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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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40代女性Jさん。2回目の施術の際に、こんなことをお話しして下さいました。

「前回の施術後から2、3日、首のつけ根がポカポカしてとても気持ちがよかったです。今回もそれが楽しみです」

これまで歪んで固まっていたところが急に解放されると、血流その他、体には部分的にも全体的にも、様々な変化が現れます。

施術を重ね、整って解放されている状態が普通になれば、いい意味で、極端な変化は起こらなくなります。

このことをお伝えすると、ポカポカがなくなることを少し残念がりつつも、日々おだやかに過ごせる体調になるのであれば、と喜んで下さいました。

Jさんのお悩みは、ときどき起こる頭痛でした。

病院にももちろん通い、様々な手技療法も試したそうですが、それでも長年お悩みの様子でした。

今回ポカポカしたところは、よくスマホ姿勢で負担がかかるといわれるところです。


ここをスマホや、パソコンその他のデスクワークなどで固めて使い続けていると、頭部への血流をコントロールする胸椎1番(下図参照)にとても負担をかけます。


また、上図からは「椎骨動脈」と呼ばれる、脳へ血液を送る血管が、頸椎から頭蓋骨に入るところで急カーブを描いているのが分かります。

アゴが上がった姿勢や、いつもテレビやパソコンのモニターを右か左に置いて眺めている人は、ここにもかなりの負担をかけています。

よって、頭と首、首と肩、それぞれのつなぎ目を解放することは、頭痛を始め、様々な不調の予防・解消につながります。

再び先述のポカポカゾーンに話を戻します。

このゾーンは、冬の肩こり解消にも大切な場所。

当ブログによく登場する「星状神経節」に近いからです(下図では向かって右側のみ示していますが、実際には左右にあります)。


胸椎1番の歪みは、この星状神経節にダイレクトに影響を与えます。

20代女性Kさん「普段、肩こりを感じないのですが、ここのところ、この辺が(とポカポカゾーンを手で押さえながら)凝るんですよ」

30代女性Lさん「最近、首のつけ根の奥の方(とポカポカゾーンの奥を指で差しながら)が凝ります」

交感神経に含まれる星状神経節。

1年を大きく寒い時期と暑い時期に分けると、寒い時期には交感神経優位に、暑い時期には副交感神経優位に体が傾きます。

これらが傾きすぎると、その季節特有の不調につながります。

KさんもLさんもときどきご来院されますので、体の変化がよく分かります。

前回、冬の時期でない頃にいらしたときと比べて、お二人とも微妙に「いかり肩」姿勢になっていました。

冬は寒いから肩をすぼめて縮こまるために肩が凝るとよくいわれます。

確かにそのために外側の筋肉が凝る面もありますが、こうして自律神経から眺めると、体の内側からの凝りも見えてきます。

快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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『快風身体均整院』取材・広報


「首への施術が長いですね」とKさんやLさんをはじめ、お客様からよく言われます。

頸椎から上部胸椎(ポカポカゾーン)までの施術が長いのです。

長年この仕事を続けているうちに、自然とそうなりました。

現代人はそれだけこのあたりを中心に体に負担をかけているということでしょう。

頸椎、胸椎を通して、自律神経まで施術が届くように調整させていただきます。

もちろんさらに腰椎、骨盤そして手足まで。

施術が終われば、いかり肩もおだやかになります。

冬は漢方では「腎の季節」といわれます。

交感神経ががんばっている冬の時期。腎臓や副腎調整を通じて、交感神経に一息ついてもらう時間をとりましょう。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「回旋型(泌尿器型)」「左右型(消化器型)」「前後型(頭脳型)」「骨盤型(生殖器型)」「肋骨型(呼吸器型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→


【お知らせコーナー】


)東京校の来年度受講生募集説明会が始まっています。次回は1月13日(土)開催。私も担当の一人として毎回参加しています。説明会後は授業見学も可能です。下記リンク先より日程をご確認の上、ぜひいらして下さいね(平日夜間コース、土日コースともに、受講希望願書が届き始めました。4月にお会いできることを楽しみにしています)。

「身体均整法学園」東京校説明会日程


昨年度説明会に参加して下さった方々のご感想はこちらです。




2)1月22日開催:均整センター「施術モデル」募集



3)8月4日、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から2ヶ月、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。


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by naotknet | 2017-12-30 09:03 | 肩こり

