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快風院『均整日記』 kaihuu.exblog.jp

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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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<   2019年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧



40代女性のお客様Fさん。右腕を動かすと、肩の痛む角度がある。

特に窓を拭くような動きで、手が下に行ったとき、赤丸付近が痛むご様子でした。


全体の姿勢で目立つのが、巻き肩。特に右が強いです。

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肩が巻き込みすぎると、腕の骨(上腕骨)と鎖骨や肩甲骨の間で、棘上筋(下図の矢印。鎖骨の下をトンネルのようにくぐっています)などをはさみすぎてしまい、動かしたときに痛むことがあるのです。


病院の受診で異常がなければ、巻き肩の解消が大切。ただ、肩だけを整えても、すぐにもとに戻ります。

からだ全体の事情として、Fさんは後重心が強いため、無意識に巻き肩にすることで、全体のバランスをとっていました。

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巻き肩を解消してしまうと、後ろにひっくりかえってしまうことになるのです。

特に右後ろに重心が偏るために、右肩の巻き込みを強めていました。

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なぜかと調べていくと、肝臓疲労でした。肝臓が疲れて上半身が右に傾き、かつ後ろに偏っていたのです。

伺うと、お仕事上、忙しい日々が続いていたとのこと。

肝臓疲労が解消されれば、右後ろへの傾きも解放されます。Fさんの右肩の不調には、このような全体からの立て直しが必要だったのです。

快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

ちなみに、意識してFさんのように右肩を下げ、上半身を右にねじれば肝臓を圧迫する姿勢になります。逆に左にねじれば広げる姿勢。

お酒を飲むときに体を左にねじった姿勢で飲むと酔いにくいと、昔から言い伝わっているのを聞いたことがあるかもしれません。

下図で言えば、緑の女性が酔いにくい姿勢、ピンクの女性が酔いやすい姿勢です。



Fさんはお酒も好きとのことでしたので、このようなお話も交えつつ調整は終了。窓拭き動作がしっかりできるようになりました。

すべての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れて下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

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◯単行本、電子書籍版ともに発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



by naotknet | 2019-06-29 07:43 | 肩痛

肩を痛めやすい人に、動きにくくなっている肩甲骨がよく見られます。

肋骨にペタッとくっついたように固まっています。

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑
かわいいフリー素材集 いらすとや

そのため、肩甲骨と上腕骨のつなぎ目(肩関節)ばかり動きすぎて負担がかかり、長年のうちに痛めてしまうのです。


肩甲骨も一緒に動けば、肩関節の負担が分散されます。

分散されない状態をたとえていうなら、おもちゃのロボット。

肩甲骨のないロボットの腕をグルグル、グネグネ動かし続けたら、肩関節のところからポキリと折れて壊れます。
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かわいいフリー素材集 いらすとや

肩甲骨が動いていないのは、まさにこのロボットの、四角くて硬い胴体のような状態なのです。

同じことが体の各所で起こります。

たとえば手指。パソコンやスマホ入力のとき、手のひらまで、一緒に動かしていますか?

手のひらをがっちり固めて、指先だけをガチャガチャと動かしているとしたら、先のロボットの肩と同じ状態が、指先で起こっています。

手のひらがロボの胴体のように固まったまま、指ばかりを動かしすぎれば、手のひらと指のつなぎ目に負担がかかり続けて痛め、バネ指などにもつながります。
素敵な演奏をするピアニストは、指先だけガチャガチャと動かしませんよね。

小さい頃にピアノを習っていたという40代女性のお客様Oさん。

いつも先生から「もっとしなやかに弾きましょう」と指導されていたそうです。

Oさんは指の不調でご来院。手のひらの中の細かな骨(中手骨や手根骨。上右図の赤丸内参照)同士がガチガチに固まっていましたので、しっかり整えさせていただきました。

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しなやかな手つきでピアノやギターを弾いたり、お寿司やおにぎりを握ったりするとき、手のひらの中の骨は、波のようにうねりながら動いています。

児童館にお勤めの20代女性Nさんの手のひらは、とてもやわらかでした。

若いから、だけではありません。若くてもガチガチの方はたくさんいます。

Nさんは仕事柄、子供と一緒に遊んでいて腕を持ったり支えたりするとき、指先でガシッと握らずに、ふわっと包み込む習慣がついているのでしょう。

どなたもパソコン、スマホをはじめ、家事全般他、あらゆる日常動作を、しなやかにピアノを弾くイメージで過ごしてみて下さいね。

手のひらをやわらかく動かせるようになれば、肩甲骨を始め、からだ全体も連動してしなやかになります。

この連動を使って、5月には「手のひらから肩を整える方法」の講義を担当しました。
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「身体均整師会東京支部ホームページ」より

