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<   2018年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧



40代女性のお客様Eさん。「先月、右の股関節がギックリ腰(?)みたいな感じになってしまって。だいぶいいのですが……」とのこと。

立った姿を見せていただくと、右肩が下がり、右腰が上がった姿勢になっていました

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肝臓疲労による‘肝臓コリによって、体内から引っ張られているときに、よく見られる姿勢です。


右胸と右骨盤を前に張り出してもいるので、右の股関節も左に比べて、少し張り出されるかたちになります。

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左は少し曲がって余裕があります。歩くときに地面からつたわるショックを、左股関節は曲げることによって「バネ」のように吸収できる状態です。

右股関節は全身の歪みの結果として張り出してしまっているので、歩くときに曲げ伸ばしのできるバネにしにくく、「つえ」で地面をガスッガスッとつつくように、ショックをまともに受け止めてしまいます。

この状況で毎日過ごすことにより、右の股関節を痛めてしまうのです。

全身のバランスを整えて、右の股関節にもバネを復活させれば、ショックによる負担が減り、自力で治る流れに乗ることができます。

Eさんの全身のバランスを整えるためには、前回もお話しした、肝経ラインをはじめとする調整により、肝臓コリを解消させればよいのです。

病院の診察で異常がないくらいの段階であれば、歩いてみると、その場で股関節がずいぶんと軽くなります

快風院『均整日記』、おかげさまで14年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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肝臓疲労のレベルによって、さまざまな操法で肝臓コリを解消していきます。

先述の肝経ライン調整をはじめ肝臓に関する背骨(椎骨)を整える、肝臓にむけて腹部から振動刺激を伝える、など。

日常生活では、歩くときの地面からのショックを、「ガスッガスッ」ではなく、よい加減で肝臓に伝えられるようになると、それだけでセルフ肝臓調整になります。

そのためにも、「つえ」ではなく「バネ」のような右股関節に作り変える必要があるのです。

Eさん以外にも、多くの方が肝臓疲労姿勢により股関節バランスをくずすことから、拙著『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング』内では、「肝臓バイブレーション」と名付けたエクササイズを取り入れています。


股関節エクササイズで「棒」から「バネ」への下地を作ったあと、「肝臓バイブレーション」で上半身と下半身がうまく連動するようにします。

歩くときや運動するとき、肝臓をはじめとする各内臓へ地面からの心地よい振動が伝わり、内臓疲労を自力で解消できる体を作っていくのです。

すべての不調を、均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひご活用下さいね。

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快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「回旋型(ねじれ型)」「前後型」「左右型」「骨盤型」「肋骨型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

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1)「身体均整法学園」平成31年度受講生募集説明会を毎月1回開催しています詳細は「身体均整法学園」説明会ページをご覧下さい。私も担当の一人として毎回会場におりますので、学園のこと均整のこと、何でも聞いて下さいね。


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『がんばらないストレッチ』
(田川直樹著・主婦の友社刊)

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by naotknet | 2018-08-25 05:50 | 股関節の痛み

40代女性のお客様Aさん。猛暑のこの夏に行われた、ある資格試験を終えてホッとしたのと同時に、たまっていた疲れがドッと出てしまったご様子でした。

仰向けの姿勢で両膝を立て、左右に倒したときに、右に倒れやすく、左には倒れにくくなっていました。

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肝臓疲労による‘肝臓コリによって、からだのねじり動作に左右差が現れています。肝経ラインからの肝臓調整により、左右への動きが同じになりました。


30代女性のお客様Bさんは、この夏、よく虫に刺されてしまい、そのあとが治りにくく、体のところどころに残っているとのこと。

解毒作用がうまくいっていないときに反応が出やすい「築賓(チクヒン)」に圧痛がありましたので、Aさんと同じ動きをチェックしたのちに調整。左右への動きがそろいました。

ちなみに虫に刺されて治りにくいのは、漢方では「脾虚」の状態ともいわれます。

甘い物の食べ過ぎなどのときに陥りやすい脾虚。心当たりがあればお気をつけ下さいね、とお伝えしました。

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飛行機での海外旅行から帰国後に、腰の調子がいまひとつな40代女性のお客様Cさん。

