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快風院『均整日記』 kaihuu.exblog.jp

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主に日々の施術の様子を書いていきますので、均整法を受けてみたい方、参考にして下さいね。


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40代女性のお客様Fさん。右腕を動かすと、肩の痛む角度がある。

特に窓を拭くような動きで、手が下に行ったとき、赤丸付近が痛むご様子でした。


全体の姿勢で目立つのが、巻き肩。特に右が強いです。

どこかが痛いとき、全体の姿勢を整えることが大切な理由(肩編)〜ある日の施術より〜_e0073240_16561198.jpg

肩が巻き込みすぎると、腕の骨(上腕骨)と鎖骨や肩甲骨の間で、棘上筋(下図の矢印。鎖骨の下をトンネルのようにくぐっています)などをはさみすぎてしまい、動かしたときに痛むことがあるのです。


病院の受診で異常がなければ、巻き肩の解消が大切。ただ、肩だけを整えても、すぐにもとに戻ります。

からだ全体の事情として、Fさんは後重心が強いため、無意識に巻き肩にすることで、全体のバランスをとっていました。

どこかが痛いとき、全体の姿勢を整えることが大切な理由(肩編)〜ある日の施術より〜_e0073240_17014484.jpg

巻き肩を解消してしまうと、後ろにひっくりかえってしまうことになるのです。

特に右後ろに重心が偏るために、右肩の巻き込みを強めていました。

どこかが痛いとき、全体の姿勢を整えることが大切な理由(肩編)〜ある日の施術より〜_e0073240_17152500.jpg


なぜかと調べていくと、肝臓疲労でした。肝臓が疲れて上半身が右に傾き、かつ後ろに偏っていたのです。

伺うと、お仕事上、忙しい日々が続いていたとのこと。

肝臓疲労が解消されれば、右後ろへの傾きも解放されます。Fさんの右肩の不調には、このような全体からの立て直しが必要だったのです。

快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆

ちなみに、意識してFさんのように右肩を下げ、上半身を右にねじれば肝臓を圧迫する姿勢になります。逆に左にねじれば広げる姿勢。

お酒を飲むときに体を左にねじった姿勢で飲むと酔いにくいと、昔から言い伝わっているのを聞いたことがあるかもしれません。

下図で言えば、緑の女性が酔いにくい姿勢、ピンクの女性が酔いやすい姿勢です。



Fさんはお酒も好きとのことでしたので、このようなお話も交えつつ調整は終了。窓拭き動作がしっかりできるようになりました。

すべての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れて下さいね。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

※パソコンからご覧でしたら、あなたのお悩み、痛む箇所をキーワードとして、右欄にある検索窓で、当ブログ内を検索してみて下さい。お悩み解消に役立つ情報が、きっと見つかります。

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◯単行本、電子書籍版ともに発売中です『夕刊フジ(産経新聞社発行)』公式サイト「zakzak」でも紹介されました。


『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

どこかが痛いとき、全体の姿勢を整えることが大切な理由(肩編)〜ある日の施術より〜_e0073240_10000818.jpg



気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



# by naotknet | 2019-06-29 07:43 | 肩痛

肩を痛めやすい人に、動きにくくなっている肩甲骨がよく見られます。

肋骨にペタッとくっついたように固まっています。

手のひらがやわらかい人は肩を痛めにくい? 〜ある日の施術より〜_e0073240_09402578.jpg
(c)フリーメディカルイラスト図鑑
かわいいフリー素材集 いらすとや

そのため、肩甲骨と上腕骨のつなぎ目(肩関節)ばかり動きすぎて負担がかかり、長年のうちに痛めてしまうのです。


肩甲骨も一緒に動けば、肩関節の負担が分散されます。

分散されない状態をたとえていうなら、おもちゃのロボット。

肩甲骨のないロボットの腕をグルグル、グネグネ動かし続けたら、肩関節のところからポキリと折れて壊れます。
手のひらがやわらかい人は肩を痛めにくい? 〜ある日の施術より〜_e0073240_08575415.jpg
かわいいフリー素材集 いらすとや

肩甲骨が動いていないのは、まさにこのロボットの、四角くて硬い胴体のような状態なのです。

同じことが体の各所で起こります。

たとえば手指。パソコンやスマホ入力のとき、手のひらまで、一緒に動かしていますか?