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by naotknet | 2019-06-22 07:48 | 肩痛

50代女性のお客様Uさん。「立ったまま靴下が履けていたのに、腰が硬くて辛くて、履けなくなりました」とのこと。

先週のFさんと同じく、全体的に後ろ重心になり、骨盤が落ちていました。仙腸関節の動きも固まっています。

先週のFさんはこの後ろ重心のため、歩くときに足を前に出し辛くなっていました。

靴下を履く動作は、そこからさらに片足を上げなければなりませんから、余計に大変です。

Fさんのときには手首をよく整えましたが、Uさんにとってはさらに大切なポイントがありました。

それは胸の筋肉。大胸筋や小胸筋がカチカチに凝って、胸がつまった姿勢になっていました

伺うといくつかお悩みを抱えていらっしゃるようで、そのストレスにより巻き肩、猫背姿勢になっているご様子。

巻き肩、猫背と連動して骨盤の前側もせまくなり、落ちてしまったのでした。

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施術の中では、Fさんのように手首も整えました。

ただ今回は、手首と骨盤の連動というよりは、ストレス解消調整に用いる「心包経」ラインを通じて、詰まった胸を解放し、ストレスを受け流しやすい姿勢作り。
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経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂
ギザギザ線は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

胸が広がれば骨盤も起きてきます。

施術後、更衣室から「先生、(立ったまま)靴下履けます!」とうれしそうなお声が聞こえてきました。

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by naotknet | 2019-06-15 08:35 | 腰痛

50代女性のお客様Fさん。「椅子に座ろうと腰を下ろしていく途中、なんだかギックリ腰になりそうな違和感があります」とのこと。

「あと、歩いているときに、足が前に出ないのです」とも。

全体的に後ろ重心になり、骨盤が落ちていました。

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たとえば長時間しゃがみこんで、草むしりやお風呂掃除をし続けたあと、腰が痛くて伸びないことがあります。



Fさんはこれらのときのような骨盤の状況でした。

腰が丸まって骨盤が後ろに傾き、仙腸関節(下図参照)に、とても負担がかかっていたのです。



また、骨盤が落ちた後ろ重心姿勢では、足を前に出すと後ろにひっくり返りそうになるために出しにくく、小股歩行になってしまいます。


施術の最初に両方の手首をしっかり整えたあと、もう一度ベッドの端で座ったり立ったりをお願いすると、「腰が楽!」と驚かれていました。

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試しに待合室をグルグル歩いてもいただくと、スタスタ歩けて二度びっくりのご様子でした。

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かわいいフリー素材集 いらすとや

骨盤と手首はよく連動します。


伺うと、お仕事でも趣味(手芸)でも、手をとても使うとのことで、手首は言うなれば歯車が噛み合っていない状態が続いていました。

つられて骨盤の歯車も噛み合わなくなり、落ちる方向に固まってしまっていたのでした。


生理痛他、婦人科系の不調にお悩みの女性に必要な骨盤調整も、まずは手首をしっかり整えるところから始めるとよいのです。

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by naotknet | 2019-06-08 07:55 | 腰痛

30代女性のお客様Tさん。仰向けに寝ると、右の腰からお尻にかけて辛いとのこと。

仰向けの姿勢で両膝を立てて左右に倒してみると、右の腰を含めた右半身の動きが硬く、左に倒しくくなっています。

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二人目のお子さんが生まれて約7ヶ月。寝不足もあり、肝臓が疲れているご様子。肝臓こり’に引っ張られているのです。

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肝臓とギザギザ線は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

うつ伏せで背中から肝臓に関係する胸椎9番や腰椎2番(下図の赤丸)他を整えさせていただき、再び仰向けに戻っていただく途中、
「あれ? 右腰が楽ー」とびっくりなさっていました
先ほどの動きも、もちろん左右同じに。


お帰りの際、「そういえば最近、主人の足(ふくらはぎ)がよくつるんです」とご質問をいただきました。

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足がつるのも、肝臓の疲れのサインであることが多いです。

念のため健康診断の結果なども気にかけつつ、普段から肝臓疲労をためないようにすることが大切。

漢方でも「肝」は筋肉に関係が深いといわれます。

肝臓が疲れたままでは、筋肉疲労も解消できません。

均整施術では、背中からばかりでなく、下図のように足先からも、そしてもちろんお腹からも、その方の状況に応じて、様々な方法で肝臓疲労解消施術ができます



日々協力し合って、子育てをがんばっていらっしゃる姿が、お二人の肝臓疲労からイメージできました。引き続きしっかり整えさせていただきます。

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by naotknet | 2019-06-01 07:27 | 肝臓