こちらは、長時間の座り姿勢による腰のねじれが主な原因と見られました。

やはりAさんと同じ動きのチェックののちに、座り姿勢が長いと凝りやすい大腰筋の調整により、左右の動作をそろえました。


40代女性Dさんは、副鼻腔炎の治療中とのことで、鼻が辛そうでした。

頭をそっと触らせていただくと、鼻を含む頭蓋骨全体が、カチカチに固まったように硬いです。

また、上記3名の方々と同じ動きチェックでの左右差もありましたが、それよりも目立つのは、骨盤の動きのなさです。

骨盤の動きが硬くて、どちらにもねじりにくい状態でした。

頭蓋骨と骨盤は連動しますので、Dさんには骨盤の調整により、ねじりの動きを大きくした上で左右差も整えさせていただくと、頭蓋骨もほどよくゆるんできました。

お帰りの際、「鼻の通りがよくなりました」とおっしゃっていました。

一見するとみんな同じように見える、「仰向けで両膝を立てて左右に倒す」動きのチェックも、どこでねじりにくくなっているかをよく観察すると、その方の不調解消の大きな手がかりとなります。


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by naotknet | 2018-08-18 06:43 | 疲れ

40代女性のお客様Yさん。「右首を寝違えたようで……」とご来院

首を動かしていちばん辛い方向は、右斜め後ろを見上げるようにしたときとのこと。

施術ベッド上で仰向けのYさんの、首の後ろをそっと触らせていただくと、右首から肩のあたりの奥のほうに、かなりの凝りがありました。

そのさらに奥の椎骨の動きも固くなっています。頸椎6番でした。


首を右斜め後ろに動かそうとすると、頸椎6番の硬さやその周囲の筋肉の凝りにより、痛みを感じるようです。

服の上から、お腹に触れさせていただくと、おへその右上付近の奥に凝りがありました。

ここはちょうど小腸の曲がり角にあたり、ぶら下げるようにつないでおく役目の「トライツ靭帯(十二指腸提筋。下図の赤丸内)」もあり、言わば「腸こり」の起こりやすい箇所なのです。

軽く押さえると「ウッ」と辛そうです。そのまま押さえ続けてゆるめる方法もありますが、凝りの状況によってはけっこう辛いもの。

均整法には「がまんしてくださいねー」と押さえ続けなくても済む方法がいくつもあります。

手の先や足の先から凝りをねらって、ほどくことができるからです。

Yさんには、左足の足先から腸こりをねらってほどくと、右首の頸椎6番付近の凝りもなくなり、不思議そうな様子。


実は、頸椎6番をはじめ、頸椎のいくつかは、脳から首を通って内臓に伸びる「迷走神経」の反応が出やすいのです。


そのため、腸こりをはじめ、胃こり、肝臓こりetc. 各内臓の凝りや疲労は、ダイレクトに首に反映し、肩こり・首こり、ひどいときには 寝違えにもつながります。

念のため、背骨など他からも腸こりをほどく施術ののちに、再度右斜め上を見上げていただくと、「大丈夫です〜っ」とのことで、元気にお帰りになりました。

夏の内臓は、冷えによってとても疲れています。

帰り際、「普段よく、セブンイレブンなどでコーヒー買いますか?」と伺うと「はい」とのことでした。

「調子がよくなるまではアイスコーヒーではなく、がんばってホットを選んでくださいね」とお伝えすると、どうやら当たっていた様子で、笑っていらっしゃいました。

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こちらは夏だからというわけではないですが、ラジオ体操をときどきしていた30代男性のお客様Fさん。