手のひらをがっちり固めて、指先だけをガチャガチャと動かしているとしたら、先のロボットの肩と同じ状態が、指先で起こっています。

手のひらがロボの胴体のように固まったまま、指ばかりを動かしすぎれば、手のひらと指のつなぎ目に負担がかかり続けて痛め、バネ指などにもつながります。
素敵な演奏をするピアニストは、指先だけガチャガチャと動かしませんよね。

小さい頃にピアノを習っていたという40代女性のお客様Oさん。

いつも先生から「もっとしなやかに弾きましょう」と指導されていたそうです。

Oさんは指の不調でご来院。手のひらの中の細かな骨(中手骨や手根骨。上右図の赤丸内参照)同士がガチガチに固まっていましたので、しっかり整えさせていただきました。

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しなやかな手つきでピアノやギターを弾いたり、お寿司やおにぎりを握ったりするとき、手のひらの中の骨は、波のようにうねりながら動いています。

児童館にお勤めの20代女性Nさんの手のひらは、とてもやわらかでした。

若いから、だけではありません。若くてもガチガチの方はたくさんいます。

Nさんは仕事柄、子供と一緒に遊んでいて腕を持ったり支えたりするとき、指先でガシッと握らずに、ふわっと包み込む習慣がついているのでしょう。

どなたもパソコン、スマホをはじめ、家事全般他、あらゆる日常動作を、しなやかにピアノを弾くイメージで過ごしてみて下さいね。

手のひらをやわらかく動かせるようになれば、肩甲骨を始め、からだ全体も連動してしなやかになります。

この連動を使って、5月には「手のひらから肩を整える方法」の講義を担当しました。
手のひらがやわらかい人は肩を痛めにくい? 〜ある日の施術より〜_e0073240_10051977.jpg
「身体均整師会東京支部ホームページ」より

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# by naotknet | 2019-06-22 07:48 | 肩痛

50代女性のお客様Uさん。「立ったまま靴下が履けていたのに、腰が硬くて辛くて、履けなくなりました」とのこと。

先週のFさんと同じく、全体的に後ろ重心になり、骨盤が落ちていました。仙腸関節の動きも固まっています。

先週のFさんはこの後ろ重心のため、歩くときに足を前に出し辛くなっていました。

靴下を履く動作は、そこからさらに片足を上げなければなりませんから、余計に大変です。

Fさんのときには手首をよく整えましたが、Uさんにとってはさらに大切なポイントがありました。

それは胸の筋肉。大胸筋や小胸筋がカチカチに凝って、胸がつまった姿勢になっていました

伺うといくつかお悩みを抱えていらっしゃるようで、そのストレスにより巻き肩、猫背姿勢になっているご様子。

巻き肩、猫背と連動して骨盤の前側もせまくなり、落ちてしまったのでした。

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施術の中では、Fさんのように手首も整えました。

ただ今回は、手首と骨盤の連動というよりは、ストレス解消調整に用いる「心包経」ラインを通じて、詰まった胸を解放し、ストレスを受け流しやすい姿勢作り。
腰が辛い方、ストレスからの場合はこうして整えます 〜ある日の施術より〜_e0073240_08121053.jpg
経絡図譜のフリー素材集|鍼灸指圧自然堂
ギザギザ線は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

胸が広がれば骨盤も起きてきます。

施術後、更衣室から「先生、(立ったまま)靴下履けます!」とうれしそうなお声が聞こえてきました。

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腰が辛い方、ストレスからの場合はこうして整えます 〜ある日の施術より〜_e0073240_10000818.jpg



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# by naotknet | 2019-06-15 08:35 | 腰痛

