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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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40代女性のお客様Kさん。右股関節の前が痛い。右膝の調子も今ひとつとのこと。

うつ伏せで両膝をそっと曲げ、足先を外に開かせていただくと、右足先が外にかなり開きます。

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立った姿勢に置き換えると、このようになります。

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右の股関節が内側に回転(内旋)しているということです。

左足よりも右足のほうが、より内股になっているといってもよいでしょう。

そのために、右膝にも不自然なひねりが加わりますから、日常ただ歩いているだけでも痛める確率が上がってしまいます。

同じく立った姿勢で上半身をひねってみると、左にひねりやすくなっていました。

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どこで左にひねりやすくなっているか、背骨の1個1個をよく観てみると、いちばん影響していたのは胸椎11番。


11番を主にして背骨を整えると、左にひねりやすかった上半身が、右にも同じようにひねることができるようになりました。

うつ伏せで足先の開きを確認してみると、こちらも左右同じ開きに。

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内側に回転しすぎていた右の股関節が整いました。

施術後、「(右股関節の前こんなに解放された感じは、久しぶりですっ」とKさん。

快風院『均整日記』、おかげさまで13年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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『快風身体均整院』取材・広報


股関節の位置が正しくなっただけで解放されるということは、歪みとしてはまだまだ浅く、今のうちからケアしておけば大丈夫です。

連動して膝への負担も減るでしょう。

このまま放っておいて、さらに長年を過ごしてしまうと、股関節や膝自体の問題に進んでしまいます。

また、Kさんはランニングが趣味。マラソンの大会にも何度も出場しています。

どこに疲れがたまりやすいかという視点では、心臓疲労タイプに。

左肩と右の股関節で引っ張り合う、斜めのラインが調整ポイントとなります。

よって、普段から自力でケアするには、こちらの図が鍵になります。

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ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』


胸椎11番は、動作では「体のひねり」、臓器では「副腎」、また美容にも深く関わるなど様々な働きがあります。
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「Essential Anatomy 5」


胸椎11番を日常の、特に歩く動作の中でしなやかに動かすと、自力で11番を整えることができます。

ぜひ、ときどき当ブログに登場する男の子の図をイメージしながら、今日は歩いてみて下さい。

よろしければ拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』P.82「タスキ筋(タスキがけ状の筋肉の連動)」、P.131「心臓疲労姿勢」もご参照下さいね。


すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。


快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「回旋型(泌尿器型)」「左右型(消化器型)」「前後型(頭脳型)」「骨盤型(生殖器型)」「肋骨型(呼吸器型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

※あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります→


【お知らせコーナー】


)東京校の来年度受講生募集説明会が始まっています。次回は2月10日(土)開催。私も担当の一人として毎回参加しています。説明会後は授業見学も可能です。下記リンク先より日程をご確認の上、ぜひいらして下さいね(平日夜間コース、土日コースともに、受講希望願書が届き始めました。4月にお会いできることを楽しみにしています)。

「身体均整法学園」東京校説明会日程


昨年度説明会に参加して下さった方々のご感想はこちらです。




2)2月26日開催:均整センター「施術モデル」募集(おかげさまで1月22日は満員となりました)。



3)昨年(2017年8月4日)、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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4)心臓疲労解消には、体のひねりやすい側の手の小指に輪ゴムを巻いて下さい。詳しくは下記拙著P.54をご覧下さいね。


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by naotknet | 2018-01-27 07:08 | 股関節の痛み

30代男性のお客様Fさん。両膝が痛いとのこと。

お店で料理を作るお仕事。1日10時間以上、厨房で立ちっぱなしだそうです。

スクワットのように膝を曲げていくと、お皿の下あたりが痛むとのことでした。

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確かに立ち仕事の時間が長ければ、膝を痛めやすそうですが、痛めない人もいます。

その差はどこにあるのでしょうか。

仰向けのお客様のかかとを持たせていただき、そっと持ち上げると、多くの方は脚全体が一緒に上がります。

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Fさんは、膝から下だけが先に上がり、膝が反った状態になります。

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膝関節が反っている(過伸展している)状態。「反張膝」とも呼ばれます。