50代男性Dさん。11月にいらしたとき、風邪からの咳がずっと抜けずにお困りでした。

今月ご来院の際には、「気づいたら出なくなっていました」とのことで一安心。

体のバランスから観て、先月と今月で違っていたところは、胸椎3番の状態です。


上図の赤丸部分が先月はペコンとへこんでいましたが、今月はふっくら盛り上がり、よい感じでした。

背骨の1個1個を「椎骨(ついこつ)」といい、均整法視点からはそれぞれに意味があります。

胸椎3番は肺を始めとした、呼吸器の乱れの様子が現れやすいのです。

そこで先月は、へこんだ胸椎3番ができるだけ出てくるよう調整させていただきました。

椎骨は内臓疲労の場合、5つおきに連動する性質があります。

Dさんの場合であれば、まず不調の中心である胸椎3番から下に向かって8番→腰椎1番→仙椎1番…と5つおきに辿ります。

その中で歪みのある椎骨を見つけて整え、連動で胸椎3番も整うように持っていくとよいのです。

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内臓疲労では、Dさんの胸椎3番のように、椎骨がへこむことが多いです。

疲れて凝った内臓に、体の内側へ引っぱり込まれるイメージです。

逆に、出っぱってガチガチの胸椎3番の方も最近いらっしゃいました。

60代女性Eさん。首と肩が凝って辛いとのこと。

衣料品なども扱う大型スーパー勤務のため、寒いこの時期になると、冬物衣料の品出しが夏物などと違い、重たくて大変だそうです。

胸椎3番は肩や腕の動きの支点ともなりますので、固めたまま使いすぎれば、胸椎3番を含め、肩甲骨の間はガチガチに。

そこから凝りは首や肩、腕に及びます。

椎骨は筋肉疲労の場合、4つおきに連動する性質があります。

そこで調整としては、胸椎3番→7番→11番→腰椎3番…と4つおきに辿っていくとよいのです。


腰にある腰椎3番の歪みがいちばん目立っていましたので、そこから整えると、肩甲骨の間、胸椎3番周辺のガチガチもゆるんでいきました。

筋肉疲労系の不調は、ゆるめばその場で楽になります。

冒頭の男性Dさんは、へこんだのが出てきたからといって、その場での体調の変化は微妙なところです。

ただし、胸椎3番が出てきて、呼吸器系が楽に動けるようになると、自分で治す力が高まります。施術にはそのお手伝いの意味があります。

同じ胸椎3番調整でも、DさんとEさんとでは、それぞれに意味が異なるのです。

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by naotknet | 2017-12-23 07:54 | 咳(せき)

先週(2017年12月9日)の記事では、体幹に起こる歪み(ねじれ)を、自分で整える方法「セルフねじれ調整」をご紹介しました。

今週は実際にセルフねじれ調整に取り組み始め、体の調子が以前より上がった方の例をお話しします。

11年前、初めて来院された40代女性Aさん。当時、口を開けると左の顎関節が痛むとのことで、病院では顎関節症との診断を受けていました。

顎関節は股関節との連動が強いです。

そのため、股関節の土台である骨盤調整がかかせません。

顎関節は頭蓋骨の一部ですので、「頭蓋骨」と「骨盤」の連動と考えてもよいでしょう。

下記ブログの、私の担当授業内では、やはり頭蓋骨の一部である、上顎骨や上歯と骨盤の連動が紹介されています。


Aさんには最初のうち、2、3週間に1回のペースで施術させていただきました。

何度かの施術の後、調子がよくなってからは、2ヶ月に1回、現在も体調維持・向上としてのメンテナンス調整をさせていただいています。

調子の悪かった頃、仰向けのAさんの骨盤を見せていただくと、左側と右側で天井方向への高さにずいぶんと差がありました。ねじれのひとつの現れです。

今でも疲れがたまっているときなどにはこの差が大きくなり、Aさんの体調の指標にもなります。

ただ、顎の調子にまで影響するほどのねじれは現れなくなりました。

いちばん最近の施術前チェックでは、いつもよりもずっとねじれが少ない上に、全体的に筋肉もしなやかでした。

「何か運動など、始めましたか?」と伺うと、自宅でストレッチを続けるようになったとのこと。

施術と施術の間が2ヶ月ありますから、その間のご自身の努力の積み重ねが実を結んでいたのです。

体の状態がとてもよいことをお伝えすると「励みになります、これからも続けます」とうれしそうなご様子でした。

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医学的な健康診断と併用して、このような均整法視点からの体調チェックにもぜひ取り組んでみて下さい。