50代女性のお客様Fさん。「椅子に座ろうと腰を下ろしていく途中、なんだかギックリ腰になりそうな違和感があります」とのこと。

「あと、歩いているときに、足が前に出ないのです」とも。

全体的に後ろ重心になり、骨盤が落ちていました。

腰が辛い方、手首の使いすぎかもしれません 〜ある日の施術より〜_e0073240_10423778.jpg


たとえば長時間しゃがみこんで、草むしりやお風呂掃除をし続けたあと、腰が痛くて伸びないことがあります。



Fさんはこれらのときのような骨盤の状況でした。

腰が丸まって骨盤が後ろに傾き、仙腸関節(下図参照)に、とても負担がかかっていたのです。



また、骨盤が落ちた後ろ重心姿勢では、足を前に出すと後ろにひっくり返りそうになるために出しにくく、小股歩行になってしまいます。


施術の最初に両方の手首をしっかり整えたあと、もう一度ベッドの端で座ったり立ったりをお願いすると、「腰が楽!」と驚かれていました。

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試しに待合室をグルグル歩いてもいただくと、スタスタ歩けて二度びっくりのご様子でした。

腰が辛い方、手首の使いすぎかもしれません 〜ある日の施術より〜_e0073240_10490641.jpg
かわいいフリー素材集 いらすとや

骨盤と手首はよく連動します。


伺うと、お仕事でも趣味(手芸)でも、手をとても使うとのことで、手首は言うなれば歯車が噛み合っていない状態が続いていました。

つられて骨盤の歯車も噛み合わなくなり、落ちる方向に固まってしまっていたのでした。


生理痛他、婦人科系の不調にお悩みの女性に必要な骨盤調整も、まずは手首をしっかり整えるところから始めるとよいのです。

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# by naotknet | 2019-06-08 07:55 | ぎっくり腰

30代女性のお客様Tさん。仰向けに寝ると、右の腰からお尻にかけて辛いとのこと。

仰向けの姿勢で両膝を立てて左右に倒してみると、右の腰を含めた右半身の動きが硬く、左に倒しくくなっています。

腰が辛いときには◯臓が疲れているかもしれません 〜ある日の施術より〜_e0073240_09252042.jpg

二人目のお子さんが生まれて約7ヶ月。寝不足もあり、肝臓が疲れているご様子。肝臓こり’に引っ張られているのです。

腰が辛いときには◯臓が疲れているかもしれません 〜ある日の施術より〜_e0073240_10005343.jpg
肝臓とギザギザ線は「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんより

うつ伏せで背中から肝臓に関係する胸椎9番や腰椎2番(下図の赤丸)他を整えさせていただき、再び仰向けに戻っていただく途中、
「あれ? 右腰が楽ー」とびっくりなさっていました
先ほどの動きも、もちろん左右同じに。


お帰りの際、「そういえば最近、主人の足(ふくらはぎ)がよくつるんです」とご質問をいただきました。

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足がつるのも、肝臓の疲れのサインであることが多いです。

念のため健康診断の結果なども気にかけつつ、普段から肝臓疲労をためないようにすることが大切。

漢方でも「肝」は筋肉に関係が深いといわれます。

肝臓が疲れたままでは、筋肉疲労も解消できません。

均整施術では、背中からばかりでなく、下図のように足先からも、そしてもちろんお腹からも、その方の状況に応じて、様々な方法で肝臓疲労解消施術ができます



日々協力し合って、子育てをがんばっていらっしゃる姿が、お二人の肝臓疲労からイメージできました。引き続きしっかり整えさせていただきます。

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# by naotknet | 2019-06-01 07:27 | 肝臓