立った姿勢のときに、この過伸展のまま体重を支え続けるために、痛めやすいのです。

普段の姿勢や動きの改善、病院での受診も大切です。

それと合わせて、施術としては股関節と足首(足関節)を重要視します。

仰向けで股関節を曲げさせていただくと、股関節の動きが硬く、膝が胸の方につきにくくなっています。

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また、足首も硬く、和式トイレ座りが苦手なようです。

総合すると、股関節と足首が硬い分、膝が普段から動きすぎている状態。

全体として前後のバランスの乱れを整えながら、股関節と足首の動きを、ひとまず大きくして差し上げました。

スクワットをしていただくと、先ほどと違って痛くないご様子。

股関節と足首とへ、膝の仕事を分散できる状態でのスクワットですので、仕事が減った分、痛みに変化が出たのです。

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ただし日常、これまでと同じ体の使い方をしていると、同じことを繰り返してしまいます。

そこで股関節の使い方を、施術後にお話しさせていただきました。

先ほどの仰向けで膝が胸についていかないのは、普段から股関節をうまく曲げ伸ばしできていないからです。

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たとえば日常生活の中で歩くとき、大腰筋やもも裏の筋肉(ハムストリング)を使って、着地する足の股関節がバネのように曲がり、またその反動で伸びて……の繰り返しで前に進めるのが理想です。

そこがうまくできないと、人によってはつま先で必要以上に地面を蹴ったり、

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膝で地面を押したりと、

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様々な別法を使います。

上の写真のように、膝で地面を押すように前に進む歩き方が、膝関節を過伸展させてしまう原因のひとつです。

Fさんにお伝えした股関節の使い方やエクササイズもご紹介したいのですが、かなり長くなってしまうため、よろしければ拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』をご参照下さい。イラスト入りで詳しく解説しました。

ちなみに同書44ページ掲載の「ねこパンチ歩き」が、股関節をうまく使えずに、膝に過伸展を作ってしまう歩き方です。

ねこパンチ歩きをモデル人形で表すと、下のようなかたちです(前から見ています)。

ねこが出すパンチのように、つま先を地面にひっかけて進むことから名付けました。


ねこパンチ歩きを始め、股関節をうまく使えない歩き方では、股関節前の「Vゾーン(上の写真参照)」が硬くなり、女性では子宮や卵巣、

男性では前立腺などの不調を起こしやすいです


ぜひ伸び伸びした歩き方を身につけて、股関節をしやなやかに保ち、膝、そして骨盤内の健康を保って下さいね。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さい。


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※均整法では「前後型(頭脳型)」「骨盤型(生殖器型)」「回旋型(泌尿器型)」「左右型(消化器型)」「肋骨型(呼吸器型)」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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昨年度説明会に参加して下さった方々のご感想はこちらです。




2)2月26日開催:均整センター「施術モデル」募集(おかげさまで1月22日は満員となりました)。



3)昨年(2017年8月4日)、内臓疲労解消ウォーキングの本が発売されました。施術後のお客様へのアドバイスをまとめ、生まれた本です


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4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。増刷もされました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。


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by naotknet | 2018-01-20 07:41 | 膝の痛み

【2018年】

◯3月31日(土)の日経新聞「NIKKEI プラス1」に、「睡眠負債」についての記事が掲載されていました。「強い眠気や疲労感などを自覚しない程度の睡眠不足が、毎日少しずつ体に蓄積して心身に負担をかけることを、専門家は睡眠負債と表現している」「5年、10年と長期にわたっ…もっと見る


◯4月7日(土)の日経新聞「NIKKEI プラス1」に、入社や転勤、異動などで変化した環境に適応しようとして生じる、心身への過度なストレスの解消法について、記事が掲載されていました。「特に春は、あいさつを皮切りに、人とのコミュニケーションにまつわる心理的な反応が起き…もっと見る


◯4月3日(火)の産経新聞に、「肺炎」についての記事が掲載されていました。「せきやくしゃみなどで喉が荒れると、ウイルスやアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を排除する動きが弱まり、肺炎にかかる可能性も高まる」「インフルエンザ流行の終息を待たずして…もっと見る