たとえば、体によかれと思って水を1日にたくさん飲むことが、その人の体に合っているかどうかも、ねじれが強いかどうかで分かります。

水が体にたまりすぎると、ねじれの度合いが強まります。

漢方では「水毒」という考え方もあります。

他にはサプリメントなども、場合によっては影響します。体に合わず肝臓が疲れると、肝臓のある下図の星印付近の動きが悪くなり、ねじれの左右差が広がります。

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むくみ用、デトックス用の調整方法もありますが(下記の過去記事をご参照下さい)、もともと取りすぎないにこしたことはありません。



体によいとされる食物など、何かを取り入れたいとき、自分に合うか合わないかの指標に、ぜひ「ねじれ」チェックを活用して下さいね。

上記のむくみや水毒解消には、ふくらはぎの動きも大切。

拙著『内臓ウォーキング』の98ページ、「足首リセット法」がお薦めです


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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やってみると、どちらかやりにくい足があるはず。その差が全体のねじれを強めてしまう一因にもなります。


やりにくい側を10回くらい、多めにして、左右が同じように動くことを目指して下さいね。むくみ、水毒、ねじれの解消につながります。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

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※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「左右型」「前後型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2017-12-16 08:35 | 顎関節

先週(2017年12月2日)の記事では、体幹に起こる「ねじれ」の原因をいくつかご紹介しました。

今週はそのねじれが体の各部にどのように影響するのか、「膝」と「顔」の例を見てみましょう。

40代男性Tさん。最近、左の膝が痛むとのこと。

立った姿勢で上半身を左右にねじっていただくと、左にねじりやすく、右にはねじりにくくなっていました。
次に仰向けで両膝を立てて左右に倒していただくと、右に倒しやすく、左に倒しにくくなっていました。
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立った姿勢のときのねじれと統合してみると、上半身は左にねじりやすく、下半身は右にねじりやすいということに。
上半身と下半身を逆方向にねじって全体のバランスをとっているのです。

右にねじりやすくなっている下半身のねじれが、左膝に負担をかけています。

やってみるとわかりますが、下半身をどんどん右にねじっていくと、左膝の内側が伸ばされた状態になります。
極端にいえば、左脚だけX脚のかたちに。
微妙な差ですが、膝を痛めている人、あるいは痛めやすい人の左右の脚のかたちを均整師が比べてみると、はっきりわかります。

このような場合に、左膝だけをいろいろと整えてもダメなのです。

上半身と下半身の逆ねじれをほどき、左膝の内側が伸ばされすぎない全身のポジションに戻さないと、いつまでたっても治る流れに乗れません。

Tさんはゴルフがお好きで、毎週のように熱心に通っていらっしゃるので、ねじれがより強調されてしまったようです。

もうお一人、40代男性Uさん。朝起きると、顔の右半分から右首、右肩が突っ張って辛いとのこと。

ねじれの状況としてはTさんと同じでした。

Tさんの下半身右ねじれを真似たのと同じく、今度はUさんの上半身左ねじれを真似てみて下さい。

上半身を左にどんどんねじっていきましょう。

このときに、顔は正面を向けたままにしておくと、右肩がどんどん巻き込み、右首が詰まったようなかたちになります。

Uさんは長距離トラックの運転が仕事です。上半身左ねじれ姿勢のまま、顔を正面に向けて運転に集中しなければなりません。

毎日の長時間の運転の中で、右首の詰まりからコリが起こり、コリが右顔にまでおよんでしまったのです。

Tさんの左右の膝のかたちと同じく、Uさんのお顔にも左右差を見つけることができます。

このことから、ねじれをほどくことは、特に女性にとっては、小顔やシンメトリー、ほうれい線など、お顔の美容にも直結するといえます。

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仮に左ハンドルのトラックを会社が用意してくれて、右ハンドルと一日置きに乗車すれば、ねじれは防げるかもしれません。

ゴルフのTさんであれば、右スイングと同じだけ左スイングもすればよいかもしれません。

理論上はそうですが、現実的ではありませんよね。

もしもできたとしても、長年の姿勢のクセになじんで固まっている左膝や右首を、急に逆方向に正そうとすると痛めてしまう恐れもあります。

そこで、仕事でもスポーツでも整理体操として、ラジオ体操など左右均等な動作で行う軽い運動を取り入れましょう。

そのときに、単にこわばった筋肉をほぐすだけではなく、「ねじれをほどく」意識で行うとよいのです。

毎日続ければ、膝や首、腰や肩など、どこか一部分だけにねじれの負担を集中させない体を作ることができます。

整理体操の時間がないときには、拙著『内臓ウォーキング』の98ページ、「足首リセット法」がお薦めです


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やってみると、どちらかやりにくい足があるはず。その差が全体のねじれの原因のひとつでもあります。