東京都内に引っ越して来られた方から、「地元で均整を受けていて、東京でも続けて受けたいと思って」と、ときどきお問い合わせをいただきます。

先日いらした30代男性のお客様、Oさんもそうでした。

実家住まいの学生の頃に、ひどい寝違えを起こしたそうです。

そのときに、ご家族のお知り合いから、ある均整院を紹介されました。

車を運転して向かおうとしたのですが、振り向くどころか、左のミラーを見ることができないくらい首が痛くて、正面を向いたまま動かせません。

代わりに親御さん運転してもらってようやく到着した均整院、帰りには自分で運転することができてびっくり。

それ以来、定期的に体メンテナンスとして均整施術を受けていらっしゃるとのことでした。

終わってから「久しぶりに、このスーッと抜ける感覚を味わうことができました」と、うれしいお言葉をいただきました。

ちなみにOさんはこの日、それほど不調を感じるところはなく、メンテナンスを重視した施術となりました。

もしも寝違えでいらしたとしたら、快風院ではたとえば下記のカテゴリ内のような施術をご用意しています。


昔のOさんのように、正面を向いたまま、ロックしてしまっている首だとしたら、直接何かをしたらとても痛いです。

下図のように、たとえば足先から、内臓疲労のいちばんたまっている臓器にむけて心地よい刺激を送り、少しずつロックを解除していきます。


頸椎や、首の筋肉自体に病院受診での異常がなければ、「首と内臓と神経」の関係により、内臓疲労から寝違えにつながることがとても多いからです。
均整院は全国にあります 〜ある日の施術より〜_e0073240_16411623.jpg
肝臓と整体の情報館

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快風院の常連様が遠くに引っ越されるときには、引っ越し先の近くに均整の先生がいらしたら、ご紹介差し上げています。

そんな先生方と年に2回お会いできる「身体均整師会」第133回全国講習会が、あさってから2日間開催されます。

その間、快風院はお休みをいただきご迷惑をおかけしますが、しっかり勉強して、来週からの施術を通じ、ご来院の皆様に還元致します。

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# by naotknet | 2019-05-25 08:15 | 寝違え

40代女性のお客様Uさん。いつもは1ヶ月に1度のペースで、体バランスチェックとメンテナンスのためにいらして下さっています。

前回ご予約の当日、お子さんが急な中耳炎で病院に行かなければならなくなっため、2ヶ月ぶりのご来院となりました。

「もう、カチカチを通り越して……」とおっしゃる体は、左右にねじってみると、ねじれる範囲がいつも以上に小さく固まっていました。

施術と施術との間が空いてしまってもご心配なく 〜ある日の施術より〜_e0073240_15414441.jpg

このようにお疲れのときには、施術の流れの中では、たとえば疲労回復に大切な肝臓を整える胸椎9番などを用います。

ただ、まずは全体のカチカチをほどかなければなりません。

そんなとき、足先から頭のてっぺんまで、順番にほどいていかなくても済むのが均整法のよいところです。

Uさんには、背骨の両サイドを走る膀胱経ライン上のツボ「飛陽(ひよう)」がピッタリはまりました。


飛陽をうまく用いると、背骨1個1個の椎骨をつないでいる靭帯を、上から下まで一気にゆるめてくれるのです

施術と施術との間が空いてしまってもご心配なく 〜ある日の施術より〜_e0073240_07273783.jpg

ビジブル・ボディ『ヒューマン・アナトミー・アトラス』

飛陽調整により、まずは左右にグルンとねじれるようにしておいてから、肝臓調整スタートです。


施術と施術との間が空いてしまってもご心配なく 〜ある日の施術より〜_e0073240_15430111.jpg

施術後には大きく深呼吸したり、体を曲げたり反らしたりしながら、「もう、何がなんだかわからなくなっていた、自分の体を取り戻しました」と、笑顔でお帰りになりました。

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『快風身体均整院』取材・広報


このように均整施術では、まず歪みを全体から大きくとらえて整え、その後、その方の整えるべき重要ポイントにせまっていくことができます。

今回の膀胱経「飛陽」のように経絡を応用したり、他には筋肉を「伸筋」と「屈筋」と大きくわけて、それぞれを一気にゆるめることのできる点を操作したりします。

施術と施術との間が空いてしまってもご心配なく 〜ある日の施術より〜_e0073240_05543013.jpg
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# by naotknet | 2019-05-18 07:41 | 肩こり