「背伸びの運動」のとき、勢いよく腕を上げた瞬間に腰にギクッときてしまいました。

寝込むほどではないですが、前に屈む動作がやりづらく、手がもともと床についていたのにつかないまま、しばらく過ごしているとのこと。

バンザイをした勢いで、肩甲骨の間にある胸椎5番が、ほんの少し前に入ってしまったようでした。

胸椎5番や、そこから上に下に、4つおきに数えた各椎骨は、体を前後に曲げる動作の支点となります。


前回の記事(8月4日分)では、体をねじる動作の支点のお話をしました。これら4つおきの椎骨は連動する性質があります。

今回のFさんは、前後動作支点の1つである胸椎5番の調子が乱れ、前に曲げにくくなってしまった様子。

固まってしまった胸椎5番や、痛めている付近の腰椎は触らずに、その上と下にある胸椎1番や9番を整えると、手が再び床につくようになりました。

同じく前回の記事内で、サッカーワールドカップテレビ観戦による寝不足から心臓疲労を起こし、そこから首こりになった女性のお話をしました。

心臓疲労の現れた箇所も胸椎5番でした。

その解消調整には、今回冒頭のYさんへの腸調整のように、やはり足先や手先からの施術が活躍しました。

同じ椎骨を整える場合でも、バンザイなど動作や姿勢の中で歪んだ椎骨には他の椎骨との連動を、内臓疲労から歪んだ場合には内臓疲労解消をと、施術を使い分けていきます。

もしも今回冒頭のYさんが、たとえば居間のソファによりかかり、首を変な角度にしたまま何時間か居眠りをしたことによる寝違えであれば、腸こり調整ではなく、他の椎骨との連動により頸椎を整えていくことになったでしょう。

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by naotknet | 2018-08-11 07:51 | 寝違え

40代女性のお客様Uさん。左首の凝りを訴えてのご来院。7月のことでした。

首の筋肉の凝りよりも目立ったのはもう少し下、肩甲骨間の筋肉の凝り……のなさです。

凝ってガチガチではなく、逆にやわらかすぎてへニャヘニャしていました。

椎骨でいえば、胸椎5番の左側。


このゾーンは心臓の疲れを表すことが多いのです。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

首の凝りとして感じていたのは、実は心臓疲労による、頚椎〜胸椎のバランスの乱れでした。

伺うと、サッカーワールドカップのテレビ観戦により、睡眠不足が続いていたとのこと。

一時的な状況ですので、しっかり寝れば大丈夫ですよ、とお伝えさせていただきつつ、心臓疲労調整。

胸椎5番の左側がふっくらしてくるにしたがい、首の様子も安定してきました

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50代女性のお客様Mさんは右首〜肩の凝りでご来院。

Uさんとは違い、右首〜肩、そして肩甲骨間にかけての筋肉はガチガチに凝っていました。

伺うと、素敵な‘かごバッグを見せて下さり、「こういうのを作るのが大好きで、教室3つかけ持ちで習っているんです」とのこと。

ガチガチの筋肉の凝りや張りをほどくのも施術の役割ではありますが、それだけでは、同じ作業により、再び凝りは起こります。

楽器の演奏がお仕事のお客様も来院されます。

楽器によっては手も足も微妙な動きを続けながら、長時間の演奏に体は耐えなければなりません。

施術者側として筋肉に注目しすぎると、あまりの凝りの硬さと深さに、(どうしたらこれがやわらかくなるのだろう……)と、途方にくれそうになります。

結果を出すためのコツは、それら筋肉による動作の支点です。

たとえば肩や腕の動きの支点となる胸椎3番を整えると、その周辺の凝りがほどけるだけではなく、日常の姿勢や動作も変わり、普段から凝りの起こりにくい体バランスを手に入れることができます。

胸椎3番や、そこから上に下に、4つおきに数えた各椎骨は、体をねじる動作の支点となります。

また、体の前後動作、左右屈動作などの支点となる椎骨もそれぞれあります。

不調箇所につながる支点が整えば、演奏動作や日常動作全体がスムーズになり、凝り固まっていた筋肉を自力でほどいていける下地ができます。

この下地作りも、均整施術の大切な役割なのです。

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Mさんの胸椎3番も順調に整い、「また明日から教室、がんばれそうですっ」とのことでした。

どうぞ無理せず楽しんで、また素敵な作品を見せて下さいね。

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by naotknet | 2018-08-04 07:28 | 首こり