両足を10回行ったあと、やりにくい足をさらに10回。これだけでも帰宅後に取り組むと、たまった1日分のねじれをほどき、リセットした体で眠りにつくことができます。


もっと時間のない人には、「輪ゴム均整」をお薦めします。


輪ゴムを手首か足首に巻いて置くだけ。


こちらも最大の目的は、輪ゴムによって体のバランスを変え、ねじれをほどくことなのです。

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今日はこれから「身体均整法学園」来年度生募集説明会が開催されます。


ご興味のある方は、飛び込み参加も可能ですので、下記のお知らせコーナーをご覧になって、ぜひいらして下さい。


私も会場で、担当の一人としてお待ちしています。今日、または過去のブログその他、ご質問があれば、休み時間などにお気軽にご質問下さいね。


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by naotknet | 2017-12-09 08:13 | 美容

先日のFacebookへの投稿上2017年11月28日分かかとにできる骨棘の原因を、体の「ねじれ」から探りました。一部引用します。

「足裏からさらに視野を広げて全身を眺めてみると、『骨棘ができるほどの刺激』の大きな原因のひとつに、左右どちらかへのねじれ姿勢が浮かび上がります。

取り組んでいるスポーツや仕事等、様々な背景から体をねじった姿勢を取り続けていると、ねじった体の体重を足裏全体に分散することができなくなります。

たとえば親指のつけ根やかかとなど、足裏のどこか一部を使って、ピンポイントで支えることに。その箇所に強い刺激が、長年に渡り加わってしまうのです。」

では「ねじれ」の原因はいったいなんでしょう? その例を今回はいくつかご紹介します。

腰痛でご来院の40代女性Aさん。施術ベッドの端に座っていただき、上半身を左右に捻ってみると、右にねじりにくくなっていました。

同じく腰痛でご来院の40代女性BさんもAさんと同じ状態。しかしよく見ると、お二人のねじりにくくなっている箇所が違っています。

Aさんは右にねじっていくと、腰椎や骨盤はねじりに合わせて動くのですが、肩甲骨周りが硬いために、右にねじれなくなっていました。

BさんはAさんとは逆に、肩甲骨周りは動きますが、腰から骨盤周りにかけてガッチリ固まったまま動きません。

脊柱や骨盤の前側には、自律神経が張りめぐらされています。たとえば下図の赤丸内は「大内臓神経」、その下の図で首のつけ根の青色で示されているのが「星状神経節(図では向かって右側のみ示していますが、実際には左右にあります)」。


Aさんの肩甲骨周りの硬さは、主にこれらの自律神経(交感神経)の緊張により、体の内側から始まっていました。

さらに左右にある自律神経の緊張感に差ができると、体のねじれや傾きにつながります。

Bさんも同じく内側からの硬さが原因していましたが、いちばん上の図で尾骨付近まで伸びている、骨盤内の自律神経の緊張からでした。

よって、お二人の腰の調整は、いかに交感神経のがんばりすぎを鎮めていくかがポイントとなります。

ちなみに、肩甲骨周りが硬いタイプのねじれはめまいや貧血などに、骨盤周りが硬いタイプは生理痛や生理不順などにつながりやすいです。

別のねじれ例として、同じく腰痛でご来院の50代男性Cさん。見かけはBさんと同じく骨盤周りがガチガチ状態でした。

ただ、Bさんが自律神経から来た骨盤周りの硬さであるのに対して、Cさんは姿勢が原因する、体の外側からの硬さです。

仕事柄、月に何度か車で長距離を運転しなければならず、たまたま愛車を修理に出していて、代車で出張してきたところ、その後調子が悪くなったとのこと。

普段とは違うシートの状態などが影響したのでしょう。

このような場合は、自律神経系よりも、筋肉・骨格系を中心に整えていきます。

打撲が原因するねじれもあります。

50代女性Dさん。テーブルの脚に、うっかりご自身の左足薬指をぶつけてしまったとのこと。

上記の3名の方々と同じく、座った姿勢で右にねじりにくくなっていました。どの箇所でねじりにくいというより、全体的に硬い感じです。

座ったまま、頭のてっぺんの少し後ろ「絡却(ラッキャク)」というツボ付近に出ている反応を消していきます。右側の絡却を使います。


体を左右同じようにねじれるようになりました

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均整法学園ブログの私担当の授業では、「二日酔い」の操法として紹介しています。


これからの忘年会シーズンにかかせない操法ですね。

絡却は静脈の流れをよくすると言われており、他にはむくみ解消など、様々に応用範囲が広がります。

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by naotknet | 2017-12-02 08:14 | 自律神経