40代男性のお客様Hさん。1ヶ月に1度のペースで、体バランスチェックとメンテナンスのためにいらして下さっています。

今回は、「ここ最近、歩いていると右足の脛の外側が張るんです」とのことでした。

ときどきHさんに見られるこの状態のとき、「かなり忙しく、ストレスの多い最近だったのですね」と伺うと、たいてい当たります。

ストレスフルな状況が続くと、自律神経のバランスが乱れ、内臓疲労が起こります。

なかでも肝臓や胆のうは、その矢面に立つことが多いです。

肝臓は長期的にかかっているストレスに胆のうは日常のちょっとしたストレスに反応しやすい臓器といわれています。

Hさんも一時的に、肝臓・胆のう疲労姿勢が強まっていました。

肝臓や胆のうが疲れると、そこに向かって引っ張られるような姿勢になります。


そのとき、Hさんの右足は、体幹の捻れにつられて、わずかにこのようなかたちになります。
「自律神経のバランスを整える」って、具体的にどういうこと?(その18)〜ある日の施術より〜_e0073240_09463463.jpg

一見、左右バランスよく歩いているつもりでも、実はこうした微妙なアンバランスな姿勢が続くため、右脛にとても負担がかかってしまうのです。

ところで施術中、体が整ってくるにつれ、お腹が鳴ることがあります。

交感神経によりブレーキがかかりぎみだった内臓が、副交感神経のアクセルに切り替わってきたときです。

音の出どころは胃であったり、腸であったり。冒頭でお話しした胆のうであったりすることもあります。


胆のうは、胆汁と呼ばれる消化液をためておいて、必要に応じて出す臓器。ブレーキがかかったままでは、消化活動がうまくいきません。

Hさんの施術中にも「ギュルギュルギュルッ」と、胆のうからの音が続くことがあります。

初来院から何度かは、Hさんにこのような内臓疲労と姿勢と不調の関係についてお話しても、キョトンとされていました。

そのうちに、

Hさん「ギュルギュル音が出ましたねー(笑)、ありがとうございました」

私「こちらこそありがとうございました(笑)

と、知らない方が聞いたら意味不明な会話でお見送りすることができるようになりました。

快風院『均整日記』、おかげさまで15年目となりました(感謝)。当ブログの考え方の核となる身体均整法。実は身につけるための学園があります。日々の授業の様子など、下記リンク先をご覧下さい☆


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ちょうど今は「立夏(今年は5月6日)」を過ぎて、暦上では夏に入りました。

体は寒い時期の交感神経優位型から、夏の副交感神経優位型へと、本格的に衣替えです。

ストレス過多などにより、衣替えがうまくいかない方は、立夏や立秋、立冬、立春のおよそ10日前後に、体調不良が現れやすいです。

今年もゴールデンウィーク前後に肩痛、ぎっくり腰、指痛etc. と、何人もいらっしゃいました。

「ギュルギュル音」は、均整施術により、自律神経の衣替えをお手伝いできたかどうか、目安のひとつにもなります。

毎年、同じ時期に同じ不調を繰り返す方は、冬物夏物がごちゃまぜになり、衣替えがうまくできなくなっている可能性があります。

まずは大胆な断捨離が必要かもしれません。一度、お近くの均整院にご相談下さいね。

すべての不調を均整法はかたちや動きに置き換える視点を持っています。

医学的視点と合わせて、均整法視点もぜひ、毎日の生活の中に取り入れて下さい。

快風身体均整院 田川直樹)


※均整法では「前後型(頭脳型)」「左右型(消化器型)」「回旋型(ねじれ型・泌尿器型)」「肋骨型」「骨盤型」など、体型を姿勢や動きによって12種類に分けて考え、さらに悪姿勢や偏った動作からか来た歪みか、内臓疲労や脳疲労から来た歪みかを分けて調整します。

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『体内疲労をとる5分間内臓ウォーキング
脳から肝臓・胃腸・子宮まで若返る!』

(田川直樹著・さくら舎刊)

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気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