◯3月26日(月)、日経新聞「医療・健康」面の「『未病』産学官で研究進む」という見出しが目にとまりました。「未病は古代中国で生まれた概念」「健康か病気かの二分論でなく、健康と病気を連続的に捉える考え方」とのこと。自律神経バランスを見える化できるシステムが、民…もっと見る


◯3月13日(日)の「産経新聞」生活面を読んでいて、「骨の健康“神頼み”」という記事が目にとまりました。「骨への衝撃は骨を丈夫にする効果がある」「柏手(かしわで)を力強く打つ衝撃が骨を丈夫にする」とのこと。相撲の四股踏みについても「下肢の骨に伝わる衝撃で骨が丈…もっと見る


◯3月3日(土)の日経新聞「NIKKEI プラス1」に、肩甲骨についての記事が掲載されていました。「肩甲骨周辺の筋肉群、特に肩甲骨を覆っている後頭下部から肩、胸椎までの『僧帽筋』と、僧帽筋の奥にある『肩甲挙筋』の過緊張や、運動不足があると、自由度が制限される」とのこ…もっと見る


3月4日(日)の毎日新聞「漢方百話」は、漢方視点からの「体質」についてのお話でした。「実証は不規則な生活や不摂生、暴飲暴食にも平気ですが、実は病気を感じるセンサーが鈍くて体調不良を感じにくく(中略)大病をしやすいタイプ」「虚証は体力がないので無理はできませ…もっと見る


◯今朝(2月27日)の東京新聞「心と体のすっきりナビ」に、東洋医学視点からの「春の養生法」について、記事が掲載されていました。「春は、感情の調整機能を受け持つ『肝』が影響を受けやすく、情緒不安定になりやすい季節です」とのこと。「血液の貯蔵庫でもある肝は体中に…もっと見る


◯2月17日(土)の日経新聞「NIKKEI プラス1」に、副鼻腔炎についての記事が掲載されていました。「副鼻腔は鼻の穴の周りにある、骨で囲まれた空洞のこと。頬や額、目の目の間など、左右4個ずつあり、内側は粘膜で覆われている」「そこに炎症が起きて、鼻水や鼻づまりの症状…もっと見る


◯今朝(2月13日)の東京新聞に、「目まい」についての記事が掲載されていました。65歳女性読者からの質問「寝ていて体を起こすと、ぐるぐる回転するような目まいがし」への答えとして、「ぐるぐる回転する目まいは、内耳性のものが多く、代表的なものとして良性発作性頭位目…もっと見る


◯先月(1月13日)の日経新聞「NIKKEIプラス1」に、「こむら返り」についての記事が掲載されていました。「ふくらはぎにある筋肉、腓腹筋(ひふくきん)で起きやすいため「腓(こむら)返り」と呼ばれる」とのこと。「足の裏や指、太ももなどでも起きる」「(筋肉の縮みすぎを…っと見る


◯2月3日(土)の日経新聞に、「不調なぜ? 答えは『足の底』に聞け」との見出しで、足底筋群についての記事が掲載されていました。「足の裏にある足底筋群が弱ったり硬くなったりすると、アーチが崩れて、外反母趾など足のトラブルを招く」とのこと。「冬に辛さが増す膝痛や…もっと見る


◯今朝(1月30日)の東京新聞「心と体のすっきりナビ」に、じんましんについての記事が掲載されていました。「患者の七割以上で誘因が不明です。これを特発性のじんましんといい(後略)」とのこと。「じんましんの原因はよく分かっていませんが、特発性では、多くの場合、疲…もっと見る


◯1月23日(火)の東京新聞に、寒い時期のぎっくり腰について、記事が掲載されていました。「一番の原因は外の気温が低くなるため、全身はもちろん、各所の筋肉の血行が悪くなること」「正式には、急激に発症した腰痛を総称し、急性腰痛症といいます。実ははっきりした症状は…もっと見る


◯1月16日(火)の産経新聞に、「ふくらはぎ」についての記事が掲載されていました。「ふくらはぎの筋肉は、『立つ』『歩く』など体を動かしたり、姿勢を維持したりする役割のほかに、下半身の血液を心臓に戻すポンプの働きも担っています」とのこと。「新鮮な血液を全身に送…もっと見る


