痛みへとつながっていくのです。
※均整法では右捻れ(F5)、左捻れ(F6)の他、右屈(F4)と左屈(F3)、前屈(F1)と後屈(F2)、伸び(F7)と縮み(F8)など、正反対の動きやかたちを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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施術前、今は右脚は疲れていますか?と伺うと、今は大丈夫です、とのこと。
お客様に感じていただきたい施術後の変化は、大きく二つに分けることができます。
(1)痛みなど、不調を目安にした変化
(2)姿勢や動きを目安にした変化
ギックリ腰のように、腰が確実に痛くて、施術前と施術後で痛みの具合の変化が分かりやすい場合は、痛みを目安にできます。
今回のお悩みの場合、右脚が疲れにくくなったかどうかを目安にできるのは、お客様がしばらく普段の生活を過ごしてから。翌日、もしくは二、三日後かもしれません。
そこで、まずは姿勢や動きを目安に、なぜ日常生活の中で右脚が疲れてしまうのかをご説明しつつ、施術を進めます。
今回の男性の場合は、均整法12種体型に姿勢と動きを当てはめてみると、立った姿勢で左右に体を曲げたとき、右に大きく曲がりやすくなっていました。
俗にいうところの右重心。右脚に普段から無意識に体重が乗りやすいのです。よって、同じように立ったり歩いたりしているつもりでも、左右で疲れ方が違ってしまう。
このことをお話ししつつ、施術は(F4(フォーム4。右屈型)調整。
施術後、右にも左にも同じように体を曲げられるようになったことを確認していただきました。
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確認の方法にはいろいろあります。
例えばヘルスメーターが二つあれば、施術前に二つのそれぞれに片足ずつ乗って立っていただき、左右の数値の差を調べます。今回の男性であれば、大きな差が見られたことでしょう。
施術後に再度確認すると、その差はほとんどなくなっているはずです。
また、お客様としては(1)の目安がもちろん大切ですが、痛みを直接扱うのではない均整師としてはあくまでも(2)を主に置きます。
痛みや不調を抱えた体の不自然な姿勢や動きが、施術後に整ったかどうかが、最も大切な確認事項なのです。
※均整法では右屈(F4)、左屈(F3)の他、、右捻れ(F5)、左捻れ(F6)、前屈(F1)と後屈(F2)、伸び(F7)と縮み(F8)など、正反対の動きやかたちを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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調子がよくてしばらくいらっしゃらず、久しぶりのご予約です。
尿漏れについてはあれからなくなったそうですが、今回は不正出血が続き、困っていらっしゃいました。
婦人科では、排卵が起こっていないことが原因と言われたそうです。
尿漏れと不正出血の共通点は?と考えたとき、どちらも「出る」ことに関わる問題であると気がつきます。
均整法では、体が全体的に右に捻れると、汗でも尿でも「出る」傾向が強く、逆に左捻れの場合は、便秘など、「出ない」傾向が強まるとされています。
調子の悪い箇所は骨盤の内側に位置する臓器ですので、特に骨盤の捻れの左右差を確認し、F5(フォーム5。右捻れ型)調整。
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骨盤だけをグイグイ施術するわけではありません。あくまでも全体の中の一部として、全身調整した結果、骨盤の捻れも自然にほどけていくのです。
ストレスに耐えるために体を無意識に右や左に捻ってがんばっている人も多く見られます。
背骨だけではなく、骨盤からいちばん遠い頭蓋骨を整えてストレスを受け流しやすくし、排卵その他、体が自律的に行なっている仕事が、スムーズに運ぶように調整します。
※均整法では右捻れ(F5)、左捻れ(F6)の他、前屈(F1)と後屈(F2)、伸び(F7)と縮み(F8)など、正反対の動きやかたちを12種類に分けて考え、調整します。こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』
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※下図は2015年11月19日のフェイスブックへの投稿用に追加しました。