# by naotknet | 2019-05-11 07:46 | 自律神経

40代女性のお客様Yさん。喉のイガイガ、声かすれがここしばらく続いている。

イガイガするのはどちらかというと右側で、お医者さんでは「花粉症の薬の副作用かもしれません」とのことだったようです。

これらをお話しして下さっているときの声も、確かにかすれ気味でした。

声のかすれを体バランス視点からみると、「恥骨」の歪みが関係します。

「腎経」ラインで、喉と恥骨が結ばれるからです。

このような背景をお話ししつつ、恥骨を軽く押さえさせていただくと、右側に痛みを感じる部分が一点ありました。


施術としては、腎経のツボ「照海」を中心に、足の内くるぶしを整えます。恥骨の痛みが消えることが目安です。

さらに全体も整えて施術終了。ご主人とともにご来院でしたので、待合室で待っていていただきました。

ご主人の施術が終わり、再びYさんとお話ししたとき、「あ、声がかすれてない!」とびっくりなさっていました。

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ちょうど胃の調子も今ひとつで、ここのところゲップがよく出るともおっしゃっていましたので、その調整にもなりました。

腎経ラインは横隔膜を通ります。


腎経ライン全体の凝りは恥骨や喉だけではなく、横隔膜にも影響をおよぼします。

横隔膜が凝って縮こまると、近接している胃を始めとする内臓の働きも落ちるのです。

今回の腎経ラインの凝りのような状態を、私は「こりライン」と読んでいます。

下の写真のように日常の姿勢が悪くなると、腎経ラインがこりライン化する、とも言えます。

喉の不調にお悩みの人は、◯骨を整えましょう 〜ある日の施術より〜_e0073240_14232989.jpg

そして、こりライン上の恥骨が歪んだり、横隔膜が縮こまって胃の調子が落ちたり、喉も緊張して声がかすれる、などの状態になるのです。

こりラインは均整施術の他、ウォーキングによってもゆるめることができます。

こちらに詳しく書きましたので、参考にして下さいね。


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気になる不調解消ポイントに輪ゴムを巻いて歩くことも、ぜひお試し下さいね。



# by naotknet | 2019-05-04 06:47 |

50代男性のお客様Tさん。ここ1週間ほど仕事が忙しく、昨日ようやく終了。


その翌日午後のご来院で、「昨夜はほぼ徹夜でした〜っ」とのことでした。


頭から首、肩がパンパン、カチカチ。逆に、腰から下はフニャッとやわらかすぎる感じがします。


何年か前に初めていらしたときには、この上下のアンバランスがさらに広がったことによる腰痛でお悩みでした。


仕事柄、毎日長時間のデスクワークは以前も今も変わらずのため、ときどきこうして、上下のバランスを整えにメンテナンス施術にいらっしゃいます。


長時間の頭脳労働と座り姿勢が、上下のバランス、そしてその境目である腰にとってダブルパンチです。


頭の使いすぎによって気が上に上がり、加えて座りっぱなしによって足腰が使われなさすぎて、より頭に気が上がってしまいます。


重心が上に集まりすぎる、といってもいいでしょう。


漢方でいえば、「上実下虚」あるいは「頭熱足寒」の状態。その境目である腰は、とても不安定で痛めやすくなってしまうのです。


施術としては、脳疲労解消に用いて力を発揮する、均整法12種体型「頭脳型」調整。


上に集まりすぎた重心を下に下ろし、上下のバランスをとることができます。


セルフケアとしては、仕事の合間にこまめに背伸びをすることも、上下のバランスを整えるために有効です。


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子宮脱でお悩みの女性の多くも、上下のバランスが乱れて上実下虚になっています。


長年のストレスその他により呼吸が浅く、肋骨の動きが硬くなり、上からの腹圧もかかりやすいため、まずは肋骨をよくゆるめて動くようにします。


その上で、子宮に関係の深い胸椎と腰椎の間の椎骨を整えます。特に胸椎12番(下図の赤丸)が大切。



仕上げに、力の抜けてしまった骨盤を、しっかりしめるとよいでしょう。


上実下虚のセルフケアとして、背伸びの他、ウォーキングも効果的。


足腰をしっかり使って、上に上がりすぎた重心を、下に振り分けるのです。


ウォーキングにはその他に、もいくつもの効用があります。


こちらに詳しく書きましたので、参考にして下さい。




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# by naotknet | 2019-04-27 07:16 | 腰痛