◯今朝(1月16日)の東京新聞『心と体のすっきりナビ』に、「過活動ぼうこう」についての記事が掲載されていました。過活動ぼうこうは、脳や神経の病気などで起こる「神経因性」のものと、それ以外の「非神経因性」に分けられるとのこと。後者では、出産や加齢により骨盤底筋…もっと見る


2015年〜2017年分は下記をご覧下さい。

均整法視点から新聞・雑誌の健康記事を読むと(2017年)

均整法視点から新聞・雑誌の健康記事を読むと(2015年・2016年)


快風身体均整院 田川直樹)


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身体均整師会「12種体型シルエットチェック」より

全ての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、ご活用下さいね。


※均整法では「前後型」「回旋型」「左右型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、脳疲労や内臓疲労から来た歪みかを分けて調整します。12種体型については、こちらもどうぞご参考に。快風院症状別体型紹介ページ『12種体型』

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by naotknet | 2018-01-16 21:24 | 均整法視点から新聞・雑誌の健康記事を読む

40代男性のお客様Aさん。左肘と右腰が痛いとのこと。

ゴルフが趣味で、かなり熱心に取り組まれています。肘はそのせいかも……ともおっしゃっていました。

病院の受診も併用されつつのAさんには、全身のバランスから見て肘、腰どちらの不調にも「左肩甲骨の動きがポイントです」とお伝えさせていただきました。

施術ベッドの端に座った姿勢での、上半身の左右ねじり動作は、左にはねじりやすく、右にねじりにくくなっていました。

また、右にねじった際には、右腰にも響くそうです。

肩甲骨と肋骨の間に指を入れさせていただくと、右はすんなり入りますが、左の肩甲骨は肋骨にピタッと張り付いたようで、全然入りません。
バンザイの動作も、左はこの肩甲骨周りの硬さに邪魔されて、右と比べると上がりにくくなっています。

仰向け、うつ伏せで全身の調整をさせていただいたあと、再度座った姿勢で肩甲骨をチェック。

最初と比べて指がかなり入りやすく、バンザイの左右差もなくなってきました。

上半身を右にねじると、かなりねじりやすくなったものの、まだ右腰に響くそうです。

座った姿勢のまま、左肩甲骨を微調整。

再び右にねじると「あ、腰、楽です。肘もっ」とのことでしたので、この回の施術は終了です。

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なぜ左肩甲骨の調整で、肘や腰を解放することができるのでしょうか。

腕を動かすときには、肩関節や、肘関節、手首(手関節)が連動して動きます。

そのとき、肩甲骨も肋骨の上をすべるようにして連動します。

下図の水色が肩甲骨。さらに黄色の鎖骨も加わって連動します。


バンザイなど大きな動作になると、肩甲骨の動きを、より感じることができます。

これらの連動がスムーズであれば、たとえばゴルフのスイングでも「肩甲骨」「肩」「肘」「手首」それぞれが仕事を分担するため、どこか1ヶ所に負担が集中せず、スイング自体もよい動きになります。

ところが現代人の肩甲骨はデスクワークの過剰、運動不足などにより、すべる動きが硬く、Aさんのように肋骨に張り付いたまま、びくともしない方も多いです。

そのような状況でゴルフのスイングをすると、「肩甲骨」を除いて「肩」「肘」「手首」だけで仕事を分担せねばなりません。

Aさんの場合は肩甲骨が動かない分、肘の動きが過剰になって痛めたといえるのです。

右腰と左肩甲骨との関係は、以前(2017年8月12日)の記事にも登場した下図をご覧下さい。

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かわいいフリー素材集 いらすとや

人の動作は歩行を始め、対角線の肩と腰(股関節)を結ぶラインの筋肉が連動すると、とてもパフォーマンスが上がります。

Aさんの場合は、左肩甲骨の硬さにはばまれ、歩行でいうと下図のラインがのびのび動けず、結果的に右腰の動きも固め、痛めてしまったのです。

施術後にこのことをAさんにお話しし、腰や肘を痛めないためにも、またゴルフのさらなる上達のためにもと、右股関節エクササイズをはじめ、全体の体使いをお話しさせていただきました。

拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』82〜86ページに、上図の対角線の動きについて、さらに詳しく書いています。

均整法ではさらに、この左肩甲骨の硬さがどこから来ているのか? までも深く探っていきます。

たとえば、Aさんのことではないですが、心臓疲労からも肩の動きは硬くなります。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

心臓と肩の関係について詳しくは、2016年7月23日の記事「夏に起こしやすい肩痛とは?」、また『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』P.131「心臓疲労姿勢」をご参照下さい。

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by naotknet | 2018-01-13 07:32 | 腕の痛み

前回を「冬の肩こり(その1)」として、今回は(その2)をお送りします。

50代女性のお客様Mさん。主に目肩・が辛くなってきたタイミングで、1〜2ヶ月に1度ご来院下さいます。

そんなとき、Mさんの体の「ねじれ」はいつもより強くなっていて、それを中心に調整させていただくことが多いです。

当ブログにもよく登場する「ねじれ」のタイプには、大きく分けると下図のように「左ねじれ型」と「右ねじれ型」があります。
大抵は姿勢のねじれている側にねじりやすく、逆にはねじりにくくなっています。

たとえば左ねじれ型なら「左にねじりやすく、右にねじりにくい」状態です。

これが場合によっては「左ねじれ型なのに右にねじりやすい」など逆転していたり、また季節によって状況が変わることもあります。

Mさんの今回のご来院は先月(12月)。不調はいつもと同じでした。

ねじれタイプもいつもと同じ「左ねじれ型」かなと体をねじってみると、左にも右にも同じくらいのねじれ具合いでした。ただし、動きがとても硬いです。

寒い時期の体は交感神経優位になり、いきすぎると体は固まりがちに。

どちらにねじっても硬いので、ねじれの左右差が分かりにくくなっているようでした。

全身の血流その他も滞りがちになる、こんなときの調整ポイントは「股関節」。

股関節をよく動くようにすると、全身の循環がスムーズになります。

理由のひとつとして腹部の大動脈、静脈のかたちがあげられます。

股関節の奥で「逆Yの字」に分かれています。

動脈と静脈が折り重なるように配置されていることもあり、ここを中心に血管全体の動きが硬くなりやすいのです。

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当院の施術は、体のどの部分から始まるか、そのときの状況によります。

手首から始まったり、肩から始まったり。

Mさんの今回の始まりは、先述の股関節でした。

長年いらして下さっており、施術の始まりが毎回違うことにも慣れています。

どこから始めるかを決めるため、施術前には全身各所の状態を検査します。

たとえば、

●50代男性Nさん「今朝起きたら違和感のあった右腰を、一発で押さえられ、さすがと思いました」

40代男性Oさん「ここ最近、ときどきつっていた左お尻(坐骨付近)のこと、話していないのに見つけられてしまいましたね(笑)」

50代女性Pさん「仙骨、ギューッと押されているのかと思った」

それぞれ状態を確かめるため、そっと触っているだけです。

NさんやOさんのように、見つけた箇所がそのままご本人の訴える不調箇所の場合もあります。

Pさんの不調箇所は、実は肩でした。それなのに、肩から離れた仙骨に気づかなかった圧痛や凝りがあって驚かれていました。そしてそこが肩の不調原因のひとつとなっていました。

不調の箇所、そしてその原因となっている箇所を見つけて、不調から離れた箇所からの施術の流れを組み立てながら、全身のバランスを調整していきます。

冒頭のMさんは、冬の時期の一時的な硬さに影響している股関節から施術を始め、骨盤→脊柱へと上に進んでいくうちに、目・肩・首も連動してゆるんでいきました。

ちなみに股関節は施術で整えるだけでなく、普段からのびのびとよく動かせば、この逆Y字にほどよい刺激を常に与えることになり、血管全体としてのしなやかさを保つことができます。

よくお話しする、ウォーキングの効用はこんなところにもあるのです。

ぜひ股関節をのびのび使ったウォーキングに取り組んで下さいね。

よろしければぜひ拙著をご参考に。

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(田川直樹著・さくら舎刊)

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4)輪ゴム均整の本、好評発売中です。発売から2ヶ月、増刷も決定しました。ご購入下さった皆様、ありがとうございます。より多くの皆様のお役に立ちますように。


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by naotknet | 2018-01-06 07:32 | 肩こり